FF515 ポスト処理関数-可視化オブジェクト生成-Particle Paths
 
 ◆ 概要 ◆

FieldView固有の機能へのアクセスを提供するポスト処理関数について説明します。ここでは、ポスト処理関数のうち、可視化オブジェクト-Particle Paths(粒子軌跡)の生成を行う関数について説明します。
※関数の入力引数としてリストされたテーブルの値は、必ずしも必要ではありません。 ほとんどの場合、入力にフィールドが指定されていない場合、そのフィールドのデフォルト値が使用されます。

 ◆ 詳細 ◆
 

Particle Paths(粒子軌跡)の生成

read_particle_paths(particle_path_data)
この関数は、particle_path_dataを入力引数として、Particle Paths(粒子軌跡)を生成します。

particle_path_data
このテーブルはread_particle_pathsコマンドの入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
dataset number データセット番号 “current dataset"
visibility string “on” または “off” “on”
geometric_color number
または
string
“white”, “black”, または 1~8の数字  
format string "fv particle path",
"fv particle path direct",
"fvp",
"fvp direct",
"star-cd trk",
"star-cd 33",
"fidap FDPART",
"cfx-4 trk",
"xdb import"
none
filename string 読み込むパーティクルパスファイル名  
scalar_func string 流れ場のスカラー関数名を指定します。これを指定した場合は、ppath_funcの値を指定しないでください。 'none'
ppath_func string パス変数の名前、または "Emission Time"または "Path Tag Number"を指定します。これを指定した場合は、scalar_funcの値を指定しないでください。 'none'
scalar_range table スカラー関数またはppath関数の絶対、ローカル、および指定された範囲を含むテーブル  
abs_max number スカラー関数またはppath関数のクエリ後に返されるグローバル最大値  
abs_min number スカラー関数またはppath関数のクエリ後に返されるグローバル最小値  
local_max number スカラー関数またはppath関数のクエリ後に返されるローカル最大値  
local_min number スカラー関数またはppath関数のクエリ後に返されるローカル最小値  
max number 指定されたスカラー関数またはppath関数の最大値  
min number 指定されたスカラー関数またはppath関数の最小値  
local string “on” または “off“。“on”を指定した場合、スカラー関数またはppath関数のローカル範囲が使用されます。  
path_variables table クエリの後に返されます  
tags table クエリの後に返されます  
select_by table パーティクルパスのスレッショルド方法  
initial_value_variable string 'none'またはppath変数の名前 'none'
initial_value_range table    
abs_max number クエリ後に返される初期値変数のグローバル最大値。  
abs_min number クエリ後に返される初期値変数のグローバル最小値。  
max number 指定された初期値変数の最大値  
min number 指定された初期値変数の最小値  
value_on_path_variable string 'none'またはppath変数の名前 'none'
value_on_path_range table    
abs_max number クエリ後に返されるパス変数のグローバル最大値。  
abs_min number クエリ後に返されるパス変数のグローバル最小値。  
max number 指定されたパス変数の最大値  
min number 指定されたパス変数の最小値  
tags string
または
table
‘none’、 ‘all’、有効なタグ名または有効なタグ名のテーブル 'none'
line_type string "thin", "medium", "thick" "thin"

パーティクルパスファイルフォーマットに関する注意
formatの定義“fvp”は“fv particle path"と同義であり、ユーザーの便宜のために省略形として提供されています。

Client-ServerモードでFieldViewを実行する場合、データセットはリモートで読み込みますが、パーティクルパスデータはリモートでもローカルでも読み込むことができるため、混乱するかもしれません。データセットをローカルで読み込む場合(Directモードを使用)、パーティクルパスデータもローカルで読み込む必要があります。したがってデフォルトでは、サーバーを使用してデータセットを読み込んだ場合、FieldViewはパーティクルパスデータを同じサーバーから読み込みます。この場合、“fv particle path”または“fvp”を指定することで、 FieldViewにそのサーバーからFVパーティクルパスデータを読み込むように指示します。

ただし、データセットをサーバーから読み込む場合は追加のオプションを使用できます。また、FVパーティクルパスファイルをクライアントからインポートすることもできます(ローカルモード)。この方法ではFieldViewパーティクルパスフォーマットファイルのみをクライアントから読み込むことができます。データセットをサーバーから読み込んだときに、FieldViewパーティクルパスデータをクライアントから読みこむには“fv particle path direct” または“fvp direct”のいずれかを使用します。

FieldViewでは現在のところデータセットごとに1つのパーティクルパスファイルしか使用できません。 そのためFVXコマンドを使用すると、read_particle_paths()を呼び出すたびに、データセットのカレントのパーティクルパス(存在する場合)が置き換えられます。

パーティクルパスサブセットは、パーティクルパスファイルからのデータのビジュアルコンテンツを変更する強力な機能を提供します。 initial_value_variableまたはvalue_on_path_variableのいずれかに基づく選択基準は、パス変数名にのみに適用可能です。“Emission Time” や “Path Tag Number”には適用することができません。GUI上の‘Select by Tag’フィールドを使用して、1つ以上の“Path Tag Number”をサブセットに使用できます。FVXで等価なサブセット機能を表現すると次のようになります。

select_by = {
  initial_value_variable = "Density (Q1)",
  initial_value_range = {max = 1.1},
  tags = {"Path-2", "Path-1"},
},

場合によっては、パーティクルパスファイルにデータセットの範囲外にある場所が含まれることがあります。scalar_funcが流れ場のスカラー関数に設定されている場合、データセットボリューム外にあるこれらのポイントのデータを取得することはできません。 この場合、FieldViewは次の警告を生成します。

WARNING
One or more points from the particle path data
lie outside the bounds of the dataset.

通常、この警告はポップアップで表示されます。ただし、FVXスクリプトを実行すると、警告は単にコンソールウィンドウに出力されます。

例:

local particle_paths_1 = read_particle_paths(
  {
    scalar_colormap = {
    name = "spectrum",
    invert = "off",
    filled_contour = "off",
    }, -- scalar_colormap
    ppath_func = "Duration",
    format = "xdb import",
    number_of_contours = 16,
    geometric_color = 4,
    line_type = "thin",
    scalar_range = {
      min = 0,
      local_min = 0,
      max = 0.2000000029802322,
      local_max = 0.2000000029802322,
      use_local = "off",
      }, -- scalar_range
select_by = {
initial_value_variable = "none",
value_on_path_variable = "none",
tags = "none",
}, -- select_by
visibility = "on",
scalar_func = "none",
dataset = 1,
filename = "/usr3/xdb/spitfire.xdb",
}
) -- particle_paths_1

例: STAR-CD .trkファイルを読み込み、表示タイプを球に設定します。

my_ppath = read_particle_paths({
dataset = 2,
visibility = "on",
format = "star-cd trk",
filename = "testcase.trk",
ppath_func = "Diameter",
})

set_particle_paths_display({
display_type = "spheres",
sphere_scale = 0.25,
scalar_sizing = "on"
})

例: select_byオプションを使用して、パーティクルパスファイルの表示を変更します。

my_ppath = read_particle_paths({
dataset = 1,
visibility = "on",
format = "fidap FDPART",
filename = "bloodcell.FDPART",
ppath_func = "Diameter",
})

パーティクルパスファイルの読み込み

▲ パーティクルパスファイルの読み込み

modify (my_ppath, {
select_by = {
initial_value_variable ="Diameter",
initial_value_range = { min = 2 },
}
})

パーティクル径による選択表示

▲ パーティクル径による選択表示

modify (my_ppath, {
select_by = {
value_on_path_variable ="wp_velocity",
value_on_path_range = { max = 0.0 },
},
ppath_func = "TIME"
})

再循環する起動のみ選択表示

▲ 再循環する起動のみ選択表示

set_particle_paths_display({
display_type = "filament_spheres",
sphere_scale = 0.5,
})

表示タイプの変更

▲ 表示タイプの変更

query_particle_paths_display()
このコマンドはパーティクルパスのグローバル表示設定、すなわち、表示属性テーブルを返します。

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