DAY1 CFDオープンソルバの最前線の適用   DAY2 ターボ機械・最適設計・SDM(シミュレーションデータマネージメント)/HPCクラウドと計算高速化技術   ワークショップ
CFDオープンソルバの最前線の適用 ターボ機械・最適設計・SDM(シミュレーションデータマネージメント)
FieldView/Pointwise ワークショップ
HELYX ワークショップ
OCC-Expert/TURBOdesign ワークショップ
エンジン設計 ワークショップ
HPCクラウドと計算高速化技術
HPCクラウドと計算高速化技術 プログラム
9:00 – 9:30 受付
9:30 – 10:05
ハイブリッドクラウド利用支援システムCCNV V2とビジネス用途のセキュアなオンラインストレージCC-Driveの紹介
弊社 プロジェクト推進部 クラウドシステム開発 Gr. 森本 賢治
CCNVは社内サーバーやクラウドサーバーをWindows環境から簡単に利用するハイブリッドクラウド利用支援システムです。 CAEでハイブリッドクラウド環境を活用するための機能やCAE用オンラインストレージによる情報共有など、クラウド活用の最新情報をご紹介します。
CCNVCC-Drive
10:05 – 10:40
多階層精度圧縮数値記録(JHPCN-DF)方式によるデータに関する作業効率化の検討の紹介
防衛大学校
応用物理学科 講師 萩田 克美 様
CCNV
スパコンやクラウドの大規模計算でのデータ増加への対応策として、浮動小数点データのビットレベルでの特性に着目し作業用途に応じた精度でビット分割する技術で、データ転送を高速化する検討について紹介します。
10:40 – 11:10
OpenFOAMを用いた配管内スラグ流予測
千代田化工建設株式会社
ChAS・ライフサイエンス事業本部 高度プロセス解析ユニット リードエンジニア 石川 恭司 様
CCNVFieldViewPointwiseOpenFOAM®ANSYS FluentSTAR-CCM+
本事例では、石油化学プラント配管設計課題の一つとなるスラグ流誘起配管振動を対象にOpenFOAMをベースに開発した混相流ソルバを用いてスラグの再現およびその加振力の予測をHPC計算機にて行い、実験結果と良好に一致する結果を得ました。
11:10 – 11:15 ブレイク
11:15 – 11:50
協賛社発表
FOCUSでのクラウド・オンプレミス融合基盤提供
公益財団法人 計算科学振興財団
共用促進・研究部門 共用専門員 兼 主任研究員 西川 武志 様
(公財)計算科学振興財団(FOCUS)では平成27年度よりクラウド環境(FOCUSスパコン)とオンプレミス環境(利用者社内環境)をVPNや専用線を介して融合させて利用可能なサービス基盤を提供し始めました。
CCNVV-HPC Network
11:50 – 12:25
協賛社発表
HPC、CAEに活用されるSoftLayer最新ベンチマークと使いどころ
日本アイ・ビー・エム株式会社
クラウド事業統括 シニア・アーキテクト、クラウド・マイスター 安田 智有 様
物理サーバーも1時間単位で利用できるHPC、CAE向けのクラウド「SoftLayer」が日本にデータセンターを開設してもうすぐ1年。この1年間、日本国内でのユーザー事例をベンチマークデータと具体的な活用例ともにご紹介します。
12:25 – 13:40 昼休憩 および デモ ※5Fホワイエにてショートプレゼンテーションを実施します。
13:40 – 14:15
計算高速化コンサルティングサービスの紹介
弊社 プロジェクト推進部 高速計算技術 Gr. 十川 直幸
長年に渡る高速・高安定な線形ソルバライブラリSuperMatrixSolverの開発経験に基いて展開する、弊社の高速計算コンサルティングサービスを、事例を交えて紹介いたします。
SuperMatrixSolver計算高速化コンサル
14:15 – 14:50
細胞内分子ダイナミクスを解析する分子動力学ソフトウェア「GENESIS」
国立研究開発法人 理化学研究所 計算科学研究機構
粒子系生物物理研究チーム チームリーダー 杉田 有治 様
高速計算コンサルGENESISQ-chemGaussian
分子動力学計算は生体分子のダイナミクスを調べる手法として広く使われています。我々は、「京」など超並列スパコンの利用に適したソフトウェア「GENESIS」を開発しています。本発表ではGENESISとそれを用いた応用研究の一部についても紹介します。
14:50 – 15:25
海洋研究開発機構のスパコン産業利用サービスについて
国立研究開発法人海洋研究開発機構
地球情報基盤センター 情報システム部 計算技術グループ グループリーダー 上原 均 様
CCNV
海洋研究開発機構では、世界トップレベルのスーパーコンピュータを運用しています。そのスーパーコンピュータを産業界などから利用できる「産業利用サービス」について御紹介します。
15:25 – 15:45 ブレイク および デモ ※5Fホワイエにてショートプレゼンテーションを実施します。
15:45 – 16:20
協賛社発表
HPC onクラウドを実現するAWSのご紹介
アマゾン データ サービス ジャパン株式会社
ソリューションアーキテクト 松尾 康博 様
今日、必要な時に必要なだけ計算リソースを使って解析やシミュレーションができるようになりました。それを実現する実行基盤となるAWSクラウドの特徴や性能、およびHPC on AWSの最新動向をご紹介します。
16:20 – 16:40
CAE・HPCユーザーのための付加価値専用回線網 V-HPC Networkの紹介
弊社 セキュリティ&通信インフラ担当 チーフコンサルタント 丸尾 雅一
ハイブリッドHPCクラウド環境を実現するために欠かせない、安定した通信環境と安心のセキュリティをご提供するV-HPC Networkについてご説明します。具体的な接続例や利用例、インターネット回線との比較についてもご説明します。
V-HPC Network
16:40 – 17:00
閉会のご挨拶
株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦

発表で使用されるソフトウェアとサービス ※五十音順

※プログラムは都合により変更となる場合がございますので予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

ターボ機械・最適設計・SDM(シミュレーションデータマネージメント) プログラム
9:00 – 9:30 受付
9:30 – 9:35
TURBOdesign Suite 6.0開発元およびご発表ユーザ様の紹介とご発表内容の概要説明
弊社 技術一部 ターボ機械設計技術 Gr. 河北 憲治
TURBOdesign Suiteの開発元であるAdvanced Design Technology社およびTURBOdesign Suiteのユーザ様2社のご紹介とご発表内容の概要を説明いたします。
TURBOdesign
9:35 – 10:10
ターボ機械全段落最適設計のためのTURBOdesign Suite 6.0の新機能および特長の紹介
(原題:“New features and functionalities in TURBOdesign Suite 6.0 for optimal design of complete Turbomachinery stages”)
英国Advanced Design Technology社
取締役 Prof. Mehrdad Zangeneh
TURBOdesignCFX
次期バージョンとなるTURBOdesign Suite 6.0の新機能、特に新しく追加される複雑な3次元流路形状の最適化モジュールTDshaper、TDoptimaへのKriging補間モデルの追加、ソリッドモデルを作成する新しい機能性、ANSYS Workbench上でのTURBOdesign1を使った最適設計の有用性について説明します。
10:10 – 10:15 ブレイク
10:15 – 10:50
TURBOdesign SuiteによるF1用ハイブリッドターボチャージャユニットのコンプレッサ最適設計
(原題:“Compressor optimization for a Formula 1 Hybrid Turbocharged Power Unit using ADT’s TURBOdesign Suite.”)
仏国Renault Sport F1 社
専門技術&サポート・チームリーダー Mr. Pierre-Jean Tardy
TURBOdesignSTAR-CCM+
2014年からF1カーにはV6ハイブリッドターボチャージャエンジンが搭載されており、各サブシステムの効率が性能の要となっています。Renault Sportでは、特に重要な要素であるターボチャージャのコンプレッサ性能を3次元逆解法に基づくTURBOdesign Suiteを利用して著しく改善しました。
10:50 – 11:25
TURBOdesignを用いたシールドポンプ羽根車の最適化設計
古河産機システムズ株式会社
設計部 ポンプ設計課 主任技師 葛山 達夫 様
TURBOdesignFieldViewSCRYU/Tetra
シールドポンプとはトンネル掘削で発生した土砂を地上まで流体輸送するためのポンプです。トンネル工事の工期短縮化に伴いシールドポンプについても性能向上が求められており、TURBOdesignを用いて羽根車の最適化設計に取り組んでいます。
11:25 – 12:00
数値タービンならびに超臨界流体シミュレータ(SFS)の研究開発
東北大学大学院情報科学研究科 教授
山本 悟 様
FieldViewPointwise数値タービン超臨界流体シミュレータ
我々が独自に開発している「数値タービン」と「超臨界流体シミュレータ(Supercritical-fluids Simulator, SFS)」、ならびにそれらを用いて計算された最新の結果について簡単に紹介いたします。
12:00 – 13:15 昼休憩 および デモ ※5Fホワイエにてショートプレゼンテーションを実施します。
13:15 – 13:20
最適化フルパッケージシステムOCC-Expert/Sculptorの概要と新機能
弊社 プロジェクト推進部 最適化・ワークフロー・SDM Gr. 山本 幸広
メッシュモーフィングを活用した最適化設計の設計者向けシステムOCC-Expertの特長と最新バージョンV3.5の新機能概要について説明するとともに、次期バージョンV3.6以降に搭載予定のAPI「Sculptor Server」など開発状況について説明いたします。
OCC-ExpertSCULPTOR
13:20 – 13:55
パラメトリックなモーフィング変形により形状最適設計やShape Matchingを実現する優れたツール・SCULPTOR
(原題:“SCULPTOR: Superior Tools for Parametric Shape Change, Morphing for Shape Optimization & Shape Matching”)
米国Optimal Solutions Software社
CTO(最高技術責任者) Mr. Mark D. Landon, Ph.D.
OCC-ExpertSCULPTORPointwiseOpenFOAM®
SCULPTORはOCCと統合されパワフルな最適化ツールとして幅広い産業分野に適用されています。適用事例としてPointwiseで生成された、高品質なDrivAerモデル車体の解析メッシュをベースとした、車両空力形状最適化事例を紹介します。モーフィング技術により、大変形でも境界層メッシュの厚さや直交性を維持したメッシュ変形を実現しました。
13:55 – 14:25
SCULPTORを用いた空調用ファン形状の最適化事例のご紹介
三菱重工業株式会社
冷熱事業部 空調機技術部 主席技師 江口 剛 様
OCC-ExpertSCULPTORFieldViewANSYS Fluent
SCULPTORを適用し、空調機用ターボファンの形状最適化事例をご紹介いたします。同一風量条件でのファン入力を目的関数とし、実験計画法により応答曲面を作成し、勾配法で最適な翼形状探査を行いました。
14:25 – 14:35 ブレイク
14:35 – 14:50
オープンソース型最適設計システムDAKOTAならびにサポートプログラムの紹介
弊社 プロジェクト推進部 最適化・ワークフロー・SDM Gr. 山本 幸広
ヴァイナスでは、国内外で利用が進みつつあるオープンソース型最適化設計システムDAKOTAに早くから注目し、技術サポートや最適化システム構築のサービスを提供してきました。ここでは、搭載されている最適化技術と弊社サービスの概要をご紹介します。
DAKOTA
14:50 – 15:20
DAKOTA×OpenFOAM®によるプロペラ最適設計システムの構築
株式会社三井造船昭島研究所
池田 剛大 様
OCC-ExpertSCULPTORFieldViewPointwiseDAKOTAOpenFOAM®
国際海運に対するCO2規制や船内騒音規制の強化に伴い、弊社ではより省エネで船員に優しい船の開発に取り組んでいます。その一例として、オープンソースであるDAKOTA,OpenFOAMを連携し最適プロペラ設計システムを構築した事例を紹介いたします。
15:20 – 15:40 ブレイク および デモ ※5Fホワイエにてショートプレゼンテーションを実施します。
15:40 – 16:10
排気流動解析による排気マニホールド形状最適化
三菱自動車工業株式会社
パワートレイン設計部 エキスパート 久保 雅彦 様
排気マニホールドに設置した空燃比センサの検知性を向上させるため、CFDを利用して検知性の評価方法を構築し、形状最適化において応答曲面を利用することでロバスト性を考慮した排気マニホールド形状を的確に求めることができます。
SCULPTORFieldViewICE-Reporter
16:10 – 16:40
Phoenix ModelCenter V11シミュレーション・データのインデックス管理
弊社 プロジェクト推進部 最適化・ワークフロー・SDM Gr. 鈴木 信行
ModelCenterを用いたシミュレーション・プロセスの自動化にデータベースを利用して、関連するファイルとデータに含まれている数値情報やテキスト情報のインデックスを利用した管理を提供。加えて可視化データも関連付けた総合的なシミュレーション・データ管理をご紹介します。
PhoenixOpenFOAM®ANSYS FluentNastranAbaqusその他各種ソルバ
16:40 – 17:00
閉会のご挨拶
株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦

発表で使用されるソフトウェアとサービス ※五十音順

※プログラムは都合により変更となる場合がございますので予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

フリー体験コーナー&サポートコーナー プログラム
DAY 1
10:30 – 17:30

DAY 2
10:30 – 16:00
サポートコーナーイメージ写真

サポートコーナーイメージ写真
対象ソフトウェア:
Pointwise、FieldView、ICE Reporter、Turbo Reporter 、T-REX Master、BladeMaster、Helyx-SAS、OCC-Expert、Sculptor、TURBOdesign、V-FaSTAR、CCNV
弊社CFD/CAEソフトウェアの最新バージョンを実際に操作しながらご体験いただけます。また、下記体験メニューをご用意致しましたのでお気軽にお越しください。また、弊社技術スタッフが常駐しておりますので、日頃のご利用での疑問などサポートも承ります。
※会場はいつでも入退場自由です。

【体験メニュー】
・FieldView 15とXDBviewによる最新CFD可視化技術とXDBワークフローを体験
・Pointwise V17.3による構造格子とT-REX(境界層ハイブリッドメッシュ自動生成)非構造メッシュ生成
・TURBOdesign Suiteの逆解法によるターボ機械設計の体験
・OCC-Expert/Sculptor V3.5のShape Matching (類似形状解析メッシュのサンプル形状への合せ込み) 体験
・ハイブリッドクラウド利用支援システム CCNV V2(最新版)の操作体験