セミナー開催情報

プログラム DAY 2(11月2日)

 DAY 2
高速計算事業 Super Matrix Solver

10:00~10:15

Super Matrix Solverの製品ラインアップ及び高速化サービスの紹介
弊社 プロジェクト推進部 石上 隆司

Super Matrix Solverシリーズに新ソルバパッケージが登場、高速計算事業における新しい取組と併せてご紹介

10:15~10:45

SMS-AMGによる乱流解析コードSMART-femの高速化
財団法人電力中央研究所 地球工学研究所 流体科学領域  江口 譲 様

SMS-AMGを当所で開発したLES乱流解析コードに導入し、行列解法の収束特性や計算時間を従来法と比較した。SMS-AMGを用いた場合、圧力ポアソン式の解法に関しては従来法に比べて10倍程度の高速化を確認した。

10:45~11:15

SMS導入による離散解析手法を用いたコンクリート破壊解析システムの開発
北海道大学大学院 工学研究科 環境創生工学専攻社会基盤施設管理講座 
維持管理システム工学研究室
(現在:スイス連邦工科大学に日本学術振興会海外特別研究員として所属)
長井 宏平 様

コンクリート材料の破壊進行過程を表現することに適した離散解析手法を用い,三次元解析システムを開発した.SMSを導入することにより,行列解法に関する深い知識を必要とせずに,パーソナルコンピュータを用いた解析システムの開発に成功した.

11:15~11:45 3次元電磁場解析ソフトμ-MFへのSMS-AMG辺要素版の適用結果について
株式会社ミューテック 代表取締役 野島 洋一 様

当社のFEM3次元電磁場解析パッケージμ-MFに商用ソフトとして、世界ではじめて辺要素対応AMG法を組込みました。まずμ-MFをご紹介し、辺要素対応版AMG法である最新のSMS-AMGの高速計算効果について報告します。

11:45~12:45

昼食 および デモ

基調講演
12:45~13:25

 

ロケット開発におけるCFD
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構
情報・計算工学センター 主任開発員 博士(工学)
山西 伸宏 様

H-IIAロケットの基本設計は1990年代初頭であったために開発当初はCFDを積極的に活用する状況にはなかったのですが、現在の信頼性向上プログラムにおいては多方面で利用されており、いまやロケット開発において欠かせないツールとなっています。本講演では、ここ数年の事例紹介を中心に、H-IIAロケットの開発におけるCFDの実績や今後の果たすべき役割などについてご紹介します。

CAEシステム開発サービス
13:25~13:40 R&Dシステム化サービスの紹介
弊社 プロジェクト推進部 石上 隆司

CAEにおけるデータ管理や工程管理など、自動化の次の効率化取組みについてご紹介
13:40~14:15 可視化機能付き解析結果DBシステム「POSTMILL」について
株式会社ゼクセルヴァレオクライメートコントロール 
エアコン開発部 甲地 一久 様

車両用HVACの短期開発要求に応えるべく設計者向けCFDシステムを導入しているが、そのシステムのデータ管理と可視化機能を補完するシステムである「POSTMILL」の開発をヴァイナス殿と共同で行い運用を開始した。

14:15~14:25

コ-ヒ-ブレイク および デモ

設計者のためのターボ機械熱流体解析システムFINE/Turbo,
完全3次元対応回転翼形状最適設計システムFINE/Design3D,
熱流体解析システムFINE/Hexa,
流体・構造解析用 全自動ヘキサメッシュジェネレータHEXPRESS

14:25~15:45

ターボ機械CFDを中心としたヘキサメッシュによるCFD設計最前線(FINE/Turbo V7、HEXPRESS V2)
弊社 CFD技術部 澤 芳幸

ヨーロッパでのターボ機械分野を中心とした適用事例、CFD設計現場における活用方法と設計改善効果のご紹介


"Presentation and demonstration of the new release of FINE/Turbo and FINE/Design - version 7. Presentation and demonstration of the new generation of unstructured CFD technology for complex internal and external flows, with FINE/Hexa. Presentation and demonstration of the new release of HEXPRESS."
NUMECA International
Mr. Marc Tombroff, General Manager,

新バージョンとなるFINE/Turbo V7とHEXPRESS V2の新機能、開発情報を最新のユーザー事例を交えながらプレゼンテーションとデモンストレーションでご紹介します。
15:45~16:35
“Improving CFD prediction accuracy for industrial turbomachinery applications by introducing transition modeling.”
NUMECA Ingenieur Buro
Mr. Thomas Hildebrandt

CFDはターボ機械設計ツールとして広く利用されていますが、境界層での乱流遷移現象については十分に考慮されていないと言えます。特に、低速のコンプレッサや低圧力比のタービンなどの低レイノルズ数の流れ場では、乱流モデルのみで取扱うことにより精度に大きな影響をもたらします。今回の発表では、Abu-Ghannam and Shawによる乱流遷移モデルを用いた1.5段コンプレッサの定常・非定常計算結果についてご紹介します。


“The future of industrial applications for turbomachinery with new generation of CFD technology, including non reflecting mixing planes, transition and non linear harmonic rotor/stator interaction.”
Rolls-Royce GmbH
Dr. Marius Swoboda

近年のCFD解析手法とCFD設計手法はターボ機械の段落解析設計で改良され、確立されてきたと言えます。この段落解析では、一般的に動翼と静翼の境界面は周方向で平均化されるミキシングプレーンとして取り扱われることが多くなっていますが、本セッションでは、さらに進んだ定常・非定常計算手法や乱流遷移モデルによる段落解析の事例をご紹介します。

16:35~16:45

コ-ヒ-ブレイク および デモ

 

16:45~17:20

 

 

ガスタービン開発におけるFINE/Turbo活用事例
川崎重工業株式会社 ガスタービン・機械カンパニー
ガスタービンビジネスセンター
須賀 信也様

近年、計算機能力の著しい向上に伴いCFD技術は日常的な設計ツールとなりつつあり、弊社においてもガスタービン開発へのCFD技術適用を積極的に進めている。本発表では、設計・開発現場におけるFINE/Turbo活用事例について紹介する。

ノンパラメトリックコンセプトデザインTOSCA5.0
17:20~17:45 コンセプト段階で活躍するノンパラメトリック構造最適設計ツール
弊社 CAE技術部 森田 真児

欧州自動車メーカ及びサプライヤーにみる設計の最新事情、その設計場面におけるTOSCAの活用方法と効果のご紹介


※講演タイトル、内容、スピーカーは都合により変更になることがありますので予めご了承願います。

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