セミナー開催情報

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《広島地区限定セミナー》
『CFD/CAEのレベルアップと業務効率化セミナー』のご案内
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     メッシュモーフィング/ターボ機械の性能向上/構造性能の最適化


~ 流体解析・構造解析の業務効率化と最適設計の最新技術を一挙にご紹介~

7月25日(金)広島
主催:株式会社ヴァイナス 協賛:日本アイ・ビー・エム株式会社


│ 開催要項 │ プログラム │ ご質問への回答集(Q&A) │

ご質問への回答集(Q & A)


セミナー当日会場にて参加者の皆様からいただきましたご質問への回答集を下記の通り公開いたしました。
参考技術情報としてお役立て頂ければ幸いです。

◆Q & A INDEX
Gridgen/Pointwise
SCULPTOR
FINE/Turbo
TOSCA


Gridgen/Pointwise
▼Q1:Pointwiseは、Gridgenの全機能を包括していますか?
▽A1:将来的にはPointwiseはGridgenの全ての機能を包括する予定です。
初期リリースバージョンで搭載されない周期境界設定、Native CAD Readerや IGES形式の出力機能などは順次マイナーアップデート版で追加される予定です。
SCULPTOR
▼Q1: SCULPTORの勾配法最適化を行う際に、収束の判定をどのように行いますか。また、収束性を制御する設定を行う機能はありますか。
▽A1: 最適値探索における収束判定は、探索において設計点を変化させた時の目的関数の変化量が、許容値(Torelance)を下回るかどうかにより行います。また、制約条件が含まれる問題の時はKuhn-Tucker条件を満たすことが収束判定条件に加わります。
SCULPTORの最適化機能では、上記のTorelance値の設定により、収束性を変化させることが可能です。
FINE/Turbo

▼Q1: Non Linear Harmonicでの非定常解析はスライディングメッシュによる従来方法と比べてどれぐらい短時間で行なえますか?
▽A1: 翼枚数により左右されますが、1.5段タービンで翼枚数が各40枚前後の場合、全周モデルによるスライディングメッシュを用いた解析では2ヶ月かかるとすると、Non Linear Harmonicでは10時間程度で解析が終了します。

▼Q2: Non Linear Harmonicで必要なメモリ容量は?
▽A1: 同じメッシュモデルでの定常解析と比較して5~6倍程度です。これもスライディングメッシュと比較すると大幅な効率化を図ることができます。


TOSCA

▼Q1:最適化の結果、製造できない形状が得られるということはあるのでしょうか?
▽A2:製造制約条件を与えることで製造可能な形状を得ることが出来ます。
打ち抜き、型抜き、穴あき防止、対称形状の保持などが可能です。

▼Q2:ソリッド要素モデルの構造設計最適化事例の紹介はありましたが、 シェル要素モデルの事例はありますか?
▽A2:今回のセミナーではソリッドを中心に取り上げましたが、シェル要素の事例も多数ご紹介することができます。
シェル要素モデルに対する最適化事例としては、トポロジ最適化、形状最適化、及びビード最適化(*1)の事例がございます。
下記にて、公開可能な断面形状の形状最適化事例及びビードの最適化事例を掲載しておりますので、是非お尋ねください。
/seihin/tosca/jirei.html
(*1)ビード最適化とは、板金製品専用の機能で、シェル要素モデルに対して曲げに強いビード形状を求めるものです。

▼Q3:形状最適化は表面メッシュのみ変形しているのですか?
▽A3:表面メッシュだけではなく、内部メッシュも変形します。
表層メッシュは目的を達成するための変形を行いますが、内部メッシュはメッシュ品質を確保するために変形します。


▼Q4:繰り返し計算回数はどのくらい必要ですか?
▽A4:トポロジ最適化事では最小15回、最大でも50回で解を得られます。
形状最適化は達成目標値にもよりますが、変形倍率を調整することで10回ほどで効果が出ます。また、ビード最適化は5回程度で収束します。


▼Q5:疲労解析ソルバは使えますか?
▽A5:使えます。現在サポートしているのは、FEMFAT, FE-Fatigue, FALANCS, FEMSITEとなっております。



※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。



以上

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