物体表面上に作用する圧力を元に、揚力や抗力を算出する方法を紹介します。 ※実際は、圧力による抗力(形状抵抗)の他に、せん断による抗力(粘性抵抗)も作用するため、粘性がある流れの場合、本手法で得られた結果は正確な結果ではありません。正確な結果が必要な場合は、ソルバ側で計算することをお勧めします。 ケース1:構造格子の解析結果の場合 ケース2:非構造格子の解析結果の場合
ケース1:構造格子の解析結果の場合 1. 車や飛行機などのモデルの表面形状を、FIELDVIEWのI,J,K断面表示機能(Computational Surface)を使用して表示 します。この例では、’K’断面を用いて形状を作成しているものと仮定します。 2. 揚力や抗力の関数を、FIELDVIEWの関数定義機能を利用して登録します。以下の例では、モデルの鉛直方向がZ軸、 進行方向がX軸の場合の登録式を示します。
3. 項目1)で作成した表面形状を、項目2)で登録した物理量のスカラーで表示します。 4. 項目3)で表示した表面スカラー値を積分機能を用いて積分します。Int(S)の値がそれぞれ揚力・抗力になります。
ケース2:非構造格子の解析結果の場合 1. 車や飛行機などのモデルの表面形状を表示します。FIELDVIEWの境界面表示機能(Boundaryl Surface)、または 速度勾配を利用した物体表面作成方法を用いて表示します。 後者の場合、定義した関数名を’Wall’として等値面作成機能(Iso surface)を用いて物体表面を表示したものとします。
2. 物体表面上の法線ベクトルを作成します。 定義した法線ベクトルの関数名を’WNormal’と仮定します。
3. 揚力や抗力の関数を、FIELDVIEWの関数定義機能を利用して登録します。以下の例では、モデルの鉛直方向がZ軸、 進行方向がX軸の場合の登録式を示します。
4. 項目1)で作成した表面形状を、項目2)で登録した物理量のスカラーで表示します。 5. 項目3)で表示した表面スカラー値を積分機能を用いて積分します。Int(S)の値がそれぞれ揚力・抗力になります。
※FIELDVIEWの操作についての詳細は、日本語スタートアップマニュアル、FIELDVIEW Refrence Guideなどをご覧下さい。