FF524 ポスト処理関数-クエリ
 
 ◆ 概要 ◆

FieldView固有の機能へのアクセスを提供するポスト処理関数について説明します。ここでは、ポスト処理関数のうち、クエリ(照会)を行う関数について説明します。
※関数の入力引数としてリストされたテーブルの値は、必ずしも必要ではありません。 ほとんどの場合、入力にフィールドが指定されていない場合、そのフィールドのデフォルト値が使用されます。

 ◆ 詳細 ◆
 

クエリ(照会)

get_all_boundary_types(dataset_number or surface_handle)
この関数は指定したデータセットで利用可能な境界面タイプのリストを取得します。入力引数はdataset_numberまたはsurface_handleのどちらか1つです。出力は指定したデータセットまたは指定したサーフェスのデータセットで利用可能な全てお境界面タイプを持つテーブルです。

例:

output_table = get_all_boundary_types(<dataset|handle>)

get_scalar_functions(dataset_number)
この関数は入力引数として指定したデータセットの(体積)スカラー関数のテーブルを返します。

例:

output_table = get_scalar_functions(dataset_no)

get_vector_functions(dataset_number)
この関数は入力引数として指定したデータセットの(体積)ベクトル関数のテーブルを返します。

例:

output_table = get_vector_functions(dataset_no)

get_surface_scalar_functions(dataset_number)
この関数は入力引数として指定したデータセットの表面上で定義されたスカラー関数のテーブルを返します。

例:

output_table = get_surface_scalar_functions(dataset_no)

get_surface_vector_functions(dataset_number)
この関数は入力引数として指定したデータセットの表面上で定義されたベクトル関数のテーブルを返します。

例:

output_table = get_surface_vector_functions(dataset_no)

match_one_entry(tbl, substr)
この関数はテーブルtbl内でsubstrのマッチングを行い、一致するエントリの全文字列を返します。一致しないか複数の一致が存在しない場合は、nil文字列とエラーメッセージを返します。マッチングでは大文字と小文字を区別せず、正規表現は使用できません。エラーがない場合、err_strの値はnilです。それ以外の場合は、エラーメッセージで構成されるテキスト文字列が割り当てられます。この関数は数値インデックスを持つテーブルについてのみ動作し、他のデータ型でインデックス付けされたテーブルについては動作しません。

構文:

single_match = match_one_entry(tbl, substr)

match_multiple_entries(tb1, substr1 [, substr2...substrN] )
この関数はテーブルtbl内で1つまたは複数のsubstrsマッチングを行い、一致するエントリのテーブルを返します。一致しない場合はnilテーブルとエラーメッセージを返します。マッチングでは大文字と小文字を区別せず、正規表現は使用できません。エラーがない場合、err_strの値はnilです。それ以外の場合は、エラーメッセージで構成されるテキスト文字列が割り当てられます。この関数は数値インデックスを持つテーブルについてのみ動作し、他のデータ型でインデックス付けされたテーブルについては動作しません。

構文:

multi_match = {}
multi_match = match_multiple_entries(tb1,"substr1"[, "substr2"..."substrN"])

query(handle)
この関数は作成済のサーフェスまたは流線の情報の照会に使用します。入力はサーフェスまたは流線のハンドルです。出力はサーフェスのタイプに依存する内容を含むテーブルです。各サーフェスタイプのテーブル定義については、該当のFAQを参照してください。

例:

handle = create_comp(comp_table)
–-returned table is assigned to out_table
out_table = query(handle)
-–debugging dump showing the contents of out_table
dumpall(out_table)

サーフェスの場合、query()は入力テーブルにある値を返します。

query_table = query(rake_handle)

流線の場合、streamline_tableと同様のテーブルを返します。
query(rake_handle)は以下のフィールドを追加で含むテーブルを返します。
number_of_seeds
duration:実数のテーブル。duration[i]はシードiの流線の期間(長さ)です。
duration_longest_path (on rake):実数。duration[i]の最大値
これらのフィールドは読み取り専用となり、create_streamline()またはmodify()の入力テーブルに存在する場合、
それらは無視されます。

コマンドによって返されるquery_tableのseedingサブテーブルは次の形式になります。

query from streamline rakes
これはquery(rake_handle)コマンドによって返されるテーブルのseedingサブテーブルです。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
seed_coord string “IJK_int”, “IJK_real”, “XYZ”, “RTZ” none
mode string “add” none
seeds table シード点のテーブル。 I、JおよびK; またはX、Y、Z; またはR、T、Zはこのテーブル内のそれぞれのテーブルに指定します。 none
i table ‘I’のテーブル none
j table ‘J’のテーブル none
k table ‘K’のテーブル none
x または r table ‘X’座標または‘R’座標のテーブル none
y または t table ‘Y’座標または‘T’座標のテーブル none
z table ‘Z’座標のテーブル none
grid table グリッド番号のテーブル。 各シードについて1つのグリッド番号。 カレントデータセットのグリッド1

データセットが非構造の場合、query(rake_handle)はi、j、kのseedingサブテーブルを返しません。

例:

streamline = create_streamline(streamline_table)
–- returned table is assigned to query_table
query_table=query(streamline)
-– debugging dump showing the contents of query_table
dumpall(query_table)

任意のサーフェスまたはRakeに対するFVXクエリーコマンドの出力は、スカラーが指定されている場合は、スカラーのローカル最小値および最大値の範囲を含むように変更されます。返されるローカル最小値および最大値は、該当のサーフェスまたはレイクに(FVXコマンドを介して)適用されている、しきい値設定、サブセッティング、ダイナミッククリッピングに依存します。

Updated Query Return for FVX Local Min and Max
このテーブルには通常のクエリによって返されるデータが含まれます。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
scalar_function string scalar_name  
scalar_range table scalar_functionの絶対範囲とローカル範囲を含むテーブル  
abs_max number スカラー関数のグローバル最大値  
abs_min number スカラー関数のグローバル最小値  
max number スカラー関数に指定された最大値  
min number スカラー関数に指定された最小値  
use_local string “on” または “off”、use_local 設定に依存  
local_max number スカラー関数のローカル最大値  
local_min number スカラー関数のローカル最小値  
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