DAY1:ポストプロセッサと自動車・都市開発・医療機器   DAY2:プリプロセッサとターボ機械・航空宇宙・自動車   DAY3:最適設計・高速化・HPC
 
DAY1:ポストプロセッサと自動車・都市開発・医療機器
13:00 - 13:20

LIVE!

Q&A Chat

オープニング挨拶
株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦
多様なHPC選択が可能な時代、高性能製品開発に必要な大規模・高精度・高速計算と最適化設計を効率的に運用するためのヴァイナスからの最新ソリューションをご説明します。
13:20 - 14:00 基調講演

録画配信

Q&A LIVE

大規模・高解像度シミュレーション時代におけるデータ分析と可視化
東京理科大学 工学部情報工学科 教授 藤井 孝藏 様
ハードウェア/ソフトウェアの急速な普及によって流体数値シミュレーションの実施が比較的容易となった結果、後処理と呼ばれていた可視化やデータ分析がシミュレーションの中核的な研究作業となりつつあります。この講演では、可視化を含めたデータ分析の最近の動向を歴史的な経緯を元に議論します。

FieldView

Pointwise

内製ソルバ

14:00 - 14:15

LIVE!

FieldView 19とハイブリッドパラレルによる大規模CFD解析の効率化
弊社 技術一部 部長 澤 芳幸
FieldViewには並列処理(FieldView Parallel)、リモートグラフィクス、スクリプトによる自動実行など、リモートワークにおいても高い生産性を維持することのできる機能が豊富に搭載されています。また、これらの機能はクライアント・サーバの概念をベースに設計されており、可視化処理の計算負荷部分をサーバに任せることでクライアント側の負荷を小さく抑えることができます。このため、ご自宅に持ち帰られたノートPCを会社のサーバに接続し、大規模データの高速並列可視化を効率的に行うなどといったことが可能です。このセッションでは、最新版のFieldView19を使ってリモートワークにおいても可視化業務の生産性を高く維持する具体的方法についてご紹介します。

FieldView

14:15 - 14:45

録画配信

Q&A Chat

ポストプロセッシングの限界を突破して進化を続けるFieldView20
米国 FieldView CFD社 FieldView ビジネスディレクター Mr. Yves-Marie Lefebvre
FieldViewは長年にわたり、高速、高信頼、高精度なCFDポストプロセッサとしてご利用いただいておりますが、間もなく新バージョンのFieldView 20をリリースいたします。FieldView 20はこれまでの限界をさらに押し広げ、ハイブリッドパラレル方式の機能強化や、多くの処理をGPUに移行させることにより同じハードウェアでもより多くの処理が可能となることで皆様の可視化業務を一層効率化いたします。また、お客様からのご要望のあった機能も多数実装する予定です。このセッションではFieldView20の概要についてご紹介します。

FieldView

14:45 - 15:15

録画配信

Q&A Chat

Dallara社におけるレーシングカーのCFD設計で重要なポストプロセッシングにおけるFieldViewの役割
イタリア Dallara Automobili社 CFD部門マネージャー Ms. Simona Invernizzi / Ms. Elisa Serioli
レーシングカーの空力設計において、CFDは必要不可欠な役割を果たしています。イタリアのパルマにありモータースポーツと自動車サービスに携わる会社であるDallara社はさまざまな製品の最適化で最大の利益を得るために、シミュレーションツール(ハードウェアとソフトウェア)に多額の投資をしてきました。特に、CFDツールでは、CFDプロセスのすべてのフェーズを高速化して、より短い時間で最も正確な結果を取得し、さらに、生成された大量のデータから最も有用な情報を導き出すことが重要です。このセッションでは、プロセスの高速化の目標を達成し、CFDシミュレーションから最も重要な情報を引き出し、管理するためのFieldViewの役割をご紹介します。

FieldView

ANSYS Fluent

15:15 - 15:25 休憩
15:25 - 15:40

LIVE!

HELYXとHELYX-Adjointによる流体機械のトポロジ最適化とクラウド環境における大規模流体解析
弊社 技術一部 田代 武
近年、ソフトウェアライセンスコスト低減を目的として、OpenFOAM®に代表されるオープンソースCFDソルバの業務利用に注目が集まっています。OpenFOAM®をCFD業務で利用する上での問題点としては、ソルバの安定性がメッシュ品質に対して敏感であること、GUIが無いことによる操作性の悪さなどが挙げられます。OpenFOAM®が抱えるこれらの問題を解決し、オープンソースCFDソルバの業務利用を推進するために、英国Engys社が開発した企業利用向けオープンソースCFDソフトウェアがHELYX®です。
HELYXはソルバの安定性や操作性の向上、メッシュジェネレータの機能強化などが進められています。またアドオンツールのトポロジ・形状最適化ソルバHELYX-Adjointは、短時間ですべての設計変数に関する感度を求め、得られた感度分布に基づく最適形状を求めることができます。 今回はHELYXとHELYX-Adjointの最新技術開発動向に加えて、クラウド環境を利用した大規模CFD解析についてご紹介します。

HELYX

HELYX-Adjoint

HELYX-Coupled

15:40 - 16:10

録画配信

Q&A Chat

HELYX 3.3.0の新機能と拡張機能について
英国 ENGYS社 事業本部長 Mr. Francisco Campos
本セッションでは、HELYX 3.3.0の最新バージョンの新機能の一部とケーススタディ、最新のCFD技術について紹介します。移動境界や複雑形状に適用するGeneralized Internal Boundaries(GIB)と、圧縮性流れと非圧縮性流れに対応した最新のCoupledソルバーは主な新機能になります。

HELYX

HELYX-Adjoint

HELYX-Coupled

16:10 - 16:40

録画配信

Q&A Chat

ビル風が周辺環境に及ぼす影響を、RANS/Hybrid RANS-LES CFDで検証したサロゲートモデリングについて
英国 WSP社 CFDエンジニア Mr. Aidan McLoughlin
ビル風が歩行者に与える影響は居住性や快適性、安全性を考慮するうえで大きな要因となり、建物の周辺で想定される風によっては建設が許可されない可能性もあります。CFDではこのモデル化が重要になります。
WSP社では、主にCFDと風洞実験を組み合わせた「トータル・ウィンド・エンジニアリング」フレームワークを構築することにより、HELYXを活用して快適な街づくりと設計期間の短縮を実現しています。本セッションでは、日本の新潟市の高層ビルと周辺建築物をモデル化して、HELYX v3.2.0のRANSとHybrid RANS-LESによるCFD結果と観測データから歩行者に与える影響や快適性を検討した結果について紹介します。

HELYX

16:40 - 17:10

録画配信

Q&A Chat

分岐血管内の渦形成の予測のためのHELYXとDakotaによるパラメトリック検証計算について
英国 Vascular Flow Technologies社 Mr. Rudolf Hellmuth
先進国における主要な死因のひとつであるアテローム性動脈硬化症は、渦が発生しやすい血管の分岐部の近傍で発症する傾向があります。血管の内側を覆う内皮細胞は、血液の渦によるせん断応力を受けることでアテローム(血栓)を発生させ、さらに発達する傾向があります。
過去のガラス管で模擬した実験研究から、渦の発生状況は分岐の角度、分岐前後の面積拡大率、レイノルズ数(350以下)で分類できることが判っています。近年ではこの発生予測にCFDが用いられていますが、実験との整合性が十分に取れていませんでした。そこで米国機械学会では、医療機器業界における計算モデルの信頼性と再現性を実証するために、検証および検証手順(V&V)をまとめた技術標準を取りまとめています。
本セッションでは、このV&Vに従って分岐血管内の渦形成についてDakotaでパラメトリック解析を行い、HELYXで12,000ケース以上のCFDを自動実行し比較検討した結果について紹介します。

HELYX

17:10 - 17:40

録画配信

Q&A LIVE

HELYX add-on及び自動テンプレートを活用したアイシン・エィ・ダブリュにおける流体解析の変革
アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 解析技術部 主任研究員 博士(工学) 山口 健 様
HELYX®のadd-on機能であるHELYX-CoupledおよびHELYX-Adjointを弊社の主力製品であるオートマチックトランスミッションの部品に適用した事例を紹介します。

HELYX

HELYX-Adjoint

HELYX-Coupled

FieldView

<海外開発元・ユーザー発表についてご案内> 海外開発元・ユーザーからの発表は録画講演となり英語にて行いますが、日本語による字幕の解説が入ります。
※録画配信する講演の再配信はございません。開催期間中のみの配信となります。
※講義の一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャなどは禁止させていただきます。
※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

DAY1:ポストプロセッサと自動車・都市開発・医療機器   DAY2:プリプロセッサとターボ機械・航空宇宙・自動車   DAY3:最適設計・高速化・HPC
 
DAY2:プリプロセッサとターボ機械・航空宇宙・自動車
13:00 - 13:15

LIVE!

サーフェスメッシュ生成機能を強化したPointwise V18.4の最新情報とヴァイナスのテクニカルサポート・コンサルティングサービス
弊社 技術一部 大坪 俊介
昨今のCAE/CFD分野においては、より精緻に物理現象を捉えるシミュレーションが求められています。解析対象の形状はより詳細にモデル化され、高度な計算スキームや複雑な条件を設定する場合には、その解析の収束性や精度はメッシュの品質に大きく依存することもありあます。
Pointwiseはボトムアップアプローチによるメッシュ生成により、高度なメッシュトポロジを設計し、計画的なCFDメッシュ生成を実現します。高品質なCFDメッシュ生成を実現するためには、解析対象の形状に対して最適なサーフェスメッシュの生成が重要になります。 新バージョンPointwise V18.4では、ユーザが設定するメッシュ仕様や品質指標に基づいて、サーフェスメッシュを自動制御する機能が搭載される予定です。本セッションでは、このサーフェスメッシュ生成をはじめとした新機能、弊社が提供するテクニカルサポートとコンサルティングサービスについてご紹介します。

Pointwise

13:15 - 13:45

録画配信

Q&A Chat

CFDメッシュ生成プロセス自動化の現在と将来
米国 Pointwise社 上級副社長 Richard J. Matus Ph.D
Pointwiseは、効率的で正確なCFDシミュレーションを実現するための多彩なメッシュ制御機能とユーザの設計や解析プロセスに簡単に統合できる柔軟なインターフェースで定評を得ています。特に最近では従来の高品質なメッシュ生成に加えて、使いやすさに重点を置いた開発、そしてこれらを実現するためのメッシュプロセスの自動化を重点に開発を進めています。
本セッションでは、ボクセルやAutomatic Surface Meshing機能などの新機能の詳細と、メッシュ生成プロセスの自動化に向けた今後の開発について、利用事例やベンチマークを示し紹介します。
またPointwiseの開発計画では、高品質のメッシュ生成自動化の次のステージへ向けた取り組みについても紹介します。

Pointwise

ANSYS CFX

OpenFOAM®

SU2

13:45 - 14:15

録画配信

Q&A Chat

Pointwiseによるターボ機械CFD設計におけるロバストで効率的で高精度なアダプティブメッシュ
カナダ ISimQ社 開発統括 Mr. Paul Galpin / 米国 Pointwise社 先端研究 部長 Mr. Nick Wyman
Pointwiseは点群で構成されるエンティティによりメッシュサイズ(Sizefield)を制御することができ、これを利用して流れ場に適合したメッシュの粗密を柔軟に制御することが可能です。また、スクリプト機能を用いソルバとPointwiseのインターフェースを構築することで、メッシュ品質も確認しながら粗密の制御やメッシュの再生成を自動的に行うことができます。
今回は、このアダプティブメッシュのPointwiseへの適用について、補間誤差の評価やメッシュの複雑さとメッシュサイズの制御について説明します。また、ISimQ社とPointwise社にて共同研究による軸流タービンを対象に実施した事例では、以下の観点を解説します。
・アダプティブメッシュによる数値誤差の低減
・メッシュアダプションを通じたジオメトリの維持
・メッシュ品質を維持できた点と改善できた点
・アダプティブメッシュの有無による計算コストの比較

Pointwise

ANSYS CFX

14:15 - 14:45

録画配信

Q&A Chat

トレーラーに対する非定常CFD空力特性評価
米国 Aeromutable社 David E. Manosalvas-Kjono, PhD
Aeromutable社では、トラック輸送の効率化とコストダウン、収益性の向上にむけた技術開発を行っています。CFD設計性能評価では、トレーラー走行時における車体近傍の抗力や後流による抗力を詳細に捉えるため、オープンソースCFDソルバSU2を用いた非定常流れ解析を行いました。今回の発表では、この解析で使用したPointwiseメッシュのメッシュトポロジやT-Rexによる境界層の制御について解説し、Pointwiseのメッシュがいかに性能評価に貢献できたかを紹介します。

Pointwise

SU2

14:45 - 15:15

録画配信

Q&A LIVE

トルクコンバータモデル格子生成自動化の取組み
アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 解析技術部 主任研究員 博士(工学) 山口 健 様
専用GUIを新たに開発して、Pointwise/Gridgenによるトルクコンバータモデル格子生成システムを構築しました。このシステムにより、格子生成時間を飛躍的に短縮した事例を紹介します。

Gridgen

Pointwise

ANSYS CFX

15:15 - 15:25 休憩
15:25 - 15:40

LIVE!

VFBasisによる流体振動・騒音解析と適用事例
弊社 技術一部 部長 澤 芳幸
VFBasisは流体振動・騒音解析のための機械学習処理による世界初のPOD・DMD商用パッケージシステムです。
従来の流体解析結果の評価においては、大規模で複雑な非定常データに潜在する有益な情報を容易に抽出する手立てがありませんでした。これを解決するために開発されたツールがVFBasis V1です。大規模非定常データから高速かつ簡単に特徴構造(空間パターン)とその時間変化(周波数、増幅率)を抽出することにより、支配的な流体振動現象の理解、騒音源の特定が可能になります。本発表では、VFBasis解析概要と、適用事例を紹介します。

VFBasis

FieldView

HELYX

15:40 - 16:10

録画配信

Q&A LIVE

非定常流体データへのFBasisの適用例
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 航空技術部門 数値解析技術研究ユニット
研究開発員 博士(科学) 大道 勇哉 様
宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、CFDや風洞実験で得られる非定常流体データからより多くの知見を簡単に、素早く抽出する手法として、モード分解に基づく流れ構造(パターン)の特定手法を研究し、FBasisとしてツール化を進めています。本講演では、FBasisの実際の流体データに対する適用例を通し、その使い方や有効性等をご紹介します。

FBasis

VFBasis

FieldView

16:10 - 16:25

LIVE!

圧縮性・超臨界・化学反応対応高機能流体ソルバ CRUNCH CFD V3.3ご紹介
弊社 技術三部 部長 博士(理工学) 川口 暁生
CRUNCH CFDは、米国NASAや国防総省からの要求に応える中で蓄積された専門技術をパッケージ化し、従来の汎用ソルバでは適用範囲外となる流体現象を解析するために開発された、高精度流体解析ソルバです。解析対象に応じて適切な状態方程式を選択出来ること、複雑な状態方程式を用いても安定に収束解が得られる、ロバストなソルバ技術が特長です。例えば亜臨界/超臨界の実在流体の状態方程式を考慮した燃焼・キャビテーションや、流体騒音、車体/航空機の空力を高精度に解析します。航空宇宙はもちろんのこと、重工、自動車、各種産業機械、電子電気など広い分野の設計支援と研究開発に活用頂ける、本製品についてご紹介します。

CRUNCH CFD

Pointwise

16:25 - 17:05

録画配信

Q&A Chat

CRUNCH CFDによる超臨界CO2燃焼機関の高精度モデリング
米国 CRAFT Tech社 副社長 Ashvin Hosangadi, Ph.D.
直接燃焼式超臨界CO2サイクル用のコンプレッサと酸素添加燃焼器の解析実用例についてご紹介します。 CRUNCH CFDは、超臨界CO2コンプレッサの亜臨界動作を解析するため高度な機能を備えています。 Sandiaコンプレッサの亜臨界運転において、直接燃焼酸素添加燃焼器は高圧(約300 bar)で動作し、大量のCO2が希釈剤として再循環し、低い出口温度(約1150 K)を達成します。冷却のためにインジェクタとチャンバ壁の間でCO2を最適に分配するための、幅広い設計空間があります。設計に適用しうる高精度で包括的な解析機能が示され、火炎の安定性と燃焼器の性能に影響を与える要因が解明されました。

CRUNCH CFD

Pointwise

FieldView

17:05 - 17:35

録画配信

Q&A LIVE

CRUNCH CFDによる液体ロケットエンジン解析技術
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 研究開発部門 第三研究ユニット 研究領域主幹 根岸 秀世 様
JAXAでは、新型基幹ロケットH3用1段エンジンLE-9の設計開発にCRUNCH CFDを活用しています。液体ロケットエンジン内部は、幅広い圧力と温度条件により実在流体物性、伝熱、燃焼、相変化等が混在するマルチフィジックス環境であり、通常のCFDソルバーでは対応が困難です。本講演では、開発元であるCRAFT Tech社と10年来連携して進めてきた解析技術開発の取り組みと解析事例をご紹介します。

CRUNCH CFD

Pointwise

FieldView

<海外開発元・ユーザー発表についてご案内> 海外開発元・ユーザーからの発表は録画講演となり英語にて行いますが、日本語による字幕の解説が入ります。
※録画配信する講演の再配信はございません。開催期間中のみの配信となります。
※講義の一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャなどは禁止させていただきます。
※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

DAY1:ポストプロセッサと自動車・都市開発・医療機器   DAY2:プリプロセッサとターボ機械・航空宇宙・自動車   DAY3:最適設計・高速化・HPC
 
DAY3:最適設計・高速化・HPC
13:00 - 13:40 オープニング特別講演

LIVE!

Q&A LIVE

「富岳」の時代の大規模流体計算と設計最適化
東京大学生産技術研究所 教授 加藤 千幸 様
次期フラッグシップ計算機である「富岳」は順調に整備・調整が進められており、本年10月からは、早期の成果創出を図るための「早期利用課題」が開始され、また、来年度早々からは本格運用が開始される予定である。「富岳」をはじめとして次世代のHPC環境を利用することにより、「京」の時代と比較して、数10倍以上高速にアプリケーションを実行できることも確認されている。本講演ではファンの設計最適化計算を具体例に取り上げ、最新鋭のHPC環境を駆使した設計最適化に関して展望したい。

FieldView

13:40 - 13:55

LIVE!

多目的最適化アルゴリズム「CHEETAH」を統合した最新バージョン“Sculptor 4.0”のご紹介
弊社 技術二部 部長 鈴木 信行
最適設計を検討・実施している全てのお客様にご利用いただけるよう、Sculptorの形状最適化機能に加え、従来単目的だけに対応しておりました最適化アルゴリズムを多目的にも対応するため、JAXA開発のCHEETAHを搭載しました。さらに、モーフィング機能強化のため、メッシュデータの品質を向上するスムージング機能を搭載、メッシュ品質を気にすることなく形状最適化が可能になりました。また、scFLOW、LS-DYNAのIGAフォーマットのサポートも追加しています。本講演では、これらの新機能を利用した最適設計適用分野を拡大した提案事例なども交えご紹介いたします。

Sculptor

scFLOW

LS-DYNA

13:55 - 14:25

LIVE!

Sculptor 3.9 新機能とビジネスジェット・ナセルの形状最適化事例
弊社 技術二部 山本 幸広
ビジネスジェット、エンジンのナセル上面・前縁直後に発生する衝撃波を減衰させ、かつ抗力を最小化する形状最適設計事例に関して発表します。また、Sculptorの新機能として搭載されている、メッシュスムージング機能Mesquiteを紹介します。 高品質のメッシュが得られるASDボリュームであっても品質改善が必要な大きい変形の場合でも、スムージングを行い改善することが可能となりました。

Sculptor

14:25 - 14:55

LIVE!

Q&A LIVE

Sculptorを用いたポンプ形状最適化事例
パナソニック エコシステムズ株式会社 R&D本部 熱・流体開発部 送風技術開発課 送風技術開発係
主務 重森 正宏 様
ポンプ形状最適化にSculptorを適用した事例を紹介します。揚程、流量を最大化しながらトルクを最小化する形状を探索しました。メッシュモーフィングモデルを作成しパラメータスタディを行いました。クリギング法により応答曲面を作成して、最適形状を探索しました。

Sculptor

SCRYU/Tetra

14:55 - 15:25

録画配信

Q&A LIVE

【協賛社発表】
富士通のスーパーコンピュータ PRIMEHPCシリーズのご紹介
富士通株式会社 プロセッサシステム事業本部 ソリューション開発統括部 アプリケーション技術部
シニアマネージャー 金澤 宏幸様
理化学研究所様と富士通が共同開発し、最新の性能ランキングで4冠を達成したスーパーコンピュータ「富岳」。「富岳」に採用したArm CPUであるA64FXを搭載し、高い電力当たり性能とスケーラビリティを実現するFUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX1000、ならびに、同様にA64FXを搭載し、空冷方式を採用した導入しやすいモデルであるFX700をご紹介いたします。

PRIMEHPC FX1000

PRIMEHPC FX700

HELYX

15:25 - 15:35 休憩
15:35- 16:05

録画配信

Q&A LIVE

【協賛社発表】
準最適メタスケジューラ (qopt-meta-sched)の紹介
公益財団法人 計算科学振興財団 研究部門 CTO 兼 共用専門員 兼 主任研究員 博士(工学) 西川 武志 様
問題(サイズ、精度)と条件(速度優先、コスト抑制)に応じ計算資源を準最適選択し実行した結果を再学習して成長していく準最適メタスケジューラqopt-meta-schedを紹介する。

HPCアプリケーション開発

FOCUS

16:05 - 16:35

録画配信

Q&A LIVE

【協賛社発表】
SX-Aurora TSUBASAの最新情報とヴァイナス社との取り組みのご紹介
日本電気株式会社 AIプラットフォーム事業部 エキスパート 岩田 直樹 様
PCIeカードに超高性能ベクトルプロセッサを搭載したSX-Aurora TSUBASAは従来のHPC領域の科学技術計算に加え、AI・ビッグデータ解析などの新しい領域でも活用できるようになりました。最新の活用事例をご紹介するとともに、SX-Aurora TSUBASA向けのSuper Matrix Solverのリリースなど、ヴァイナス社との取り組みについてご紹介します。

SX-Aurora TSUBASA

SMS

16:35 - 17:05

LIVE!

HPCアプリケーション開発サービスとスパコンやクラウドコンピュータを効率的に利用するためのソリューションの紹介
弊社 プロジェクト推進部 部長 森本 賢治
弊社のHPCアプリケーションサービスは、計算高速化、システム開発、クラウドコンピュータ利用支援を中心に推進しています。計算高速化は、数値計算プログラムの開発や高速化チューニングなどのコンサルティングサービスを提供します。システム開発では、プリ・ポスト処理や最適化ワークフローなどのお客様の業務フローを効率化するための自動化やシステム構築サービスを、クラウドコンピュータ利用支援は、スパコンやクラウドなどの計算資源を便利に利用するためのツールやサービスをご利用頂けます。
本セッションでは、これらHPCやクラウドを効率的に利用するためのサービスやソリューションをご紹介します。また、スーパーコンピュータ「富岳」の研究プロジェクトなど、最新のHPC関連の活動についてもご紹介します。

HPCアプリケーション開発

SMS

CCNV

CC-Drive

17:05 - 17:45 特別講演

LIVE!

Q&A LIVE

富岳による大規模流体シミュレーションとデータ科学融合による新たなCAEに向けて
特定国立研究開発法人 理化学研究所 計算科学研究センター/神戸大学大学院 システム情報学研究科
チームリーダー/教授 博士(工学) 坪倉 誠 様
流体、構造、化学反応、音等が連成する複雑現象に対して、階層直交格子に基づく統一的データ構造を適用したシミュレーションフレームワークCUBEの開発状況、特に富岳でのチューニングと富岳を用いた社会貢献について紹介します。また、このフレームワークを活用して我々が取り組んでいる、データ科学とシミュレーションによる新たなCAEへの取り組みについて議論します。

VFBasis

FieldView

CUBE

17:45 - 17:55

LIVE!

Q&A Chat

閉会の挨拶
弊社 代表取締役社長 藤川 泰彦
 

<海外開発元・ユーザー発表についてご案内> 海外開発元・ユーザーからの発表は録画講演となり英語にて行いますが、日本語による字幕の解説が入ります。
※録画配信する講演の再配信はございません。開催期間中のみの配信となります。
※講義の一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャなどは禁止させていただきます。
※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。