FF519 ポスト処理関数-Geometric Color
 
 ◆ 概要 ◆

FieldView固有の機能へのアクセスを提供するポスト処理関数について説明します。ここでは、ポスト処理関数のうち、Geometric Colorの指定を行う関数について説明します。
※関数の入力引数としてリストされたテーブルの値は、必ずしも必要ではありません。 ほとんどの場合、入力にフィールドが指定されていない場合、そのフィールドのデフォルト値が使用されます。

 ◆ 詳細 ◆
 

Geometric Colorの指定

geometric color(geometric_color)を指定するフィールドは、サーフェス、Rakeおよびアノテーションの共通の作成コマンドの入力テーブルで使用できます。geometric colorの設定はscalar_funcテーブルエントリが設定されていないか、または”none”に設定されている場合に使用されます。アノテーションオブジェクトの場合、geometric_colorのみカラーリングに使用可能です。

「白」と「黒」の色指定についてのみ、実際の名前で参照を行います。他の8つの色については、カラーミキサーを使用して変更することができるので、名前の代わりに数字を割り当ててそれらを参照します。これらの色指定番号を使用して、現在のカラーミキサーマップを参照します。1〜4の数字は上段の色(白を除く)を示し、5〜8の数字は下段の色(黒を除く)を示す。 「白」は色番号0、色「黒」は色番号9と見なすことができますが、番号で指定することはできません。

Geometric Color

サーフェスまたはRakeについてのクエリが実行されると、geometric colorのフィールドが返され、文字列「白」または「黒」のいずれか、または1から8までの数字のいずれかが返されます。

例: geometric colorでカラーリングする境界面の作成

boundary_surface1 = create_boundary({
  types = {"body","wing"},
  display_type = "smooth_shading",
  geometric_color = "white"})

boundary_surface2 = create_boundary({
  scalar_func = "none",
  geometric_color = 8, -- 8 = red (default color)
  threshold_func = "X",
  threshold_range = {min = 2.4, max = 2.5},
  types = {"tail"}
})

set_colortable(color_table_specification)
この関数を使用することで、8色の標準パレットをカスタマイズできます。カラーミキサーを使用したインタラクティブな設定機能と同様です。

color_table_specification
このテーブルはset_colortableコマンドの入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
1 table    
red number 有効な範囲は0〜255です。 0
green number 有効な範囲は0〜255です。 255
blue number 有効な範囲は0〜255です。 0
name string オプション “green”
2 table    
red number 有効な範囲は0〜255です。 0
green number 有効な範囲は0〜255です。 0
blue number 有効な範囲は0〜255です。 255
name string オプション “blue”
3 table    
red number 有効な範囲は0〜255です。 255
green number 有効な範囲は0〜255です。 0
blue number 有効な範囲は0〜255です。 255
name string オプション “magenda”
4 table    
red number 有効な範囲は0〜255です。 204
green number 有効な範囲は0〜255です。 204
blue number 有効な範囲は0〜255です。 204
name string オプション “gray”
5 table    
red number 有効な範囲は0〜255です。 255
green number 有効な範囲は0〜255です。 255
blue number 有効な範囲は0〜255です。 0
name string オプション “yellow”
6 table    
red number 有効な範囲は0〜255です。 0
green number 有効な範囲は0〜255です。 255
blue number 有効な範囲は0〜255です。 255
name string オプション “cyan”
7 table    
red number 有効な範囲は0〜255です。 127
green number 有効な範囲は0〜255です。 0
blue number 有効な範囲は0〜255です。 255
name string オプション “purple”
8 table    
red number 有効な範囲は0〜255です。 255
green number 有効な範囲は0〜255です。 0
blue number 有効な範囲は0〜255です。 0
name string オプション “red”

1つまたは全ての色をカスタム設定に再指定することができます。
注:このコマンドでカラーテーブルを変更するには、8色全ての定義を指定する必要があります。

query_colortable(color_table_specification)
この関数は、上記のコマンドで定義した8色の指定テーブルを返します。このコマンドにより完全なテーブルを取得し、それを変更した後で上記のset_colortableコマンドに戻すことができます。このクエリーコマンドの実行の前に、対話形式またはカラーマップのリスタートファイルを読み込むことでカラーパレットに加えられた変更は正しく返されます。

query_default_colortable()
この関数はオリジナルの8色の設定をテーブル形式で返します。返されたテーブルをset_colortable()に渡して、カラーパレットを元のデフォルト設定に戻すことができます。

set_color(color_specification)
この関数はカラーパレット内の1色を変更するのに使用します。カラーパレット内の全ての色を設定するために使用されるset_colortableコマンドとは異なります。

color_specification
このテーブルはset_colortコマンドの入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
1..8 number カラーテーブル内の順番に一致する番号  
  table カラー指定テーブル  
red number 有効な範囲は0〜255です。  
green number 有効な範囲は0〜255です。  
blue number 有効な範囲は0〜255です。  
name string オプション  

get_default_color(color_number)
この関数はカラーパレット内の8色のいずれか1色のデフォルトのカラー指定テーブルを取得するために使用します。 color_numberはcolor_table_specificationtテーブル内の1色のエントリを表す整数に対応します。

例:
上のカラーミキサーパネルに示すように、デフォルトのカラーパレットの「緑色」のエントリを「茶色」に変更します。

brown = { red = 164, green = 129, blue = 0 }

-- Method 1
set_color (1, brown)

-- Method 2
geom_colors = query_colortable()
geom_colors[1] = brown
set_colortable(geom_colors)

-- Method 3
-- replace "green" chip with "brown"
geom_colors = query_colortable()
geom_colors[1] = {red=164, green=129, blue=0, name="brown"}
set_colortable(geom_colors)

FVXスクリプト中では続けてこの新しい色を番号1で指定することができます(例:geometric_color = 1)。名前“brown”で指定することはできません。

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