FF016 (サンプルスクリプト)非定常データの時刻方向平均値の算出を行う
 ◆ 概要 ◆
非定常データを 定常計算データとして append mode 読み込みすることで、解析結果の時刻方向平均値を算出する FVX サンプルです。
 ◆ 詳細 ◆

今回の事例においては、インストールディレクトリ内 (FieldView version 12.x を想定しています)の \example\rectangular_duct ディレクトリ内に格納されている ダクト内流れの非定常解析結果事例を利用します。

まず、作業ディレクトリに、 \rectangular_duct をディレクトリごと、コピーしてください。その後、下に記載してある TransientAverageSample.fvx を1つ上の階層にコピーし、ソーススクリプトを多少修正し、実行します。

《修正箇所》

・FILENAME ......... 読み込む非定常計算結果ファイル 〜.uns
・FILEPREFIX .........上記ファイルの連番表記を含まない部分までのファイルパス文字列
・FILECOLOR ......... color セッティングに関わる Restart File (今回は未使用)
・FILEVIEW ......... view 関連セッティングに関わる RestartFile
・VARNAME ......... 時刻方向平均の対象となる変数名

《注意点》

個々の時刻に対応した uns ファイルから 変数を読み込み、単純平均するだけですので、不等間隔タイムステップなどを考慮した厳密な時間平均値でないので、注意してください。濃度平均値など総物質移動量を、総流量で割り算する必要がある平均値算出法とは違います。あくまで単純平均操作スクリプトです。

また、 個々の dataset のデータ容量が大きかったり、時刻数が増えるにしたがって、メモリ容量を必要としますので、場合によっては、こちらの FVX スクリプトで対応できないこともございますので、ご了承ください。

*描画状況

FVX の中身は、8 つの function 部分と bottom 部の main パートに分かれています。

メインパートの中での処理概要は

1. 読み込みファイル指定、Restart File の読み込みなどの初期設定部

2.非定常データの time step 数の取得 (func readRectDuctdemo)

3.第一時刻を replace mode で読み込み描画処理

4.時刻方向のメイン loop 処理

   →この中で、随時 formula に関するリスタートファイルに各時刻の変数を書き込んでいきます。

    *最終的には、時刻数で割り算する形の ユーザー関数が生成されます。

5.ユーザー関数の作成( Restart File の出力)

となっております。 FVX スクリプト実行後は、手作業操作で scalar function を選択してください。FVX 中に現れる各コマンドについては Reference Manual の Chapter 15, Chapter 16 をご参照ください。

FVX とRestart ファイル は

TransientAverageSample.zip

こちらからダウンロードしてください(右クリックして”対象をファイルに保存”を押してください)。 サンプル FVX では、 temperature の時刻方向平均値 "AVEtemperature" を生成する仕様となっています。

※FVXの詳細については、英文のReference Manual もしくは、日本語デべロッパーズマニュアルをご覧下さい。

   
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