FieldView には直接的な積分処理機能はございませんが、こちらで紹介する FVX スクリプトを利用しますと、体積積分の演算が可能になります。
FieldView version 12 より、体積積分に関わる FVX サンプルがインストール
ディレクトリ内に同梱されております。
* Windows 上でデフォルトインストールであれば
<FieldViewインストールディレクトリ>\fvx_and_restarts
・basic_volume_integral.fvx
・calc_volume_integral.fvx
内容的には、台形則もしくはシンプソン則のいずれかを選択して対象 surface
の体積積分の操作を行うものとなっております。
calc_volume_integral.fvxの例では、チュートリアルデータrecirc.unsの読み
込み操作を行った後に、calc_volume_integral.fvxを実行すると、
basic_volume_integral.fvxをコールし、以下の順で5つの例の体積積分を行い、
計算結果を標準出力します。
■ 手順1.
まず、こちらから、作業ファイル群をダウンロードし(右クリック -> ファイルを保存)、作業ディレクトリで解凍保存してください。解凍してでてくる "recirc.uns" という FV-UNS ファイルは、FieldView のチュートリアル事例で使われるファイルです。上述のように サンプル FVX は インストールディレクトリにも同梱されております。
■ 手順2.
[File] -> [Data Input] -> [FV-UNS] の手順で
"recirc.uns" という FV-UNS ファイルを読み込みます。
■ 手順3.
[Tools] -> [Execute FVX File] の手順で
"calc_volume_integral.fvx" の FVX ファイルを指定します。
上記の手順1〜3の作業で、以下の図のような表示になります。
体積積分の結果は、以下のようにプロンプト画面側に表示されます。
FVX 内では以下のような処理手順になっております。
体積積分を行うメインの関数部分は "basic_volume_integral.fvx" に記述された、"vol_integral" という関数です。"calc_volume_integral.fvx" では、そのファイル冒頭で、"basic_volume_integral.fvx" ファイルをインクルードさせています。
この FVX ファイルでは、最初に FV-UNS データ を読み込んだ状態で、いくつかの 体積積分処理を行っております。"calc_volume_integral.fvx" のなかでは、 "step2 〜 step6" までの表記がありますが、それぞれで、上記の "vol_integral" 関数を呼び出しています。
"vol_integral" 関数の引数に quadrature_method というパラメータがありますが、そこで、 Simpson 則と台形則の 2 種の積分メソッドを選択できます。
ご使用の際には、calc_volume_integral.fvxの設定のご変更をお願いします。
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