FN006 任意の2点で中心軸を定義する円筒形状を表示する方法
 ◆ 概要 ◆
任意の2点の座標で定義される直線を中心軸とする円筒形状を、ユーザ定義関数機能を使用して表示する方法を説明します。
 ◆ 詳細 ◆
1.ユーザ定義関数の定義
  FIELDVIEWの関数定義機能をつかって、下記のユーザ定義関数を定義します。円筒形状の中心軸点を定義する2点は、
  A = ( X0 , Y0 , Z0 ) 点 B = ( X1 , Y1 , Z1 )として定義しています。ユーザ定義関数を定義するには、FIELDVIEWのメイン
  メニューから 「Functions」をマウスクリックし、「Function Specification」 パネルの「Create」ボタンをマウスクリックします。
  下記の関数定義の内容を入力した後、「OK」を押して関数名を入力して下さい。
関数名
関数定義
説明
X0 0.00 点AのX座標
Y0 0.0 点AのY座標
Z0 -0.0572757 点AのZ座標
X1 0.0 点BのX座標
Y1 -0.021306 点BのY座標
Z1 -0.0057001 点BのZ座標
VecAB grad("X")*("X1"-"X0")
  +grad("Y")*("Y1"-"Y0")
   +grad("Z")*("Z1"-"Z0")
ベクトルAB
VecAP grad("X")*("X"-"X0")
  +grad("Y")*("Y"-"Y0")
   +grad("Z")*("Z"-"Z0")
ベクトルAP
VecAH ("VecAB" dot "VecAP")/("VecAB" dot "VecAB")*"VecAB" ベクトルの正投射
Distnation mag("VecAH"-"VecAP") ベクトルPHの大きさ
Limit "VecAB" dot "VecAP" ベクトルABを法線とする平面

※上記関数を設定したリスタートファイルはこちらになります(右クリックでファイルに保存して下さい)

2.円筒形状の表示
  上記で定義した関数 'Distnation' を Function Specification パネルで、 ISO-Surfaceの関数に指定します。 その後、
  ISO-Surface パネル で 等値面を作成し、表示したい円筒の半径を、スライドバー 又は キーボードで 設定します。
  円筒形状を 軸方向にカットしたい場合は、Function Specification パネルの Threshold に 上記で定義した関数 'Limit' を
  指定します。その後、ISO-Surface パネルの Threshold のチェックボックスをONにしてスライドバーで表示範囲を絞ります。

参考:ベクトルの内積、正投射、ベクトルの減法の法則
    VecABの上へのVecAPの正投射 (図1)
      VecPH = ( VecAB ・ VecAP ) / ( VecAB )^2 * VecAB
    ベクトルの内積
      VecAB ・ VecAP = "VecAB" dot "VecAP"

図1 ベクトルの正投射
図2 ベクトルの減法
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