GPUネイティブ・高速流体解析ソルバ Flow360

  • GPUネイティブコードだから達成できる高速計算
  • 精度、ロバスト性においても他ソルバをリード
  • 格子生成、計算設定、計算実行から可視化までWEB-UIで操作可能

Flow360は、GPUによる高速計算を前提にしたCFDソルバとして、MITの研究者によって開発されました。近年のCFDの産業利用において、複雑な流体現象を精確に再現することが求められる一方で、計算コストが膨大となることが課題となっていますが、Flow360はそれを解決することが可能です。
従来の汎用ソルバが元コードを単にGPU対応にすることで計算の高速化を図るのに対し、Flow360はGPU利用を前提として作られたGPUネイティブコードであるため、今までにない計算速度を実現することができます。

Flow360の特長

1億メッシュの大規模計算であっても、 定常解析は数分、非定常解析は数時間で実行可

直感的なWEB-UIですべての操作が完結

多孔質体モデル、共役熱伝達(CHT:Conjugate Heat Transfer)、回転体(MRF、AMI、Blade Element Theory…)、音響解析など、各種モデルを標準実装

▲ AIAA High Lift Prediction Workshopにおける迎角スイープ感度解析(Cfコンター)
画像提供元:Flexcompute社

開発元 米国Flexcompute社沿革

高度なコンピューティングによるエンジニアリング界のイノベーション加速という1つの使命を持って、2016年米国にて設立。まったく新しいGPUネイティブソルバのFlow360を開発し、電気自動車、電機航空機、高効率風力タービン、量子コンピューティングチップの設計において、数十の企業をサポートしています。