FF522 ポスト処理関数-アノテーション
 
 ◆ 概要 ◆

FieldView固有の機能へのアクセスを提供するポスト処理関数について説明します。ここでは、ポスト処理関数のうち、アノテーション入力(注釈と矢印)を行う関数について説明します。
※関数の入力引数としてリストされたテーブルの値は、必ずしも必要ではありません。 ほとんどの場合、入力にフィールドが指定されていない場合、そのフィールドのデフォルト値が使用されます。

 ◆ 詳細 ◆
 

アノテーション

create_text(text_description)
テキスト文字列を作成し、グラフィックウィンドウ内でのフォント、色、サイズ、および位置を制御することができます。 このデータ構造については、FVXのmodify関数とquery関数による呼び出しが可能です。

text_description
このテーブルはcreate_textコマンドの入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
text string テキスト文字列の内容を指定する  
visibility string “on” または “off” “on”
geometric_color number
または
string
“white”, “black” または 1から8の数字  
font string “lee”, “lee bold”, “lee italic”, “lee bold italic”, "leemono", "leemono bold", "leemono italic", "leemono bold italic", "leese", "leese bold", "romansans serif", "roman", "italics", "script", "helvetica", "math lower case", "math upper case", "greek", "cyrillic", "meteorology" "lee"
size number    
direction string "horizontal", "vertical" "horizontal"
position string "left", "center", "right", "top", "middle", "bottom"  
table    
number X位置(ピクセル単位、0はウィンドウの左側)  
number Y位置(ピクセル単位、0はウィンドウの上部)  

例: 非定常データセットのソリューションタイムとタイムステップを示すタイトルを生成します。

create_text({
  text = "Soluton Time: %%T1",
  font = "roman sans serif",
  size = 10,
  position = { 12, 625 },
  geometric_color = "white"
})

create_text({
  text = "Time Step: %%N1",
  font = "roman sans serif",
  size = 10,
  position = { 300, 625 },
  geometric_color = "white"
})

利用可能なレガシーフォントの使用例を以下に示します。

利用可能なレガシーフォント

グラフィックウィンドウ内にテキストを一貫して簡単に配置するには、次の点に注意してください。

テキストが水平(horizontal)の場合、 X位置はテキストボックスの左側を指定します。Y位置はテキストのベースラインを指定します。 “g”、 “j”、 “p”、 “q”、 “y”のような文字のディセンダ(下に伸びる部分)はベースラインの下にあることに注意してください。したがって、水平文字列にY位置0を指定した場合、グラフィックウィンドウ内でディセンダだけが表示されます。この場合、position = “top”と指定することで文字列全てを表示することができます。同様に、X位置にウィンドウの最大幅を指定した場合、文字列が画面外にレンダリングされます。この場合position = "right"と指定することで文字列全てを表示することができます。

テキストが垂直(vertical)の場合、Y位置は文字列の最初の文字のキャップラインを指定します。X位置はテキストボックスの左右の中間にあります。したがって、Y位置にウィンドウの最大高さを指定した場合、文字列が画面外にレンダリングされます。 この場合、position = “bottom”と指定することで文字列全てを表示することができます。同様に、 X位置に0またはウィンドウの最大幅を指定した場合、文字列の片側半分のみが表示されます。position = "left"またはposition = "right"と指定することで文字列全てを表示することができます。

さまざまな指定を使用したテキストレイアウトの例を以下に示します。

さまざまな指定を使用したテキストレイアウト

create_arrow(arrow_description)
矢印を作成し、グラフィックスウィンドウ内の開始点と終了点、色、サイズ、および位置を制御することができます。矢印の始点とその角度を指定して作成することもできます。 このデータ構造については、FVXのmodify関数とquery関数による呼び出しが可能です。

arrow_description
このテーブルはcreate_arrowコマンドの入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
visibility string “on” または “off” “on”
geometric_color number
または
string
“white”, “black” または 1から8の数字  
from table    
number X位置(ピクセル単位、0はウィンドウの左側)  
number Y位置(ピクセル単位、0はウィンドウの上部) "horizontal"
to table    
number X位置(ピクセル単位、0はウィンドウの左側)  
number Y位置(ピクセル単位、0はウィンドウの上部)  
angle number 角度(度単位、0はグラフィックウィンドウの水平方向に対応)  
length number 矢印の長さ(ピクセル単位)  
width number 矢印の幅(ピクセル単位)  

例: さまざまな色、角度、長さを持つ一連の矢印を作成します。

arrow = {}

for i=1,19 do
  arrow_color = mod(i,8)
  if mod(i,8) == 0 then
    arrow_color = 8
  else
    arrow_color = mod(i,8)
  end

  arrow[i] = create_arrow ({
    geometric_color = arrow_color ,
    angle = (i-1)*10,
    length = 200 + (i-1)*8,
    width = i,
    from = { 400, 350 } 
                         })
end

さまざまな色、角度、長さを持つ一連の矢印を作成

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