FF529 ポスト処理関数-その他の関数
 
 ◆ 概要 ◆

FieldView固有の機能へのアクセスを提供するポスト処理関数について説明します。ここでは、ポスト処理関数のうち、汎用的に使用可能な関数について説明します。
※関数の入力引数としてリストされたテーブルの値は、必ずしも必要ではありません。 ほとんどの場合、入力にフィールドが指定されていない場合、そのフィールドのデフォルト値が使用されます。

 ◆ 詳細 ◆
 

fv_script()
この関数は、テキスト入力として提供されるFieldViewスクリプトコマンドを実行するために使用されます。 入力引数として、FieldViewスクリプトを表す文字列を1つ指定します。明示的な出力はありません。FieldViewスクリプト言語のコマンドの詳細については、リファレンスマニュアルの第5章を参照してください。

例:

-–execute the specified restart file
fv_script("RESTART BOUNDARY aerospace.bnd")

redraw()
この関数はサーフェスに変更が加えられたときにFieldView画面をリフレッシュするために使用されます。入力も明示的な出力もありません。 FieldViewをバッチモードで実行する時、この関数は動作しません。

例:

redraw()

set_auto_redraw([arg])
入力引数が無いまたはnilの場合、FVXスクリプト中でredraw()コマンドが実行されない限り、グラフィックスの更新を行いません。 set_auto_redraw([arg])にnil以外の引数を設定すると、デフォルトの動作が復元され、FieldViewはグラフィックスを正常に更新します。 この関数はfv_script(“record on”)コマンドでキャプチャされる画像を制御する際に役立ちます。

例:

set_auto_redraw() -–turns off auto redraw

set_preserve_globals([arg])
入力引数がnil以外の場合、グローバル変数はスクリプト呼び出しを超えて保持されます。 デフォルトの動作では、グローバル変数は保存されないようになっています。しかしながら、make_panel()関数が使用されている場合は、set_preserve_globals(1)が呼び出されます。 これはFieldViewスクリプトの完了後にパネルが使用できる状態になるため必要になります。

例:

set_preserve_globals() –-turns off global preservation

dump(variable)
この関数は変数を入力として受け取り、変数の値や型などの詳細情報を出力します。 関数および複雑なテーブルの場合(テーブルおよび関数をフィールドとして持つ)、値の代わりに変数のメモリアドレスが16進形式で出力されます。

例:

a = "hello"
b = "2"
c = { {a=1},{"hello"} }
function d() print("temp") end
dump(a) --outputs: string hello
dump(b) --outputs: number 2
dump(c) --outputs: 1 table table: 046CEAD0
2 table table: 046CEAB0
dump(d) --outputs: function function: 046CF2F0

dumpall(variable)
この関数はdumpコマンドと似ていますが、テーブルを完全に展開することで入力変数に関する詳細情報を出力します。

次の例では、queryコマンドに続く2つのコマンドの出力を比較します。

     coord_table = query(my_surface)

     dump(coord_table)

table: 0FF822F0
     thresholdrange table table: 0FE50D18
     display_type string constant_shading
     scalar_func string Density (Q1)
     X_axis table table: 0FE50E38
     axis  string X
     Z_axis table table: 0FE50E10
     visibility string on
     Y_axis table table: 0FE50D40
     threshold_func string (Y2+Z2)^.5
     dataset number 1
     vector_func string none

     dumpall(coord_table)

table: 13AB4320
     threshold_range table table: 0FE50D18
       abs_max    number   6.021609783172607
       max    number   0.6000000238418579
       abs_min    number   0
       min    number   0
     display_type  string constant_shading
     scalar_func  string Density (Q1)
     X_axis  table table: 0FE50E38
       abs_max    number   7.829783916473389
       current    number   0.9049365520477295
       max    number   7.829783916473389
       abs_min    number   -6.01991081237793
       min    number   -6.01991081237793
     axis  string X
     Z_axis  table table: 0FE50E10
       abs_max  number 6.019911289215088
       max  number 6.019911289215088
       abs_min  number -3.059648224734701e-005
       min  number -3.059648224734701e-005
     visibility  string on
     Y_axis  table table: 0FE50D40
       abs_max  number 6.019956111907959
       max  number 6.019956111907959
       abs_min  number -6.019910335540772
       min  number -6.019910335540772
     threshold_func  string (Y2+Z2)^.5
     datase  tnumber 1
     vector_func  string none

stop()
この関数により、実行中にFVXプログラムを一時停止することができます。コードをデバッグする際に役に立ちます。この関数は、呼び出された行でプログラムを停止し、FieldViewが実行されたターミナルウィンドウ(Linux)またはコンソールウィンドウ(Windows)にデバッガプロンプトを表示します。この関数は入力引数なしで呼び出されます。 FVXデバッガのコマンド、stop at [line] と stop in [function] も参照してください。

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