AIを利用した次世代型最適設計システム OASIS AI
OASIS AI事例
プラスチック射出ゲート位置の最適化
使用ソフト | Autodesk Inc.社:Moldflow |
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< 課題 >
現在の射出ゲートの分配位置案では、充填はスムーズに行われるものの、形成時の初期反り量が大きくなってしまうため、反り量を抑えたゲート位置の検討が課題となります。
< 解決策 >
12か所の射出ゲート位置を設計変数として、Moldflow と OASIS AI を連携し、形成時の反り量低減を目的としたゲート位置の最適化を実施しました。ゲート位置はY方向にのみ推移するパラメータとして、部分的なオーバーラップは許容するものとして考慮しています。
▲ 射出ゲート位置の変数設定
< 結果 >
36回の最適化計算回数で、最適化前の射出ゲート位置に比べて、形成時の反り量を約44%低減することに成功しました。
▲ 最適化計算のParallel Coordinate Plot
▲ 最適化前後のゲート位置とZ方向の反り量比較