FF526 ポスト処理関数-非定常データ処理
 
 ◆ 概要 ◆

FieldView固有の機能へのアクセスを提供するポスト処理関数について説明します。ここでは、ポスト処理関数のうち、非定常データ処理を行う関数について説明します。
※関数の入力引数としてリストされたテーブルの値は、必ずしも必要ではありません。 ほとんどの場合、入力にフィールドが指定されていない場合、そのフィールドのデフォルト値が使用されます。

 ◆ 詳細 ◆
 

非定常データ処理

set_transient(transient_table [, dataset_number])
この関数は、FieldViewをdataset_numberのデータセットの指定されたタイムステップまたはソリューションタイムに移動させます。dataset_numberが指定されていない場合はカレントのデータセットに適用されます。入力引数transient_tableには、タイムステップまたはソリューションタイムを指定します。明示的な出力はありません。データセットが非定常データでない場合にはエラーを返します。

transient_table
このテーブルは特定の非定常ステップに関する情報を表します。 非定常ステップは削除されずに選択されるだけなのでハンドルがありません。固有の識別子(time_stepまたはsolution_timeの値)があるため、ハンドルは不要です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
time_step
または
solution_time
number どちらか1つのフィールドを指定する必要があります。両方のフィールドが指定されている場合、time_stepがsolution_timeよりも優先されます。  

例:

transient_table = {
  time_step = num,
  }

set_transient(transient_table)

query_transient([transient_step], [dataset_number])
この関数は、非定常ステップのtransient_tableを返します。引数が指定されていない場合はカレントの非定常ステップ、引数が指定されている場合は特定のステップについて、以下のテーブルを戻します。オプションの第2引数はdataset_numberです。dataset_numberが指定されていない場合、デフォルトはカレントのデータセットになります。

transient_table
このテーブルはquery_transient関数の出力を表します。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
time_step number カレントのタイムステップ n/a
solution_time number カレントのソリューションタイム n/a
total_time_steps number 現在のデータセットのタイムステップの合計数
リードオンリー
n/a
time_step_range table リードオンリー n/a
min number 最小タイムステップ番号 n/a
max number 最大タイムステップ番号。 n/a
values table タイムステップ番号のテーブル(total_time_steps個のエントリ) n/a
solution_time_range table リードオンリー n/a
min number データセットの最小のソリューションタイム n/a
max number データセットの最大のソリューションタイム n/a
values table ソリューションタイムステップ値のテーブル(total_time_steps個のエントリ) n/a

例:

--set the transient for transient step "a"
set_transient(a)

--retrieve the values of the current transient, i.e., "a"
query_transient()

--retrieve the values of transient step "b"
query_transient(b)

sweep_time (input_table [, dataset_number])
このコマンドは、非定常データの時間スイープを実行します。dataset_numberが指定されていない場合、デフォルトはカレントのデータセットになります。input_tableには、以下に示す2つの形式のいずれかがあります。 テーブル形式を混在させることはできません。 たとえば、from_time_stepフィールドとto_solution_timeフィールドの両方を含むテーブルは、エラーになります。

input_table; Format 1
このテーブルはsweep_timeコマンドの入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
from_time_step number* ‘first’ または整数(必須フィールド) n/a
to_time_step number* ‘last’ または整数(必須フィールド) n/a
loop number* 正の整数 1
skip number* 正の整数(スキップ= 1はスキップなし、スキップ= 2は1ステップおきにスキップ) 1
cycles number* 正の整数 1
delta_time number 正の実数。 これを指定すると、データセットのソリューションタイムが上書きされます(元のソリューションタイムを回復するには、delta_timeフィールドなしでsweep_timeコマンドを再発行します)。 none
streaklines_filename string 非定常スイープによる流跡線データ生成の際にこのフィールドが存在しない場合、流跡線データファイルはデフォルト名(streak<loginname_date_H_M_S>.fvp)でカレントディレクトリ内にエクスポートされます。
例:streakuser_12Jun99_12_14_29.fvp
extracts_database_name string 指定した場合、非定常スイープはXDBデータベースをエクスポートします。 注:このフィールドが存在する場合は、流跡線データはエクスポートされません。

* 一般にFVXでは、整数が必要なフィールドに実数が指定されていれば整数に切り捨てられます。例えば、loop = 1.9の場合、loop = 1に変換されます。ただし、from_time_stepとto_time_stepは整数でなければなりません。例えば、from_time_step=1.9は拒否されます。

input_table; Format 2
このテーブルはsweep_timeコマンドの入力引数です。
入力フィールド データ型 コメント デフォルト値
from_solution_time number* 実数(必須フィールド) n/a
to_solution_time number* 実数(必須フィールド) n/a
loop number* 正の整数 1
skip number* 正の整数(スキップ= 1はスキップなし、スキップ= 2は1ステップおきにスキップ) 1
cycles number* 正の整数 1
delta_time number 正の実数。 これを指定すると、データセットのソリューションタイムが上書きされます(元のソリューションタイムを回復するには、delta_timeフィールドなしでsweep_timeコマンドを再発行します)。 none
streaklines_filename string 非定常スイープによる流跡線データ生成の際にこのフィールドが存在しない場合、流跡線データファイルはデフォルト名(streak<loginname_date_H_M_S>.fvp)でカレントディレクトリ内にエクスポートされます。
例:streakuser_12Jun99_12_14_29.fvp
extracts_database_name string 指定した場合、非定常スイープはXDBデータベースをエクスポートします。 注:このフィールドが存在する場合は、流跡線データはエクスポートされません。

* 一般にFVXでは、整数が必要なフィールドに実数が指定されていれば整数に切り捨てられます。例えば、loop = 1.9の場合、loop = 1に変換されます。

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