FF514 ポスト処理関数-可視化オブジェクト生成-Streamlines
 
 ◆ 概要 ◆

FieldView固有の機能へのアクセスを提供するポスト処理関数について説明します。ここでは、ポスト処理関数のうち、可視化オブジェクト-Streamlines(流線)の生成を行う関数について説明します。
※関数の入力引数としてリストされたテーブルの値は、必ずしも必要ではありません。 ほとんどの場合、入力にフィールドが指定されていない場合、そのフィールドのデフォルト値が使用されます。

 ◆ 詳細 ◆
 

Streamlines(流線)の生成

create_streamline(streamline_table)
この関数は、streamline_tableを入力引数として、Streamlines(流線)を生成します。

streamline_table
このテーブルはcreate_streamline()関数の入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
vector_func   ベクトル関数名。このフィールドは必須です。 n/a
dataset number データセット番号 “current dataset"
geometric_color number
または
string
“white”, “black”, または 1~8の数字  
scalar_func string スカラー関数名または “none” “none”
scalar_range table min, maxで範囲を指定 n/a
min number   n/a
max number   n/a
use_local number “on” または “off” “off”
line_type string "thin", "medium", "thick" "thin"
visibility string “on” または “off” “on”
seeding table seeding_input_table
このフィールド(テーブル)を指定した場合、既に存在しているかもしれないシードを削除して、Rakeを再シードします。
n/a
display_seeds string “on” または “off” “on”
calculation_parameters table    
direction string “forward” または “backward” または “both” “forward”
step number ステップ数(整数) 3
time_limit string
または
number
“none” または正の実数 “none”
release_interval number 正の整数。流脈線作成時に新しい粒子が放出される頻度。 3
duration number 正の整数。流脈線作成時に新しい粒子が放出される期間。 1

seeding_input_tableには6つの異なるフォーマットがあります。特定のフォーマットの選択はseed_coordフィールドとmodeフィールドの値に依存します。

seed_coord mode  
  "seed_a_surface" "add"
"IJK_real" Format 1 Format 4
"XYZ" Format 1 Format 5
"RTZ" Format 1 Format 6
"IJK_int" Format 2 Format 3

seed_coordの値に応じた適切なサブテーブルが存在する必要があります。他のサブテーブルが存在する場合、そのテーブルは無視されるだけでエラーにはなりません。例えば、seed_coord = “XYZ”の場合、サブテーブル“x”、“y”および“z”が存在する必要があります。“i”サブテーブルが同時に存在する場合、これは単に無視されます。

起こりうるエラー:
・seeding_input_tableのseedsサブテーブルにギャップがある場合、つまりシードはシード番号1からシードの総数までの連続したブロックに指定する必要があります
・サブテーブルには非数値データが含まれている場合

サーフェスをシードするseeding_input_tableのフォーマットは次のとおりです。

seeding_input_table ; Format 1
このテーブルはstreamline_tableの入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
seed_coord string “IJK_real” または “XYZ” または “RTZ” none
mode string "seed_a_surface" none
seeding_surface string サーフェスのハンドル none
seeds_to_add number サーフェスに与えるシード数(正の整数) none
seeding_input_table ; Format 2
このテーブルはstreamline_tableの入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
seed_coord string “IJK_int” none
mode string "seed_a_surface" none
seeding_surface string サーフェスのハンドル none
seeds_to_add number すべての格子点にシード(inc = 1)、ひとつおきの格子点にシード(inc = 2)など。正の整数。 none
seeding_input_table ; Format 3
このテーブルはstreamline_tableの入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
seed_coord string “IJK_int” none
mode string “add" none
seeds table シード点のテーブル。 I、J、Kはこのテーブル中のそれぞれのテーブルに指定します。 none
i table 整数 ‘I’ 値のテーブル none
j table 整数 ‘J’ 値のテーブル none
k table 整数 ‘K’ 値のテーブル none
grid table グリッド番号のテーブル(オプション)。 各シードに1つのグリッド番号が対応。 カレントのデータセットのグリッド1

注:i、j、またはkの値が実数として指定されている場合、それらは整数に切り捨てられます。例えば、i = {1.2,2.9}の場合、i = {1,2}に変換されます。

seeding_input_table ; Format 4
このテーブルはstreamline_tableの入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
seed_coord string “IJK_real” none
mode string “add" none
seeds table シード点のテーブル。 I、J、Kはこのテーブル中のそれぞれのテーブルに指定します。 none
i table 整数 ‘I’ 値のテーブル none
j table 整数 ‘J’ 値のテーブル none
k table 整数 ‘K’ 値のテーブル none
grid table グリッド番号のテーブル(オプション)。 各シードに1つのグリッド番号が対応。 カレントのデータセットのグリッド1

注:実数のi、j、およびkの値をグリッドノード間にシードを配置するために指定します。

seeding_input_table ; Format 5
このテーブルはstreamline_tableの入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
seed_coord string “XYZ” none
mode string “add" none
seeds table シード点のテーブル。 X、Y、Zはこのテーブル中のそれぞれのテーブルに指定します。 none
x table 'X'座標のテーブル none
y table ‘Y'座標のテーブル none
z table ‘Z'座標のテーブル none

注:x、y、z座標は実数値として扱われます(切り捨てられません)。

seeding_input_table ; Format 6
このテーブルはstreamline_tableの入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
seed_coord string “RTZ” none
mode string “add" none
seeds table シード点のテーブル。 R、T、Zはこのテーブル中のそれぞれのテーブルに指定します。 none
x table ‘R'座標のテーブル none
y table ‘T'座標のテーブル none
z table ‘Z'座標のテーブル none

注:r、t、z座標は実数値として扱われます(切り捨てられません)。

例:

seeding_input_table = {
seed_coord = "XYZ",
mode = "add",
seeds = {
x = {1.,2.0,3},
y = {4.5,5,6.25},
z = {7,8,9}
}
}

streamline_table = {
vector_func = "Velocity Vectors [PLOT3D]",
scalar_func = "Density (Q1)",

dataset = 1,
visibility = "on",

seeding = seeding_input_table,

display_seeds = "on",

calculation_parameters = {
direction = "both",
step = 5,
time_limit = 20,
release_interval = 10,
duration = 3
}
}

rake_handle = create_streamline(streamline_table)

注:
・シードがデータセットの範囲外にある場合、該当のシードが除外されます。シードの最大数にすでに達している場合、またはシードを格納するためにメモリを割り当てることができなかった場合も、シードが除外されます。“add”モードの場合、これらの除外は自動的に実行されます。よって、認められたシードのリストを確認するため、シーディングの後にquery()を実行することが強く推奨されます。
・seed_coordフィールドを変更すると、既存のシードがすべて削除されます。
・FVXシードはインクリメンタルではありません。つまり、Rakeのstreamline_tableにseedingフィールド(サブテーブル)が存在する場合、 Rakeを再シードして既存のシードを削除します。
・サーフェスをシードするとき、指定されたサーフェスが現在のseed_coord値に適切でない場合はエラーになります。

set_streamlines_display (display_attributes)
このコマンドを使用して流線を表示する方法を選択できます。概ねGUIのDISPLAY TYPEオプションのように機能します。
display_attributesテーブルを入力として、テーブルで指定した表示属性をメモリ内の全てのデータセットの全てのRakeに適用します。

display_attributes
このテーブルはset_streamlines_displayおよびset_particle_paths_displayの入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
display_type string “complete”, “filament”, “filament_arrows”, “filament_spheres”, “growing”, “spheres_and_lines”, “spheres”, “lines_of_spheres”, “lines_of_dots”, “ribbons”* “complete”
ribbon_width number “ribbons”表示タイプに使用します。1024以下の正の整数。 32
scale
sphere_scale(非推奨)
number 球(または矢印)スケール。球や矢印を使用する表示タイプに使用します。 正の浮動小数点数。 1
scalar_sizing
scalar_sphere_sizing(非推奨)
string カレントのスカラー関数値に応じて球(または矢印)のサイズを変更するかどうかを指定します。“on” または “off”。 “off”
length_fraction number フィラメント長の計算に使用される最長流線の長さを調整するために使用するパラメータ。 0.9
animate string パーティクルパスのアニメーションが時間方向に前進するか後進するかを指定します。"up"、 "down"、 "off"。 “off”
animate_divs number 最長のストリームラインが分割されるセグメント数。 “filament”表示タイプに使用されます。1と1000の間の整数。 25
* "ribbons"はset_particle_paths_displayには無効です

例:

display_attributes = {display_type="spheres"}
set_streamlines_display (display_attributes)

注:
・scaleおよびscalar_sizingは、display_typeが球(または矢印)タイプの1つである場合にのみ有効です。いずれかが無効の状態で指定されていてもエラーは生成されません。
・ribbon_widthは、display_typeが"ribbons"の場合にのみ有効です。無効の状態で指定されていてもエラーは生成されません。
・メモリ内の任意のデータセットにRake存在しないときにset_streamlines_display()が呼び出されると、エラーが生成されます。

query_streamline_display()
このコマンドは流線のRakeのグローバル表示設定、すなわち、表示属性テーブルを返します。

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