DAY1:アドバンスト・プリ&ポストプロセッサ |
13:00 - 13:30 |
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- オープニング挨拶 -
2024年に強化する製品とサービスのご説明 ~AIによるシミュレーションの加速~
- 株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦
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13:30 - 13:50 |
- Fidelity Pointwise 2023.1 製品概要と新機能のご紹介
- 弊社 技術1部 蓬田 裕己
- Fidelity Pointwise2023.1は、メッシュ生成を計画的かつ確実に実行するための高品質メッシュジェネレータです。強力かつ多彩なメッシュ生成の制御機能により、解析の収束性や安定性に優れたメッシュの生成を実現できます。
このセッションでは、Fidelity Pointwiseの製品概要に加え、最新バージョンで新たに追加されたポリヘドラルセル変換出力、ジオメトリ取扱機能の強化およびT-Rexの効率向上などについてもご紹介いたします。
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13:50 - 14:20 |
- Fidelity Pointwise 適用事例
- 弊社 技術1部 蓬田 裕己
- このセッションでは、Fidelity Pointwise で作成したメッシュ生成事例を紹介します。
- 事例1:超臨界CO2圧縮機インペラ回りへのメッシュ生成
- 事例2:ONERA M6 モデル翼回りへのメッシュ生成
- 事例3:ファストバックタイプ自動車へのメッシュ生成
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14:20 - 14:30 |
休憩 |
14:30 - 14:45 |
- AIによる高品質メッシュ自動生成ツール AI Grid Doctorのご紹介
- 弊社 技術1部 蓬田 裕己
- "AI Grid Doctor"はメッシュ生成の熟練度にとらわれることなく、熟練者が生成する高品質メッシュを迅速に生成可能なAIによるメッシュ品質自動向上ツールです。AI Grid Doctor に対して欲しいメッシュ品質をあらかじめ設定することで、その品質閾値を満足する入力パラメータをAIによって迅速に取得します。また、その運用により、単に高品質メッシュを生成するだけでなく、これまで熟練者の経験と勘に頼っていたメッシュ生成に関する暗黙知を組織の形式知へと転換することができます。
このセッションでは、AI Grid Doctorの製品概要に加え、メッシュ品質の改善結果例についてもご紹介いたします。
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14:45 - 15:05 |
- 大規模・複雑な解析結果の可視化を強力に支える FieldView 2023
- 弊社 技術1部 鈴木 洋之
- 大規模CFD解析のためのポストプロセッサのデファクトスタンダードとして可視化業務を支えてきたFieldViewの最新バージョンであるFieldView2023について、その最新機能と、高速並列可視化の仕組みについてご紹介します。
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15:05 - 15:35 |
- FieldView デモンストレーション
- 弊社 技術1部 鈴木 洋之
- 2024年2月に国内リリースされたFieldView 2023に搭載されたハイブリッドパラレル機能やクライアントサーバ方式による可視化処理高速化を中心に、大規模CFD結果を如何に可視化するかデモンストレーションをご覧頂きます。
- デモ1:ローカルマシンの並列可視化(自動車外部流れ)
- デモ2:クライアントサーバ方式による並列可視化(デモ1と同じデータ)
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15:35 - 15:45 |
休憩 |
15:45 - 16:05 |
- 最新バージョン VFBasis 2.0 ご紹介
- 弊社 技術1部 部長 博士(理工学)
川口 暁生
- VFBasisは、渦を伴い複雑な変動構造を示す非定常流を、固有の周波数・パターンごとに分解し、その現象解析を可能とするPOD/DMD解析パッケージ製品です。各種商用CFDソルバの結果データに対応し、大規模・複雑な非定常流解析データを低次元化、重要モード選択・解析からポスト評価までを一貫して行い、空力・流体機器性能の大幅なステップアップにつなげることが可能です。本発表では、最新バージョンVFBasis2.0とその新機能をご紹介いたします。
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16:05 - 16:35 |
- VFBasis 2.0 適用事例
- 弊社 技術1部 福田 直大
- 本セッションではVFBasisを利用した、以下の解析事例についてご紹介します。
- 事例1:国内大手家電メーカー様:ファンモーターステー周りの特定周波数騒音源探索と対策立案・検証事例
- 事例2:国内大手自動車メーカー様:乗用車の空気抵抗低減のためのリア部の形状変更
- 事例3:自転車周辺流れ解析(海外事例)
- 事例4:自動車技術会簡易車両CFDベンチマークモデルへの適用
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※講義の一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャなどは禁止させていただきます。
※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
DAY2:高機能CFDシステム・ターボ機械設計システム |
13:00 - 13:20 |
- CFD/CAEシミュレーションシステムと接続して性能と設計業務効率を飛躍的に向上する ターボ機械3D設計システム CFturbo 2023.R2
- 株式会社ヴァイナス 技術2部 部長 山本 幸広
- 3次元ターボ機械設計システム「CFturbo」は、操作性に優れたユーザーフレンドリーなGUIで、設計理論に基づく形状設定と予測マップの確認を行い、ターボ機械の動静翼・流路・ボリュートなどから構成される3次元モデルを作成します。
CFturboで作成されたターボ機械3次元モデルを解析メッシュ生成ツールやCFD/CAEソルバに受け渡すためのデータI/Fや、パラメータ設定や自動実行の機能を有して、より高い性能を求めて形状を検討するためのシミュレーションシステムや最適化システムと強力に連携します。ここではCFturboの概要ならびにCAE/CFD/CADや最適設計システムとの接続例を紹介します。
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13:20 - 13:50 |
- CFturbo 適用事例
- 弊社 技術2部 部長 山本 幸広
- CFturboを利用したコンセプト設計は解析・実験により性能確認を行い、その結果をフィードバックしてパラメータ検討することが重要です。本セッションではCFturboによるモデル作成とCFD解析を連携した、以下の最適設計事例についてご紹介します。
- 事例1:多段遠心ポンプの効率ならびにキャビテーション性能の向上事例
- 事例2:二重反転ファンの設計・解析・最適化事例
- 事例3:遠心コンプレッサの効率向上とコンパクト化の多目的最適化事例
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13:50 - 14:10 |
- AI技術を利用したターボ機械最適設計システム TD Explorerのご紹介
- 弊社 技術2部 部長 山本 幸広
- 「TD Explorer」は、AI/ML設計探査を実行して高い性能を有するターボ機械を設計するターボ機械専用の最適設計システムです。所定の性能を満たす設計形状を見出すための探索を、AI技術を用いて簡単・迅速に実施できるようになります。熟練ターボ機械技術者が設計に対して暗黙知の形で持っている勘と経験を、設計知見として形式知化します。ここでは「TD Explorer」の特長と機能概要、ならびに操作設定内容につきまして、最新の情報をご紹介します。
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14:10 - 14:20 |
休憩 |
14:20 - 14:40 |
- カーボンニュートラルに必要な高精度流体解析ソルバ CRUNCH CFD V3.4のご紹介
- 弊社 技術1部 博士(工学) ヤン ナイン ウィン
- 現在 カーボンニュートラル課題への対応として 極低温、超臨界流体を適用する技術開発が注目されています。相変化も伴う厳しい作動領域で、実在流体の物性・熱力学効果を考慮する解析の成否は、ソルバの機能・ユーザのノウハウに依存します。このような高難度の現象に対しても、過去の豊富な解析実績に裏付けられた解析ソルバ、CRUNCH CFDにて高精度で解析することが可能です。
この発表で紹介する「CRUNCH CFD」は、米国NASAや国防総省からの要求に応える中で蓄積された専門技術をパッケージ化し、従来の汎用ソルバでは適用範囲外となる流体現象を解析するために開発された、高精度流体解析ソルバです。この発表では「CRUNCH CFD」の概要と特長、最新バージョン V3.4にて追加された最新機能をご紹介いたします。
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14:40 - 15:10 |
- CRUNCH CFD 適用事例
- 弊社 技術1部 博士(工学) ヤン ナイン ウィン
- 本セッションではCRUNCH CFDを利用した、以下の各種解析事例についてご紹介します。
- 事例1:回転機械における実在流体(水素、CO2)状態量変化を考慮した相変化現象解析
- 事例2:超音速流体における相変化・噴流解析の事例
- 事例3:CRUNCH CFDによる燃焼解析の事例紹介
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15:10 - 15:40 |
- 最新版FieldView2023のご紹介とCRUNCH CFD連携
- 弊社 技術1部 新田 慶
- 大規模CFD解析のためのポストプロセッサのデファクトスタンダードとして可視化業務を支えてきたFieldViewの最新バージョンであるFieldView2023について、 その最新機能、高速並列可視化の仕組み、CRUNCHCFDとの連携方法についてご紹介します。
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15:40 - 15:50 |
休憩 |
15:50 - 16:10 |
- OpenFOAMをベースとしたオープンソースCFD統合パッケージソフトウェア「HELYX V4」とアドオンモジュール「HELYX-Adjoint」のご紹介
- 弊社 技術1部 福田 直大
- 「HELYX」はOpenFOAMをベースとして設計現場でのCFD解析をオープンソースで実現するために開発された統合パッケージソフトウェアです。「HELYX」では、OpenFOAMを現場で使うためのハードルとなっているソルバの安定性の向上、メッシュ生成能力の強化、簡単に扱うことのできるGUIの搭載など、多くの点が改良されています。
今回は2023年11月リリースの「HELYX V4」で搭載された最新機能、アドオンモジュールであるトポロジ最適化ツール「HELYX-Adjoint」の概要、特長と、ヴァイナスが提供するサービスについてご紹介します。
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16:10 - 16:40 |
- HELYX 適用事例
- 弊社 技術1部 福田 直大
- 本セッションではHELYXを利用した、以下の各種解析事例についてご紹介します。
- 事例1:自動車配管部品のトポロジ最適化による圧損低減
- 事例2:モーターや電子デバイスの2次元CHT解析
- 事例3:データセンターのサーバールーム空調解析
- 事例4:電動工具の製造工場内空調
- 事例5:火災発生時の鉄道駅構内における排煙性能
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16:40 - 17:10 |
- Fidelity Pointwise による計算安定化と精度向上のためのメッシュ生成
- 弊社 技術1部 蓬田 裕己
- このセッションではFidelity Pointwiseのメッシュ生成機能のご紹介と解析の安定性および精度に優れたメッシュの実際の適用事例をご紹介いたします。
- 事例1:直接燃焼型 パワーサイクルにおける燃焼器
- 事例2:SVA モデルプロペラに対するメッシュ生成
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※講義の一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャなどは禁止させていただきます。
※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
DAY3:AI最適/計算高速化/多目的最適/HPC利用効率化 |
13:00 - 13:20 |
- AI/機械学習を利用した最適化システム OASIS AI 2022.1 のご紹介
- 株式会社ヴァイナス 技術3部 部長 森本 賢治
- OASIS AI はAI/機械学習を利用した最適化エンジンを搭載し、少ない試行回数で良好な最適解を得ることが可能です。アルゴリズムの選択やパラメータ調整などが不要で、専門的な知識なく最適化を実行することができます。
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13:20 - 13:50 |
- OASIS AI 適用事例
- 弊社 技術3部 部長 森本 賢治
- 製品性能向上を実現した最適化事例とCAE業務効率化のご提案を紹介します。
- 事例1:HEVVY Pump社(米国):「遠心ポンプ最適化」
- 提案1:AI Grid Doctorによるメッシュ品質の最適化
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13:50 - 14:00 |
休憩 |
14:00 - 14:30 |
- 形状最適化パッケージ Sculptor 2024のご紹介
- 弊社 技術1部 畠山 恵美
- メッシュモーフィングとモーフィング後のメッシュ品質確認・改善機能に加え、CAD再作成の工数削減に寄与する革新的でロバスト性が向上したモーフィング性能により、CAE最適化設計のスピードアップに貢献する、Sculptorをご紹介します。
- 事例:自動車車両 空力・通風性能の多目的最適化
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14:30 - 14:50 |
- 多目的最適設計探査システム iDIOS-CHEETAH V3のご紹介
- 弊社 技術3部 部長 森本 賢治
- iDIOS-CHEETAH は多目的進化計算アルゴリズム CHEETAH を搭載し、操作性に優れたGUIやポスト機能などで構成した多目的最適設計探査システムです。多数目的で厳しい制約条件の最適化問題でも、安定的かつ高速に探査することができます。
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14:50 - 15:25 |
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- 空調用ダクトの自動設計手法の可能性調査
- 株式会社トヨタシステムズ シミュレーション技術室技術G Expert of Simulation 金森 敬宗 様
- 多様化する顧客ニーズに応えるため、各自動車メーカーでは効率的な開発が求められており、自動設計に対する期待が高まっています。自動設計には多設計変数・多目的関数制約下での形状導出技術が必要です。
今回、空調ダクトを題材に自動で形状変更・流体計算・特性抽出のループを回すワークフローを構築のうえ、進化型手法とAI手法の2手法を適用し、いずれもパレート解の抽出に成功しましたので報告いたします。
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15:25 - 15:35 |
休憩 |
15:35 - 16:05 |
- HPCを効率的に活用するためのソリューション・サービスのご紹介
- 弊社 プロジェクト推進部 秋永 宜伸
- 数値計算プログラムの開発や高速化などのコンサルティングサービス、業務フローを効率化するための自動化やシステム構築、HPCやクラウドを活用するためのツールなど、弊社のHPCソリューションとサービスをご紹介します。
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16:05 - 16:35 |
- クラウドコンピュータ利用支援システム CCNV V6 のご紹介
- 弊社 プロジェクト推進部 部長 森本 賢治
- CCNVは、多様なHPCやクラウドコンピュータの計算環境を簡単に利用するためのツールです。PCとサーバー間の効率的なファイル転送や計算ジョブの実行、管理などをGUIで簡単に操作できるので、煩雑なCAE業務を効率化できます。
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16:35 - 16:45 |
- 閉会の挨拶
- 弊社 代表取締役社長 藤川 泰彦
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※講義の一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャなどは禁止させていただきます。
※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。