※内容を明確にするためタイトルを変更しております。既にご案内しておりました「最新AI技術による最適化ワークフローの改善・効率化セミナー』ハンズオントレーニング」と内容は同じです。
現在ご利用の一般商用ソルバ(流体解析、構造解析等)に「OASIS AI」をリンクするだけで最適化計算を加速します。
流体解析、構造解析に関わらず設計最適化のワークフローの業務効率化にご参考にいただける内容です。
ワークフロー実行中の解析値やメッシュ形状の不適正を判断して自動的にジョブ停止する機能「Job Checker」「Mesh Checker」(新製品)も紹介。
本トレーニングは「HELYX(OpenFOAMベースのCFDシステム)」を利用して「OASIS AI」をリンクする手順を学んで頂きます。
※上記のソフトウェアのご利用が未経験でもご参加いただける内容です。
<参加対象者>
以下の最適化設計システムをご利用でニーズをお持ちの方にお勧めします。
★ 最適化シミュレーションをもっと簡単・高速・低コストに行いたい
★ 既存の設計最適化ワークフローの最適化計算の速度を上げたい
★ アルゴリズムの選択やチューニングを行なわずに簡単に最適化を行ないたい
★ ライセンス料金のランニングコストを下げたい
★ 「Job Checker」「Mesh Checker」を知りたい
開催日時 | 2023年2月16日(木)13:00~17:00 ※開始/終了時間は、セミナーの進行等により前後することがあります。 |
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開催方法 | ハンズオン会場 高度計算科学研究支援センター(計算科学センタービル) 2階 実習室 住所:神戸市中央区港島南町7-1-28 計算科学センタービル2階 アクセス:神戸新交通ポートライナー「計算科学センター駅」より徒歩3分 オンライン開催 Web経由でご参加いただきます。 アクセス方法は、ご参加者へ追ってご案内します。 ※お客様の通信環境によっては正常に受講頂けない場合がございますので予めご了承願います。対応OS・ブラウザの詳細についてはこちらをご参照ください。 |
定員 | ハンズオン 10人、オンライン 無制限 ※新型コロナウイルス感染症の予防対策として、人数制限がございますのでお早めにお申し込みください。 |
主催 | 公益財団法人 計算科学振興財団(FOCUS) |
実施事業者 | 株式会社ヴァイナス |
参加費 | 無料(但し、事前登録を要します。) |
参加お申込み方法 | ご好評のうちに本会は終了いたしました。 |
ご注意事項 | ・お申し込み頂いた方にはセミナー開始前に閲覧URLとパスワードを記載した招待メールを配信致します。 ・お客様の通信環境によっては受講できない場合がございます。予めご了承願います。 ・セミナー内容は都合により変更となる場合がございますので予めご了承願います。 |
13:00 - 13:20 | オープニング挨拶 - 設計部門で設計最適化システムを簡単かつ迅速に運用するためのご提案 | |
現在ご利用中の流体・構造解析等の最適設計ワークフローシステムをそのまま利用して、最新のAI技術により簡単・高速・低コストで設計最適化を実現する業務改善手法を説明します。 | ||
株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦 |
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13:20 - 13:40 | FOCUSスパコンのご紹介 | |
公益財団法人 計算科学振興財団(FOCUS) | ||
13:40 - 14:10 | ||
本日のトレーニングのアプリケーション構成 ならびに 簡単・迅速かつビジュアルに最適化を実行するシステム「OASIS AI」 | ||
本ハンズオントレーニングでは配管圧損の最小化を最適設計の目的とした事例を使用します。はじめに、その連携の全体的な流れとアプリケーション構成を説明します。 続いてセッション後半では、「OASIS AI」が短時間で検討案や設計案を出すことができるその最適化の概要と、幅広い適用実績を持つ中から、ヘリコプターエンジン性能向上や自動車組み立て工程改善などの適用事例を紹介します。 「OASIS AI」は、試行錯誤を伴う検討で改善したい問題や設計において改善したい性能を得ることができるパラメータを、AIならびに機械学習の利用により、極めて少ないトライアル回数、短時間に得ることができる次世代型最適設計システムです。パラメータや評価したい項目が少ない、部分最適の問題に、より適しているといえるでしょう。 |
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弊社 技術部 山本 幸広 | ||
14:10 - 14:20 | 休憩 | |
14:20 - 14:50 | ||
最適設計のためのオープンソースCFDソフトウェアHELYXの概要説明 | ||
このセッションでは、次世代型最適設計システム「OASIS AI」と連携して最適設計を
高精度に短時間で、低コストで、簡単に実行できる、企業利用向けオープンソースCFDソフトウェア「HELYX」の特長と利点をご紹介します。 HELYXはOpenFOAMをベースにGPLで開発されたCFDソフトウェアで、実行モジュールとともにソースコードが提供されます。そのため、実行プロセス数や並列数に伴いライセンス料金が追加されることがないので、最適化設計で使用するCFDソルバに適しています。HELYXではソルバの機能と安定性を向上されており、非圧縮性から圧縮性まで幅広い範囲で多種多様な流体現象を高精度で解析できます。さらにはエンジニアの操作性を高める専用のHELYX-GUIを搭載し、誰でも簡単に実行できるCFDソルバパッケージとなっています。またトポロジー形状最適化システム「HELYX-Adjoint」では、『Continuous Adjoint法』を採用しているため高速・省メモリでトポロジ最適化計算が実行できます。 HELYXは幅広い分野に利用されています。 自動車空力騒音解析、自動車空調構成、都市気流、鉄道計算、船体抵抗計算など外流計算から軸流タービン、ファン、プロペラのような回転系、伝熱、混相流計算などでの利用例の一部をご紹介します。 |
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弊社 技術部 CFD工学博士 ヤン・ナイン・ウィン | ||
14:50 - 15:10 | ||
形状最適設計システム「Sculptor」の概要と形状変形機能 | ||
今回のハンズオントレーニングでは、実習対象の配管モデルの形状変更に、形状最適設計システム「Sculptor」を使用します。「Sculptor」を使用することで、メッシュが崩れず計算に適した状態で、解析メッシュを変形することができ、最適設計でのCFDや構造解析などの計算を精度良く行うことができます。また曲面が滑らかなまま変形できるため、トレーニングの題材となっている配管だけでなく、自動車車両、エンジン燃焼室やマニフォールド、ターボ機械の羽根などの形状最適化の事例があります。このセッションでは、本ツールの概要と特長、自動車車両の形状最適などへの適用事例について紹介します。 | ||
弊社 技術部 山本 幸広 | ||
15:10 - 15:20 | 休憩 | |
15:20 - 16:30 | ハンズオントレーニング | |
配管の管内圧損を最小化するための最適形状の獲得 | ||
実際に「OASIS AI」を操作して頂きながら、「Sculptor」、「HELYX」と連携して配管の管内圧損最小化の最適化の設定と実行を体験して頂きます。 ハンズオントレーニングは以下のステップの通り、順に行います。 STEP1:「Sculptor」を使用した形状変更の入力設定 STEP2:CFD計算「HELYX」のバッチ実行設定 STEP3:OASIS AIでの設定と最適化のワンクリック実行 STEP4:最適化結果の確認 |
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弊社 技術部 ヤン・ナイン・ウィン/山本 幸広 | ||
16:30 - 16:55 | 質疑応答(Q&A)&デスカッション ※チャットを使って質問ができます。 | |
16:55 - 17:00 | 閉会の挨拶 |
※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。