CFDのレベルアップと業務効率化セミナー2011
ご好評のうちに本会は終了いたしました。
ご参加頂きましたお客様ならびにご協力頂きました皆様には深く御礼申し上げます。
ハイライト
製品開発を高度に支援! 2011年春以降の強力なCFDソフトウェア製品の新リリースを一堂に発表
- CONVERGE V1.4 【2011年秋リリース予定】
- メッシュ作業不要のエンジンCFD解析専用システム/大規模詳細化学反応計算を高速化/GT-POWER(1Dコード)との連成
◎開発元 米国Convergent Science社より開発者が来日・USA企業の適用事例を発表講演!
- ICE Reporter V1.0 【2011年2月リリース】
- エンジンCFD燃焼解析結果を自動レポート処理!業務効率と生産性を向上
- FieldView V13 【2011年夏リリース予定】
- GPUなどの最新グラフィックテクノロジへ対応し、グラフィックパフォーマンスを大幅に向上、大規模解析のポスト処理が
スムーズ!
◎開発元 米国Intelligent Light社より創業者が来日講演!
- Pointwise V16.04 【2011年1月リリース】
- 境界層テトラメッシュ生成機能T-REXで複雑形状のCFD解析がより精度アップ、安定化!
◎開発元 米国Pointwise社より副社長が来日講演!
- SCULPTOR V2.4 【2011年10月リリース予定】
- 新機能のCFD多目的最適解析の実行が簡単になります!
- TransMagic R8sp5 【2011年5月リリース予定】
- CADモデルの変換/強力なCAD面修復機能でCFDメッシュ作成工数を大幅に削減
- 日本アイ・ビー・エム株式会社 【協賛社発表】
- CAE環境への投資効果を最大化するIBM System x とIBMのクラウド戦略
ご挨拶
平成23年5月吉日
株式会社ヴァイナス
代表取締役社長 藤川 泰彦
拝啓 貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格段のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
CFD業務の運用は多様化の時代を迎え、設計レベルの向上とさらなる設計業務の効率化が求められています。
CFDソルバでは、日常の汎用的な利用目的やライセンスコストの低減、また自社固有の物理モデルの組み込みの柔軟性からオープンソースソルバを選択肢のひとつとして検討される企業様が増えてきました。
しかしながら、オープンソースソルバはライセンス料金が発生しない大きなメリットがある反面、独自の運用スタイルの構築、各社個別の物理モデルの組み込みに対する運用の手間やコストが負荷となり、結果的に目的とする機能に優れる専門性が高い商業ソルバを利用したほうが有利になることがあります。
また、物理モデルの高度化や解析精度向上のためCFD解析データは年々大規模化し、並列計算による計算の必要性が拡大しています。そしてさらに最適化設計におけるジョブケース数の増大に伴い、CFD解析実行環境に対する周辺システム、例えばプリ・ポストプロセスなどに対する強化対策が課題になりつつあります。
弊社の今回の春セミナーでは、これらに対するソリューションとしてオープンソースソルバに対する有益な活用例や解析目的に特化した専門ソルバのメリット、また扱いやすいCFD多目的最適設計ツールの新製品にテーマを当て、各開発元企業の今後の開発方針の発表と合わせてご紹介します。
また協賛社の日本アイ・ビー・エム株式会社からは、「CAE 環境への投資効果を最大化する IBM System x と IBMのクラウド戦略」をテーマに発表いたします。
ご多忙中かと存じますが、是非ご出席頂き、貴社の2011年のCFDの業務運用の情報としてお役立て頂きたく存じます。
敬具
開催概要
開催日時 | 【大阪会場】 2011年5月23日(月)10:00-17:05(受付開始 9:30~) 株式会社ヴァイナス 本社 セミナールーム(京阪堂島ビル8F) 住所:大阪市北区堂島2-1-31京阪堂島ビル8F アクセス:JR東西線「北新地」駅 / 地下鉄「西梅田」駅より徒歩3分 阪神「梅田」駅より徒歩6分、JR「大阪」駅より徒歩7分 |
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【名古屋会場】 2011年5月24日(火)10:00~17:05(受付開始 9:30~) 日本アイ・ビー・エム株式会社 名古屋事業所 4F オーディトリアム 住所:〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3-1-1 十六銀行名古屋ビル 電話番号:052-954-3000 (番号案内) 最寄駅:市営地下鉄 桜通線/鶴舞線 丸の内駅 5番出口 徒歩3分 桜通線/名城線 久屋大通駅 4番出口 徒歩7分 東山線/鶴舞線 伏見駅 東出口 徒歩12分 東山線/名城線 栄駅 1番出口 徒歩15分 ▼地図はこちら http://www-06.ibm.com/ibm/map/nagoya.html |
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【東京会場】 2011年5月26日(木)10:00~17:05(受付開始 9:30~) 日本アイ・ビー・エム株式会社 本社事業所 (箱崎) CSC 706教室 住所:〒103-8510 東京都中央区日本橋箱崎町19-21 電話番号:03-3586-1111 (IBMグループ番号案内) 最寄駅:東京メトロ東西線/東京メトロ日比谷線 茅場町駅4番b出口 徒歩7分 東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅2番出口 徒歩3分 東京メトロ日比谷線 人形町駅1番出口 徒歩12分 都営浅草線 人形町駅2番出口 徒歩12分 都バス IBM箱崎ビル前下車 徒歩1分 ▼地図はこちら http://www-06.ibm.com/ibm/map/hakozaki.html |
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主催 | 株式会社ヴァイナス |
協賛 | 日本アイ・ビー・エム株式会社 |
参加費 | 無料(但し、事前登録を要します。) ※ベンダー様につきましては参加をお断りさせて頂く場合がございます。予めご了承願います。 |
参加お申込み方法 | 受付は終了しました。ご好評のうちに本会は終了いたしました。 |
セミナープログラム(予定)
9:30 - 10:00 | 受付 | |||
10:00 - 10:20 | ご挨拶 | |||
株式会社 ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦 |
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10:20 - 10:40 | エンジン性能改善のための新しいエンジンCFD解析手法の提案(CONVERGE v1.3.1、v1.4) | |||
さらなる燃費性能改善、排気エミッション低減には必須となる実機に即した複数気筒や複数サイクルの非定常大規模エンジンCFD解析が、CONVERGEの時間的、空間的に自由度の高いグリッドコントロール機能を用いることにより容易に可能となることを紹介いたします。さらに、次期リリース版に標準搭載される詳細化学反応計算の高速化機能により実用的な解析が可能となる、高EGRマルチ噴射燃焼解析事例を紹介いたします。 | ||||
【適用事例】 ・排気O2センサ/触媒ガス当たり評価への非定常解析の適用 ・ポート噴射燃料噴霧・液膜・燃焼の複数サイクル解析の計算高速化手法 ・吸気系EGR分布解析の複数サイクル解析の計算高速化手法 ・ディーゼルエンジン高EGRマルチ噴射燃焼解析 |
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⇒製品 【CONVERGE】 の詳細はこちら | ||||
株式会社ヴァイナス 技術二部 燃焼技術テクニカルマネージャ 高瀬 秀樹 |
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10:40 - 11:30 | 詳細化学反応計算を含むCONVERGE次期リリース版 最新機能の紹介 -大規模詳細化学反応計算の高速化- (CONVERGE v1.4、v1.4.1 ※2011年秋リリース予定) |
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内燃機関の燃費性能向上、排気エミッション低減には、ノッキングを含む自着火燃焼や、高EGR燃焼、マルチ燃料噴射など、高度に専門化された複雑な物理現象を高精度に解析することが求められます。そのために必要不可欠となる詳細化学反応計算を実用化するための高速化手法(40~50倍)や、火炎伝播燃焼の簡易燃焼モデル、VOF法による気液混相流解析を含む、次期リリース版に搭載される新機能を紹介いたします。 | ||||
【適用事例】 ・ガソリン直噴エンジンの燃焼解析によるノッキング解析 ・ディーゼルエンジンの噴霧・燃焼解析 |
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米国Convergent Science社 営業本部長 Daniel M. Lee(写真:左)/副社長 Keith Richards(写真:右) |
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11:30 - 11:45 | エンジンCFD燃焼解析の自動レポート処理による業務効率化と生産性向上(ICE Reporter v1.0) | |||
エンジンCFD解析結果の評価指標抽出、可視化処理、グラフ作成などの各種評価作業を自動化し、評価業務を効率化できます。さらに、熟練者のノウハウを織り込んだ評価手法を活用できるので、エンジニアのスキルに依存せずに高度解析業務が実施でき、チームとして生産性向上が可能です。本セミナーでは、FieldViewアドオンプログラムICE Reporterの導入効果、手順、レポート内容を、デモを交えて紹介いたします。 | ||||
【適用事例】 ・ガソリン直噴エンジン ・ディーゼルエンジン |
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⇒製品 【ICE Reporter】 の詳細はこちら | ||||
株式会社ヴァイナス 技術二部 燃焼技術テクニカルマネージャ 高瀬 秀樹 |
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11:45 - 13:00 | 昼食・デモンストレーション | |||
13:00 - 13:40 | CAE 環境への投資効果を最大化する IBM System x と IBMのクラウド戦略 | |||
日本のCAE市場も大きく状況が変化しています。 また先日の震災後は時代が変わるほど日本の状況は大きく変化しました。 この大きな変化が起こる時代こそ「ものづくり」の発展は止めることなく進化しなければならないと考えています。 日本IBMでは変化の大きな時代にCAE環境への投資効果を最大限に引き出す為の様々なソリューションをご提案できます。 本セッションではその概要についてお話致します。 | ||||
日本アイ・ビー・エム株式会社 システムx事業部 事業開発 システムズ&テクノロジー・エバンジェリスト 柴田 直樹様 |
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13:40 - 14:00 | グラフィック性能が大幅に向上した FieldView 13の新機能紹介(2011年夏リリース予定) | |||
FieldView 13ではGPUなどの最新グラフィックテクノロジへの対応により、可視化評価でのパフォーマンスが大幅に向上しました。今回は、デモンストレーションを中心に大きな変化を遂げた最新バージョンFieldView 13の新機能とその適用方法をご紹介します。 | ||||
【適用事例】 大規模非定常解析の効率的なポスト処理手法の適用事例 | ||||
⇒製品情報 【FieldView】 の詳細はこちら | ||||
株式会社ヴァイナス 技術一部 プロダクトグループ 谷 雅也(大阪会場)/鈴木 洋之(名古屋・東京会場) |
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14:00 - 14:45 | CFDデータマネージメントと生産性のワークフローを実現するFieldView 13 (CFD Data Management and High Productivity Workflows with FieldView 13) |
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現在、高品質かつ高い生産性を要求される中でCFDの大規模化と非定常解析が注目されております。Intelligent Lightでは、次期最新バージョンFieldView 13を「XDB Workflow」という強力なデータマネジメント製品と位置づけCFD市場に投入します。本発表では、レース用自転車ホイールで2ケースの非定常計算における流れ特性やトルクの比較例を紹介します。この「XDB Workflow」と並列処理の活用により、大規模非定常解析結果の可視化を飛躍的に業務効率を加速し、一般のノートPC上でも可能となります。 | ||||
米国Intelligent Light社 創業者・ゼネラルマネージャー Steve M. Legensky |
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14:45 - 15:05 | Coffee Break・デモンストレーション | |||
15:05 - 15:20 | CADモデルの変換/リペアと工数コスト削減の強力なツール TransMagic R8sp5のご紹介 | |||
TransMagicは柔軟なCADデータ変換を実現すると共に、MagicSurface機能によりCAE/CFDに必要な煩わしいCAD面リペアの手間を大幅に削減。今回はCAD面リペア作業効率化のカギとなる、MagicSurface機能をご紹介します。 | ||||
⇒製品情報 【TransMagic】 の詳細はこちら | ||||
株式会社ヴァイナス 技術三部 デザインGr 宝亀 佑介(大阪会場) 技術一部 プロダクトグループ 鈴木 洋之(名古屋・東京会場) |
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15:20 - 15:40 | 複雑ジオメトリへのメッシュ生成ロバスト性が向上したPointwise V16.04の最新機能紹介 (2011年1月リリース) |
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直感的GUIを備えるPointwise16.04ではメッシュ生成業務を大幅に短縮化する境界層テトラメッシュ生成機能T-REXが搭載されます。 T-REXは、複雑な形状に対してもロバストに境界層メッシュ生成を可能とします。また、CADデータから表面メッシュ生成を迅速化するソリッドメッシング機能などPointwiseの最新機能とその適用事例をご紹介いたします。 | ||||
【適用事例】 無人偵察機用ダクテッドファンの性能解析事例、垂直風車の翼形状最適設計事例 |
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⇒製品情報 【Pointwise】 の詳細はこちら | ||||
株式会社ヴァイナス 技術一部 プロダクトグループ カスタマサポート 橋本政典 |
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15:40 - 16:25 | Pointwise V16.04/Pointwise V17 Pointwise 開発最新情報 ~GridgenからPointwiseへの移行について~ ( Pointwise Roadmap: Moving Beyond Gridgen to the Future ) |
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最新バージョンPointwise V16.04について、Gridgen機能の移行状況を中心にご説明いたします。また、次期バージョンのPointwise V17はGridgenの全ての機能を搭載する予定で開発が進められており、開発の最新情報および将来の開発プランについてもご紹介いたします。 | ||||
米国Pointwise社 副社長 Mr. Richard J. Matus, Ph.D. |
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16:25 - 17:05 | SCULPTOR V2.4による設計者が扱いやすいCFD多目的最適化設計の提案 (2011年10月リリース予定) |
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次期バージョンSCULPTOR V2.4では、従来の勾配法に加えて新しい最適化設計アルゴリズム(遺伝的アルゴリズム・ラテン超方格法・Kriging法)の搭載により最適化設計を単独で実行することができます。今回の発表では、Back2CAD、スーパープレーン、ボリュームビルダなどの最新機能による効率的なメッシュ・ジオメトリモーフィングと、多目的最適化設計の適用例をご紹介します。 | ||||
【適用事例】 ・ 自動車車体空力最適設計、ダクト圧力損失低減、ターボ機械ボリュート最適化設計 |
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⇒製品 【SCULPTOR】 の詳細はこちら | ||||
株式会社ヴァイナス 技術一部 プロダクトグループ 山本幸広 |
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
<通訳についてご案内>
海外開発元からの発表は英語にて行い、弊社社員により日本語による解説を加えさせて頂きます。
<アンケートご協力のお願い>
現在弊社では、お客様が業務に必要な製品/技術情報をどのようなメディアを通じて収集されているかについて、アンケートを実施しております。本セミナー申込フォームの後半に、そういった主旨でアンケート項目を設けておりますので、何卒ご協力をお願いします。