Hall A:CFD(プリ・ポスト・ソルバ) |
9:00 - 9:30 |
受付 |
9:30 - 9:55 |
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- オープニング - 大規模・高速・高精度解析と製品設計のためのヴァイナスの今後のソリューション
- 株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦
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9:55 - 10:35 |
特別講演 |
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- 「京」から「富岳」の時代へ ~HPCの現状と今後の展望~
- 東京大学生産技術研究所 教授 加藤 千幸 様
- アプリケーションで最大「京」の100倍の性能を発揮することが期待されている、次期フラッグシップ計算機が「富岳」の開発は順調に進められており、2021年4月からは本格的な運用が開始される見込みである。そのような状況の中、数値流体解析を中心して、最新のHPCの現状を紹介するとともに、今後の展開を展望する。
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10:35 - 10:50 |
- FBasis V1による機械学習処理を適用したモード分解(POD,DMD)のご紹介
- 弊社 先行技術適用部 部長 篠原昭憲
- FBasis V1は大規模非定常データから流れの特徴構造(空間パターン)とその時間変化(周波数、増幅率)を機械学習処理により自動抽出します。製品性能を左右する流れの物理現象を理解でき、更なる性能向上が可能となります。今回、解析概要と適用事例を紹介します。
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10:50 - 11:00 |
ブレイク |
11:00 - 11:30 |
- FieldView 18によるCFD設計性能評価とヴァイナスによるCFDワークフロー構築コンサルティングサービスのご案内
- 弊社 技術一部 部長 澤 芳幸
- ヴァイナスでは、様々な分野のユーザーの皆様における流体解析の業務効率化をサポートするソリューションを提案しています。
特にポストプロセスについては、設立以来販売・サポートを続けているFieldViewを中心に、エキスパートエンジニアのノウハウを継承・共有するための評価手法のシステム化や、定型的な繰り返し処理の自動化・レポート処理など、広い分野で多岐にわたるサービスを提供しています。
今回はマテリアルレンダリングによるプレゼンテーション機能やユーザーの利便性を向上したFieldView 18と、CFD解析結果に対する可視化評価の最新技術としてデータ解析や、可視化評価自動レポートシステム、フルターンキー設計システムの構築のためのコンサルティングサービスをご紹介します。
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11:30 - 11:45 |
- 流体機械設計のためのトポロジ最適化ソリューション
- 弊社 HELYX Gr. 博士(工学) 福井 淳一
- トポロジ最適化は形状最適化よりも物体形状変形の自由度が高いため、既存製品形状にとらわれない最適形状の探索を可能とします。本セッションではHELYXの最適化ソルバHELYX-Adjointのトポロジ最適化機能による、革新的な流体機械設計の可能性について発表します。
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11:45 - 12:15 |
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- 換気扇の騒音低減への取り組み -FBasis V1、HELYX-Adjoint適用事例-
- パナソニック エコシステムズ株式会社 R&D本部 熱・流体開発部 送風技術開発課 送風技術開発係
主務 重森 正宏 様
- 換気扇の後流側に配置されたモーターステイからの騒音現象をFBasis V1 を用いて流れの特徴的構造として抽出しました。また、HELYX-Adjoint を用いてモーターステイのトポロジ最適化計算を行い、騒音低減への寄与が大きい場所の特定、および形状改善案を見出した事例についてご紹介致します。
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12:15 - 13:25 |
昼休憩 および デモ |
13:25 - 14:00 |
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- HELYX 3.2.0の新機能
- 英国ENGYS社 事業本部長 Mr. Francisco Campos
- 本セッションでは、次期リリース版HELYX 3.2.0に含まれる最新機能についてご紹介します。
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14:00 - 14:15 |
- Pointwise V18.3の新機能とコンサルティングサービスのご案内
- 弊社 技術一部 大坪 俊介
- 新バージョンPointwise V18.3では、ヘキサを中心とした非構造メッシュ生成機能Hex Coreや、メッシュを表示し品質評価ができるライセンス不要のビューア機能が追加されています。本セッションでは、これらの新機能や弊社が提供するメッシュ生成に関するコンサルティングサービスについてご紹介します。
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14:15 - 14:50 |
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- CFD解析工数の低減と解析精度の向上のために最適なメッシュトポロジ設計
- 米国 Pointwise社 上級副社長 Dr. Richard J. Matus
- メッシュ生成からソルバ実行、ポスト処理、最適化設計、そしてメッシュの再生成やモーフィングへ戻るCFD最適設計ワークフロー全体の効率化を図る上で、最適なメッシュトポロジの設計や高品質なメッシュの生成は最も重要な課題となります。本セッションでは最適設計におけるメッシュ生成テーマに、自動車、船舶、風力発電や航空宇宙の各分野におけるケーススタディをご紹介いたします。
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14:50 - 15:05 |
ブレイク |
15:05 - 15:35 |
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- 高次精度非構造格子法によるLES実用化に向けて
- 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構
研究開発部門 第三研究ユニット 研究開発員/博士(工学) 芳賀 臣紀 様
- 近年、優れた並列性能を有する高次精度非構造格子法が実用LES解析に利用されつつあります。セル内自由度を有するため粗い格子でも高解像度な解が得られますが、物体曲面形状を忠実に表現する高次要素格子の生成が課題でした。本発表ではPointwise V18.2 R1以降に導入された高次要素格子変換機能を利用した解析事例についてご紹介します。
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15:35 - 16:10 |
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- H-P法 解適合格子のPointwiseへの適用
- 米国 Pointwise社 先端研究 スペシャリスト Steve L. Karman, Jr., Ph.D.
- Pointwise社では、NASAと連携し「H-Pアダプティブメッシュ」をテーマにした研究開発を行っております。本セッションでは、計算に応じて局所的にメッシュを細分化し空間分解能を高めるH法と高次要素を用いるP法を組み合わせ、流れ場計算の精度を格段に向上させた事例やそのメッシュ生成の手法をご紹介します。
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16:10 - 16:45 |
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- 解析の自動化や最適設計のためのメッシュ生成専用サーバーの開発
- ボンバルディア社 シニアエンジニアリングスペシャリスト AMINE Ben Haj Ali , Ph.D., M.Eng.
- ボンバルディア社では、PointwiseとGlyphを活用したオブジェクト指向のメッシュ生成専用サーバーMARS (Meshing & Adaptive Re-meshing Server)を開発しています。MARSの開発は、メッシュ生成における品質・効率・再現性や最適設計への応用といった産業利用ニーズに基づいて進められています。本セッションでは、MARSを利用したメッシュ生成の事例やシステム開発についてご紹介いたします。
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16:45 - 16:50 |
ブレイク |
16:50 - 17:50 |
基調講演 |
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- Fluid Informatics 2.0
- 東北大学流体科学研究所 所長・教授/工学博士 大林 茂 様
- Society 5.0 の実現が謳われる今日、各分野とインフォマティクスの融合はますます重要となっています。流体工学とインフォマティクスが出会った「フルードインフォマティクス」の新たな展開を紹介します。
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17:50 - 18:00 |
- 閉会のご挨拶
- 株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦
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18:00 - 19:30 |
懇親会 |
- 皆様の情報交換の場として是非ご参加ください。
- ●会場:東京コンファレンスセンター・品川 5F ホワイエ(大ホール前)
※尚、手配の都合上、ご出欠を参加お申込時にお知らせ下さい。 |
※プログラムは都合により変更となる場合がございますので予めご了承願います。
Hall B:最適設計・高速計算・ワークフロー |
9:00 - 9:30 |
受付 |
9:30 - 9:55 |
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- オープニング - 大規模・高速・高精度解析と製品設計のためのヴァイナスの今後のソリューション(ホールAより中継)
- 株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦
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9:55 - 10:10 |
- HPC・クラウドコンピュータ利用推進サービス
- 弊社 プロジェクト推進部 部長 森本 賢治
- HPCアプリケーションの開発、並列化・高速化チューニングから自動化システムの構築やHPCやネットワークを便利に利用するツールなど、HPC・クラウドを効率的に利用するためのソリューションを紹介します。
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10:10 - 10:40 |
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- 実験とシミュレーションの融合による生体高分子構造多形推定法の開発
- 特定国立研究開発法人 理化学研究所 科技ハブ産連本部(本務)、計算科学研究センター(兼務)
研究員 博士(理学) 徳久 淳師 様
- 理研では、創薬において重要な知見を与える生体高分子の立体構造を、実験とシミュレーションを融合することで推定する手法の開発を進めています。本発表では、構造解析を行うには不完備なノイジーな単粒子実験データからテンプレートマッチング法により構造多形を推定する手法を紹介いたします。
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10:40 - 10:50 |
ブレイク |
10:50 - 11:05 |
- メッシュ・形状モーフィングによる形状最適化と次期バージョンSculptor V3.9
- 弊社 技術二部 山本 幸広
- 設計者向け最適設計パッケージシステムSculptorによる形状最適化のための機能と事例を紹介するとともに、開発元OSS社で発表される次期バージョンV3.9の最新機能情報のハイライトをお伝えします。
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11:05 - 11:40 |
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- Sculptor V3.9 新機能とモータースポーツ・ディーゼルエンジン・タービン翼設計に関する最近の適用事例
- 米国Optimal Solutions Software社 CTO(最高技術責任者)Mark D. Landon, Ph.D.
- Sculptor V3.9が本発表で明らかになります。また形状最適化やShape Matchingに関するPratt&Whitney, Cummins, HarleyDavidson各社による適用事例を紹介します。
V3.9ではASDボリューム作成機能や形状変形変数定義に関する新機能や、メッシュのヒーリングやスムージング機能が加わります。Shape Matchingに関してはタービン翼製造形状に適用し流体・構造の設計要件の満足度を評価した事例を紹介します。
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11:40 - 12:10 |
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- SCULPTORを用いた空調用ファン形状の最適化事例のご紹介
- 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空調機技術部 主席チーム統括 江口 剛 様
- SCULPTORを適用し、プロペラファンの形状を最適化した事例をご紹介いたします。同一風量条件でのファン入力を目的関数とし、実験計画法によりパラメータスタディを行い、最適な翼形状探査を行いました。
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12:10 - 13:20 |
昼休憩 および デモ |
13:20 - 13:40 |
- ヴァイナスが提供する統合最適設計ソリューション・サービス
- 弊社 技術二部 部長 鈴木 信行
- ヴァイナスの20年を超える最適設計の経験を基に、国内研究機関開発の多数目的最適探査アルゴリズムを搭載した、iDIOSをご紹介。また、Sculptorを利用したメッシュモーフィングによるパラメトリック形状最適化、Helyx-Adjointによるトポロジー形状最適化など、複数設計領域にわたるiDIOSを核とした最適設計ソリューションをご紹介いたします。
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iDIOS -CHEETAH -iSPM -DAKOTA -WHEEL -Vharmo
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13:40 - 14:10 |
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- 多目的設計最適化エンジンCHEETAH/Rの開発状況
- 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 准教授/工学博士 大山 聖 様
- ポスト「京」重点課題において、次世代の多目的設計最適化エンジンCHEETAH/Rを開発しています。CHEETAH/RはHPCI戦略プログラムで開発したCHEETAHをベースに領域分割などの新しい技術を取り入れて、制約条件が厳しい設計最適化問題などにおいてもより優れた解を得ることができます。
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14:10 - 14:40 |
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- 近似関数を用いた最適化法とJAXA Harmoneeへの実装
- 首都大学東京大学院 システムデザイン研究科・(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(兼務))
准教授・(客員研究員)/博士(情報科学) 金崎 雅博 様
- 本講演では、JAXA Harmoneeの一部の機能Harmonee-saとしても提供するアルゴリズムに実装されている、近似関数法に基づく高効率最適化法の概説と、事例紹介を行います。近似関数法は目的関数の勾配が不要であることから、問題や評価法の依存性が少なく、シミュレーションだけでなく、実験などにも用いることができます。評価工数の少なさ、効率の良さ、使い勝手などの強みをお話ししたいと思います。
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14:40 - 14:50 |
ブレイク |
14:50 - 15:30 |
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- 空力・通風性能の大規模多目的最適化手法の検討
- 三菱自動車工業株式会社 機能実験部 伊藤 篤 様
- 多目的設計探査ソフトウェアiDIOS-CHEETAHを用いて、大規模多目的最適化手法を開発し、空力と通風性能のパレート最適解取得に適用したので紹介します。
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15:30 - 15:45 |
- SCULPTORを用いた実形状車両のモーフィングモデル作成
- 三菱自動車工業株式会社 機能実験部 松本 恵実 様
弊社 技術二部 山本 幸広
- 大規模車両性能多目的最適化を行うため、SCULPTORを用いて車両形状の複雑な変形に対応した高精度なメッシュモーフィングモデルを作成したので紹介します。
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15:45 - 16:15 |
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- 「現象を考える」をサポートするツール開発
- 九州大学 情報基盤研究開発センター センター長・教授/博士(工学) 小野 謙二 様
- シミュレーションとデータサイエンスは、科学に対する演繹と帰納という異なるアプローチですが、この相補的な両輪の活用はシナジーにより新しいパラダイムを切り拓きます。現象を理解する上で重要なモデリングについて、このアプローチの事例を紹介します。
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16:15 - 16:45 |
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- HPCシミュレーションとデータ科学の融合による新たな自動車空力CAEについて
- 特定国立研究開発法人 理化学研究所 計算科学研究センター・
神戸大学大学院システム情報学研究科 計算科学専攻
チームリーダー・教授/博士(工学) 坪倉 誠 様
- ハイエンドスパコンで得られる大量データを活用する事で、新たなCAEの創出が可能となります。ここでは、「京」で実施した自動車空力形状多目的最適化を紹介するとともに、そのデータを活用したモード分解による後処理法や、「富岳」での成果創出に向けた機械学習の活用について紹介します。
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16:45 - 16:50 |
ブレイク |
16:50 - 17:50 |
基調講演(ホールAより中継) |
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- Fluid Informatics 2.0
- 東北大学流体科学研究所 所長・教授/工学博士 大林 茂 様
- Society 5.0 の実現が謳われる今日、各分野とインフォマティクスの融合はますます重要となっています。流体工学とインフォマティクスが出会った「フルードインフォマティクス」の新たな展開を紹介します。
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17:50 - 18:00 |
- 閉会のご挨拶
- 株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦
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18:00 - 19:30 |
懇親会 |
- 皆様の情報交換の場として是非ご参加ください。
- ●会場:東京コンファレンスセンター・品川 5F ホワイエ(大ホール前)
※尚、手配の都合上、ご出欠を参加お申込時にお知らせ下さい。 |
※プログラムは都合により変更となる場合がございますので予めご了承願います。