セミナー開催情報

自動車軽量化と最適設計セミナーのご案内
~自動車車体と部品の軽量化と強度性能向上のための最新技術を公開します。~
  12月11日(火) 名古屋 /12月12日(水) 大阪 / 12月14日(金) 東京
主催:株式会社ヴァイナス 


 |セミナー開催要項 | プログラム   |



アブストラクト

発表予定内容のアブストラクトは以下の通りです。(プログラム順)

はじめに
弊社 代表取締役社長 藤川 泰彦

自動車をはじめ、各種産業機械においてはさらなる軽量化と機械性能の高さや安全性が求められています。そのためには、高い生産性を考慮した最適設計技術の導入と特に効果的な運用がそれらの実現のためのキーになります。最適設計の本格的な設計利用に関するコメントを述べさせて頂きます。


オープニングセッション
“構造設計最適化における課題、解決手法とその効果”
― 自動車における製品開発・設計における構造の最適化 ―

弊社 技術部 最適設計グループ 塚本 昌美

近年、自動車開発で最も注目されている軽量化。新素材の活用・開発期間短縮の課題を克服しつつ実現させるための最新の最適化設計の手法を発表します。
 - 構造最適化に必要な荷重伝達経路の特定手法
 - 新素材(非線形材料)に対する検討手法
 - 材料資源削減を実現する形状最適化の方法


テクニカルセッション
“構造最適化の基本と最適化ツールの効果的利用方法”
― 構造最適化ツールで何ができるのか?―
弊社 技術部 最適設計グループ 宝亀 佑介

ABAQUS・Nastran・ANSYSなど主要ソルバを利用する設計プロセスに対し、 最新の構造最適化ツールを現場に効果的に導入する為に必要な機能について、ノンパラメトリック構造最適設計支援ソフトTOSCA Structure 6.1をベースに説明します。
  - 構造最適化ツールが満たすべき要件
  - 非線形解析と構造最適化の適用事例
  - 構造最適化ツールの最新機能と効果的利用方法


ケーススタディー・セッション
“ヨーロッパ自動車・自動車部品業界における構造最適化の現状” 
― BMW、Audi、TRWにおける導入の現状 ―
弊社 マーケティング部 部長 杉野 徹

ヨーロッパにおける下記の自動車メーカー・部品メーカーの事例を中心に説明します。
   - Audiが実践した構造最適化
   - BMWにおける荷重伝達経路の検討概要
   - TRWにおけるTOSCAの適用状況と効果


ユーザー・プレゼンテーション
“自動車用防振ゴムにおける最適化”
株式会社ブリヂストン 防振ゴム技術開発部 試験・解析ユニット 岩崎 健一郎 様

(株)ブリヂストン様より、ノンパラメトリック構造最適化ツール「TOSCA」と構造解析ソフト「ABAQUS」との組み合わせによる、自動車用防振ゴム開発における設計最適化事例をご発表頂きます。
エンジンマウントやサスペンションブッシュに代表される自動車用防振ゴムは、多くはゴム部とBRKT部(主に金属)からなる構造部材で、荷重支持や振動伝達低減等の機能を担っています。ゴム部にはバネ減衰特性や耐久性が、BRKT部には固有値や強度が基本特性として求められ、その開発においては構造解析や設計形状最適化の活用のニーズが高まっています。

「TOSCA」は、非線形解析を得意とするため、3D CADおよびメッシャーの能力限界の範囲で既成のメッシュベースで最適化を行い、また最適化ループを自動化できる導入メリットがあります。今回は、最適化の成果と今後解決すべき課題についてご発表頂きます。
クロージング・セッション
“構造設計の最適化における初期プロジェクトの進め方”
弊社 マーケティング部 部長 杉野 徹

最適化の対象と達成すべき目標の設定・その達成の方法・得られる定量的な効果などを明確化する初期プロジェクトの進め方を提案します。

※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
以上

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