AI機械学習を利用したPOD/DMD解析システム VFBasis

VFBasis利用事例

液面の変動のモード分解- 弊社ベンチマークテスト

モード解析は津波や高波の発生予測など、複雑なデータを扱う防災分野でも適用が研究されています。その単純化した例として、水が張られた容器に発生する波紋をモード分解した事例をご紹介します。

対象とする物理量は気相体積率を指定して波高を表現します。初期状態としては水面に立つ液柱を仮定し、計算開始とともに重力により液柱が沈み込み、水面には波紋が発生します。図の色は液面高さを表し、白を基準に赤が+、青が-の波高を示します。容器の壁による跳ね返りがあるため、波紋はある程度複雑なものとなります。液面に発生する波紋を周波数ごとに分解して波の発生パターンの特定が可能です。

VFBasis2.1より任意のパラメーターに対応するようになり、汎用性が拡張されました。
 

入力データ

St=0.23のモード St=0.19のモード St=0.17のモード

※任意の物理量での解析はFV-UNS、EnSight-Gold、OpenFOAMの入力データに対応します。