ご好評のうちに本会は終了いたしました。
ご参加頂きましたお客様ならびにご協力頂きました皆様には深く御礼申し上げます。
発表ハイライト
OpenFOAM®の強化版HELYX v2.1新機能を英国Engys社の代表開発者が来日講演!
航空、自動車、造船、鉄道業界における応用事例をご紹介!
Helyx-SASのGUIからのPointwiseメッシュのダイレクトな入力、強化版OpenFOAM®ソルバの実行、FieldViewのダイレクトな起動によるポストプロセスといった一連のワークフローをご紹介!
HELYXは英国Engys社が開発、(株)CAEソリューションズが販売・サポートします。
Helyx-SASはPointwise、FieldView用のためのOpenFOAM® GUI、(株)ヴァイナスが販売・サポートします。
ご挨拶
平成26年4月吉日
株式会社ヴァイナス
営業部
拝啓 貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格段のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
本セミナーでは、OpenFOAM®(現在、ESIグループが著作権を保有)の開発で高い信頼と豊富な経験を持ち高い信頼を得ている開発者が創業した英国Engys社のゼネラルマネージャ「Dr. Eugene de Villers」が来日し、OpenFOAM®を設計実務へ効果的に適用するためのソリューション『HELYX』、『Helyx-SAS』を紹介します。
Dr. Eugene de Villersはロンドン大学インペリアルカレッジにてPhD(機械工学)取得後、Nabla社、Icon社にて開発部門長を歴任し、OpenFOAM®を開発したオリジナルメンバーの一人です。現在はEngys社のDirector General Managerとして、OpenFOAM®を設計利用に活用するための開発と応用を担当しています。
HELYXはEngys社によるOpenFOAM®の強化版で、標準OpenFOAM®より強化された機能とソルバGUIそしてマニュアルを整備することで、システムの専門知識の無い設計者でも直観的に使えるようにした製品であり、その高度なソルバ機能と、航空、自動車、造船、鉄道業界における具体的な応用事例をご紹介します。
OpenFOAM®の実行時の計算安定性と数値解の精度を確保するためには、高品質なメッシュが要求され、高い頻度で発生する並列計算や複数ジョブの可視化が必須であり、ポストプロセッサの使い勝手が非常に重要になります。
今回のセミナーでは、OpenFOAM®の性能を最大限に引き出す高品質メッシュジェネレータ『Pointwise V17.2』とOpenFOAM®の並列計算結果の強力な可視化ポストプロセサである『FieldView 14』の概要と最新機能と、Helyx-SAS利用し、FOCUSスパコン上でプリ&ポストプロセスを含む一連のワークフローをご紹介します。
Helyx-SASは、プリ&ポストプロセスに高いレベルで応えることができるPointwiseとFieldViewをHELYXとダイレクトに結合するGUIで、OpenFOAM®を精度よく簡単に利用することで設計業務の効率化を実現します。
本セミナーを設計業務の効率化の一助にして頂ければ誠に幸いです。
敬具
※OpenFOAM®はESIグループが現在著作権を所有する、C++言語で書かれたCFDオープンソースソルバのライブラリ集です。
※Helyx-SASのPointwise/FieldView接続部については(株)ヴァイナスが販売・サポートを行います。
※HELYXは(株)CAEソリューションズが販売・サポートを行います。
英国Engys社沿革
OpenFOAM®を用いて、CFDを設計実務に適用することを目的に、2010年英国にて設立。OpenFOAM®をベースとしたパッケージツールのHELYXやHelyx-OSを開発して、自動車、航空宇宙、発電、石油と天然ガス等の広範囲な産業分野に適用可能な製品と技術サービスを提供しています。
英国Engys社 Eugene de Villiers PhD MSc DIC氏 略歴 1998年、南アフリカ ステレンブーシュ大学で修士号(機械工学)取得。その後2007年にロンドン大学インペリアルカレッジにてPhD(機械工学)取得。Nabla社、Icon社にて開発部門長を歴任。現在、Engys社のDirector General ManagerとStreamline社の取締役を兼任。 |
開催概要
開催日時 | 【東京会場】 2014年5月20日(火) 10:00-16:20(受付開始9:30~) AP品川 A+Bルーム(京急第2ビル10F) 住所:東京都港区高輪3-25-23 京急第2ビル10F アクセス:東海道新幹線・JR東海道線・JR山手線・JR京浜東北線・JR横須賀線・京浜急行線「品川」駅徒歩約3分 |
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共催 | 株式会社ヴァイナス、株式会社CAEソリューションズ |
参加費 | 無料(但し、事前登録を要します。) |
受講対象者 |
※ベンダー様につきましては参加をお断りさせて頂く場合がございます。予めご了承願います。 |
参加お申込み方法 | 受付は終了しました。ご好評のうちに本会は終了いたしました。 |
セミナープログラム(講義形式)
※プログラム内容が一部変更となりました。
9:30 - 10:00 | 受付 | ||
10:00 - 10:10 | ご挨拶 | ||
株式会社CAE ソリューションズ 代表取締役 今木 敏雄 |
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10:10 - 10:25 | HELYX市場動向 | ||
FOAM, OpenFOAM®を日本でご紹介し始めてから早13年が過ぎました。また、Helyxの登場からも2年が経ち、オープンソースCFDの市場も確立し始めています。本セッションでは、CAEソリューションズの取り組み、サポート体制なども含めご紹介させていただきます。 | |||
株式会社CAE ソリューションズ PLM 事業部部長 吉野 孝 |
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10:25 - 10:40 | OpenFOAM®の強化版 Helyx-SASのご紹介 | ||
Helyx-SASは英国Engys社が開発し株式会社ヴァイナスが販売する、HELYX-COREを実行するための専用GUIです。PointwiseやFieldViewとシームレスに接続するワークフローをご紹介致します。 | |||
株式会社ヴァイナス 技術一部 福地 健 |
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10:40 - 11:10 | Engys社ご挨拶 | ||
昨年のHelyxリリース以来、各方面からOpenFOAM®実用化に向けての取り組みが加速されたとのご報告をいただきました。新しいバージョンでは更に強化されたメッシングとソルバ、使い易いGUI、ESI-OpenFOAM v2.2対応と先進的機能が盛り込まれました。また、今後の開発予定などもお話したいと思います。 | |||
Engys 社 General Manager Dr. Eugene de Villers |
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11:10 - 11:25 | OpenFOAM®の性能を最大限に引き出す高品質メッシュジェネレータ・Pointwise V17.2 | ||
Pointwiseは高いメッシュ品質と高い操作性をもち、幅広いCADフォーマットやOpenFOAM®をはじめとした数多くのCFDソルバに対応したメッシュジェネレータです。複雑なジオメトリへもロバストに境界層テトラ/ヘキサメッシュを含む非構造格子を生成するT-REXと最新バージョンの機能をご紹介します。 | |||
株式会社ヴァイナス 技術一部 鈴木 洋之 |
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11:25 - 11:40 | OpenFOAM®・大規模CFD・クラウドコンピューティング環境に対応したFieldView 14 | ||
FieldViewはOpenFOAM®ダイレクトリーダを搭載し、並列実行された解析結果を変換することなく、実行終了後ただちに結果を評価することができます。大規模CFD解析やクラウドコンピューティング環境、並列可視化処理にも対応しているFieldView 14の概要と最新機能をご紹介します。 | |||
株式会社ヴァイナス 技術一部 鈴木 洋之 |
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11:40 - 13:10 | ランチ&ランチョンセッション ※昼食は各自でご用意ください。 | ||
13:10 - 13:30 | 「FOCUSスパコン」のご紹介 | ||
FOCUSスパコンは、産業界のスパコン利用企業層の拡大を目的に整備された国内唯一の産業界専用の公的スーパーコンピュータです。シミュレーション技術の活用による産業競争力強化のために幅広くご利用いただいているほか、「京」へのステップのためのテストベッドスパコンとしての役割を担っています。この度、FOCUSスパコンは、利用企業数拡大や高度並列化に対応したシステム増強を実施し、総理論演算性能は272テラフロップスに達しています。 | |||
公益財団法人 計算科学振興財団 技術顧問 福田 正大様 |
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13:30 - 13:45 | CCNV-Suite1 マルチHPCサーバーゲートウェイのご紹介 | ||
自社サーバーやクラウドHPCサーバーをWindows環境から簡単に利用し、設計チーム間の情報共有も加速するクラウドコンピュータ運用支援システムをご紹介します。 | |||
株式会社ヴァイナス 代表取締役 藤川 泰彦 |
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13:45 - 14:05 | FOCUSスパコン及びスーパーコンピュータ「京」上でHELYX-COREを使用するワークフローとサポートサービスのご紹介 | ||
Engys社による強化版OpenFOAM®であるHELYX-COREの運用利便性を向上させる目的で、FOCUS及び京スパコン上でHELYX-COREを簡便に使用するワークフローを提案致します。ソルバ運用のサポートサービス体制と合わせて、ご紹介致します。 | |||
株式会社ヴァイナス プロジェクト推進部 十川 直幸 |
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14:05 - 14:35 | HELYXソルバ技術 | ||
HELYX v2.1ではLinux版に加えWindows版がリリースされ、更に身近なCFDツールになりました。CHT(対流・伝導共役伝熱)や輻射ソルバの強化、境界条件追加、ロバスト性向上など最新機能の紹介を致します。 | |||
Engys 社 General Manager Dr. Eugene de Villers |
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14:35 - 14:50 | ELEMENTSと車両設計 | ||
収束性が良く高速解析が可能なカップルドソルバや設計最適化に有効なアドジョイントソルバなどのHelyx-Option Solverと車体空力解析に特化したELEMENTSの開発状況もご案内致します。 | |||
Auto Research Center 社 CEO Mr. Mike Camosy |
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14:50 - 15:10 | 休憩およびデモ | ||
15:10 - 15:55 | HELYXユーザー事例紹介 | ||
オープンソースCFD導入時の課題をHelyxユーザー様が如何に解決し、設計効率を改善されたか、自動車、列車、造船、宇宙船など様々な分野でのシミュレーション事例をご紹介します。また、アジョイント最適化ソルバの事例とデモをご案内いたします。 | |||
Engys社 General Manager Dr. Eugene de Villers |
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15:55 - 16:10 | 質疑応答 | ||
Engys 社 Auto Research Center 社 Streamline Solutions 社 株式会社CAE ソリューションズ 株式会社ヴァイナス |
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16:10 - 16:20 | 閉会のご挨拶 | ||
株式会社ヴァイナス 代表取締役 藤川 泰彦 |
※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。