SL009 解析領域の特定範囲だけに流線を描きたい
 ◆ 概要 ◆

解析領域の特定範囲だけに流線を描き、範囲外は流線が飛び出さないようにしたい場合の設定をご案内します。

 ◆ 解説 ◆

《方法1》
Streamline Panel 内 [Options] タブ内に "Time Limits" というパラメータ指定箇所があります。こちらの値の調整で範囲限定ができます。

《方法2》
解析範囲の特定部分だけ流れ場にゼロ流速を入れることで対処できます。


こちらに、サンプル Restart ファイル群(右クリック -> ファイルを保存)を用意しました。作業ディレクトリで解凍保存してください。

サンプルファイルは 以下の 3パターンの流線設定になっております。

・sample01.dat .... 通常の設定
・sample02.dat .... Time Limit の調整による対処例
・sample03.dat .... 流れ場制御による対処例

上記の sample02 の事例では、"Time Limit" と呼ばれるパラメータを調整しております。

定常流の流線探索演算においては仮想的な時刻を用いた 積分計算が行われております。こちらの "Time Limit" 設定は 積分時刻の調整が行えます。開放点から放出された粒子が 解析領域を飛び出さない程度の積分時間を割り当てることで 流線が解析領域途中で止まります(sample02.jpg)。

“Time Limit”の設定は “Streamlines” パネル内、 [Calculation Parameter]内にあります。


sample03 の事例では、流れ場の制御を行っております。 この事例の中では、 x > 0.0613584 の位置で流速値をゼロ にしております。このような流速値の設定にあたって、 エリアを2分するような 2 値化 変数を用意しています。 "sample03.jpg" の壁面には赤と青で その 2 値変数 "flag" の分布を表示しております。

“TrimedVelo” という関数に、範囲から外れた流体の速度を0にした値を与えています。
(“TrimedVelo”はScalar FunctionのVector Functionで選択してください)

この sample03 の方法の場合、手法上、 アニメーションでの粒子終端部分で、やや減速して 表示されますので、ご注意ください。

また、2 値変数の用意については、以下の FAQ ページをご参考ください。





   

 

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