企業利用向けオープンソースCFDソフトウェア HELYX®

HELYX®の特長

OpenFOAM®を強化した汎用流体数値計算ソフトウェアであるHELYX®は、計算のロバスト性を向上したソルバHELYX-Coreを中核として、各種パラメータを設定するためのGUI環境であるHELYX-GUIを備えています。さらに、各種アドオンモジュールを追加することで、より高速、高精度な計算への対応を可能とします。 一般的な商用CFDソフトウェアと同等の使用環境を実現しています。

ソフトウェア構成

HELYX®の機能

HELYX®における解析の流れ

HELYX®における解析は全てGUIによる操作で完結します。

HELYX®における解析の流れ

HELYX-GUI

OpenFOAM®のパラメータを容易に設定するためのGUIで、誰でも簡単にOpenFOAM®強化版を実行できます。

複雑形状の物体に対するロバストで高速な自動メッシュ生成

車両長さ方向の抗力係数の変化など、各種出力をGUI上で確認可能

▲ 車両長さ方向の抗力係数の変化など、各種出力をGUI上で確認可能

HELYX-Core

OpenFOAM®をチューニングし、ロバスト性等の機能を向上させたソルバ
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helyxHexMesh

HELYX®にはオートメッシャhelyxHexMeshが同梱されております。これはOpenFOAM®付属のオートメッシャsnappyHexMeshを改良したもので、物体形状の再現性やメッシュ品質が向上しております。helyxHexMeshは並列処理に対応しているため、自動車エンジンルーム内のような複雑形状の物体が多数存在することでメッシュ数が多くなる計算対象についても、メッシュ生成時間を大幅に短縮できます。また、HELYX®ではメッシュ生成時と同じ並列数でそのままCFD計算を実行できるため、スムーズで高速なCFDワークフローを実現できます。

snappyHexMesh(OpenFOAM®標準のオートメッシャ)とhelyxHexMesh(HELYX®標準のオートメッシャ)の比較はこちら

OpenFOAM®とHELYX®のメッシャの比較

複雑形状の物体に対するロバストで高速な自動メッシュ生成

▲ 複雑形状の物体に対するロバストで高速な自動メッシュ生成