FF535 FVXの学習ツール
 
 ◆ 概要 ◆

FVXを自習する際の学習ツールについて説明します。

 ◆ 詳細 ◆

FieldViewのインストールDVDには、FVXの汎用性と使いやすさをユーザーが自習できるように、いくつかのチュートリアルとユーティリティが含まれています。

FVXチュートリアルスクリプト

ほとんどのFieldViewチュートリアルでFVXスクリプトが生成されています。このスクリプトは、データセットを読み込んでサーフェスを作成し、計算を実行するFVXの基本的な使い方を示すためのものです。これはFieldViewチュートリアルで実行される手順と同様のものです。場合によっては、チュートリアルに示す手順を再現するためにFieldViewのリスタートファイルが使用されます。

これらのFVXスクリプトをテストするには、サブディレクトリまたはフォルダを作成することをお勧めします。 チュートリアルのデータセットをこのフォルダに入れ、FVXスクリプトと関連するリスタートファイルをコピーします。 各チュートリアルのFVXスクリプトは、FieldView DVDのそれぞれのチュートリアルフォルダにあり、次の命名規則に従って命名されます。

    sampleXXXXXXfvx.fvx

ここで、"XXXXXX"は関連するチュートリアル名を示します。

これらのスクリプトを実行するには、最初にデータを読み込む必要はありません。スクリプトがこれを行います。 これらのスクリプトにはいくつかのブレークポイントが導入されており、各中間ステップの結果を表示できます。 ブレークポイントに達すると、FVXスクリプトは一時停止されます。 ブレークポイントからFVXスクリプトを進めるには、コンソールウィンドウまたはFieldViewを起動したウィンドウにアクセスする必要があります。 Enterキーを押して次のブレークポイントまで進みます。 これらのスクリプトのいくつかはファイルやアニメーションを生成するため、これらのディレクトリへの書き込み権限を持っている必要があります。

注: 有用性を良く理解するためには、FieldViewで同じFVXチュートリアルを実行しながら、テキストエディタでFVXチュートリアルスクリプトを開いて、FVXの構文とコマンドによって各チュートリアルの手順がどのように作成されるかを確認してみてください。

FVXテンプレート

FVXの使用を広範囲で行うためには、より高速なスクリプト構築に対応する必要があります。 FVXテンプレートのセットがFieldViewインストール DVDに収録されています。FVX_Templates.pdfは標準のFieldViewインストールのfvx_and_restartsサブディレクトリにあります。 FVXのサンプルコマンドをテンプレートからコピーして、作成中のFVXスクリプトに貼り付けることができます。 沢山あるFVX関数ほとんどについて、関数の全機能が表示されたテンプレートが含まれており、ユーザーはサーフェス、Rake、特性抽出、プロット、GUIパネル、出力ファイルなどを任意のオプションまたはすべてのオプションでカスタマイズできます。 不要なオプションは、FVXスクリプトから簡単に削除またはコメントアウトすることができます。

リスタートファイルと一緒に保存されるガイドFVX

“Complete Restart “、”Complete, Current Window”、”Current Dataset Restart”よりリスタートファイルを保存すると、ガイド FVXプログラムも自動的に保存されます。 このガイドFVXプログラムには、リスタートファイルを保存した時に画面に表示されているサーフェス、Rake、およびその他の可視化オブジェクトを再構成するために必要なFVXコマンドが含まれています。この機能により、サーフェス、Rake、アノテーション等のオブジェクトを画面上に作成するための等価なFVXコマンドを確認することができます。 これによりFVXを学習し、リスタートファイルに保存されている内容と比較することが可能です。

このガイドのFVXプログラムはリスタートファイルと同じルート名を持っています。 FVXを使用して完全なリスタートファイル内のすべての機能を再現することはできません。 そのため、ガイドFVXプログラムはリスタートファイルと可能な限り同じになるように、データのビジュアル表現を再作成します。 “Complete Restart”の場合、ガイドFVXプログラムには以下のFVXコマンド言語が含まれています。
  ・Data Input
  ・Boundary Surfaces
  ・Computational Surfaces
  ・Coordinate Surfaces
  ・Iso-surfaces
  ・Streamlines
  ・Particle Paths
  ・Annotation
  ・Dynamic Clipping

すべての境界面、スカラー関数とベクトル関数、サーフェススカラー関数とサーフェスベクトル関数のリストを返すいくつかのクエリ関数が利用可能です。 これらのクエリは、出力されたガイドFVX中の各データセットに対して提供されます。

非定常データの場合、非定常データセットを照会して非定常スイープを実行するFVXコマンドが記述されます。

カラーテーブル、流線表示、パーティクルパスの表示に関する情報を返すためのクエリもいくつか含まれます。

“Complete Restart”の場合、ガイドFVXプログラムはfv_scriptコマンドを使用して以下の各リスタートファイルを実行します。
  ・Formula (.frm)
  ・Vortex Cores (.vtx)
  ・View (.vct)
  ・Colormap (.map)
  ・2-D Plots (.lpt)
  ・Presentation (.prd)
FVXの実装はリスタートファイルで実行できるすべての項目をカバーしていませんが、ガイドFVXプログラムと対応する元のリスタートファイルが保存され、比較のために使用できます。

場合によっては、リスタートファイルと一緒にガイドFVXプログラムを自動的に保存することは望ましくない場合があります。 一例として、多数の流線のRakeが作成された場合を挙げると、これらのRakeのFVXのリストは冗長になります。この場合、環境変数FV_NO_FVX_RESTARTが実装されており、この動作をオフにすることができます。

コンプリートリスタートファイル保存時には、ガイドFVXプログラムが保存されない状況がいくつかあります。 例えば、非定常スイープ、XDBビルドスイープ、キーフレームリスタート中に保存されたリスタートファイル、また、FieldViewが予期せず終了したときに保存されたリスタートファイルにはガイドFVXが含まれません。 また、FieldViewがマルチウィンドウ状態にある場合、ガイドFVXファイルはコンプリートリスタートファイル中に保存されません(単一のウィンドウに戻るとガイドFVXの保存が可能になります)。

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