▼Q1.どのような要素タイプを扱えますか?(名古屋)
▽A1.TOSCA.topology、TOSCA.shapeではソリッド要素、シェル要素共に対応しています。
TOSCA.beadではシェル要素に対応しています。
▼Q2.ABAQUSとTOSCAによる最適化で、シェルや軸対象モデルを扱うことは出来ますか?(東京)
▽A2.可能です。
▼Q3.事例はソリッドモデルが多かったのですが、シェルよりソリッドの方が優れているのですか?(大阪)
▽A3.最適化の目的によって異なります。
厚みをけずるという意味ではシェルの板厚を変える事は出来ないので、その場合はソリッドを使います。ですがビード最
適化ではシェル要素を用いて計算します。
▼Q4.TOSCA.shapeでメッシュの品質が悪くなった場合、チェックすることは出来ますか?(名古屋)
▽A4.最適化の実施中にチェックすることは出来ません。イタレーション毎に解析モデルが残るので崩れる直前のモデルを修正
することで、検討を続行することが可能です。
▼Q5.TOSCA.shapeによる形状最適化において大きく変形する場合、 表面以下の要素の層目を変更するかを指定することは出来ますか?(東京)
▽A5.要素の層を設定することが可能です。
▼Q6.どのような製造制約条件を与えることが出来ますか?(名古屋)
▽A6.型抜き方向、抜き勾配、最小/最大サイズ指定、点、周期、平面、回転対象を設定可能です。
▼Q7.TOSCA.topologyでは、応力を目的関数にすることは可能ですか?(名古屋)
▽A7.残念ながら、トポロジでは扱えません。
▼Q8.イタレーション数の設定は可能ですか?(名古屋)
▽A8.可能です。
任意のイタレーションで強制的に中止させる設定が可能です。
▼Q9.コンロッドのTOSCA.shapeによる形状最適化では、表面しか動いていなかったようですが中を動かすことは可能ですか?(名古屋)
▽A9.可能です。
移動する要素の層の設定により表面以下の要素の移動も可能になります。
▼Q10.TOSCA.topologyでは圧力などの荷重を加えた部分を削ることは可能ですか?(東京)
▽A10.荷重が加えられている要素は、通常削除不可能な要素として扱われます。
しかし、こうした要素の剛性を減らし削るようにパラメータを設定することは可能です。
▼Q11.TOSCA.Topologyでデザインスペースを削っていく時、削った部分を復活させることは出来ますか?(東京)
▽A11.トポロジ最適では、要素のヤング率、密度を変更して解析的に無効化しています。
最適化解析のなかで一度下がったヤング率、密度が回復することはあります。 しかし、経験上限りなく無に近づいた要素が初 期値まで回復したことはありません。
▼Q12.複合荷重の場合、値は必ず収束しますか?(大阪)
▽A12.線形解析であれば収束します。しかし非線形解析の場合、メッシュ変形が大きいといった問題に等によりメッシュが
崩れると、解析が発散してしまいます。
▼Q13.固有振動数のモードをトラッキングすることは可能ですか?(東京)
▽A13.モード・トラッキング機能を使うことで可能になります。
▼Q14.周波応答と剛性を同時に扱うことは出来ますか?(名古屋)
▽A14.動解析と静解析を同時に最適化することは出来ません。
どちらかの最適化を実施後、残りの最適化を実施することが可能です。
▼Q15.単品部品の例が多いですが、組み立て部品の最適化の例はありますか?(東京)
▽A15.あります。
BMWで車体のホワイトボディを使った骨格検討やフォードでのコンロッドの形状最適化実績があります。
▼Q16.スライスモデルから3Dモデル化は自動で出来ますか?(大阪)
▽A16.自動では出来ません。TOSCAのスライスモデルを用いてCAD上で作成します。
3Dモデルの作成機能はCADの方が優れているので、TOSCAではCADで利用しやすいよう出力します。
▼Q17.CATIA内の解析ソルバにも対応していますか?(大阪)
▽A17.CATIAのソルバ(GPS,GAS)はサポートされていません。 |