各製品の最新機能アップデート内容とメリットをご紹介

Pointwise V18.5 流体解析用 高品質メッシュジェネレータ

  • 自動化の大幅な強化(主要パラメータのみ設定し自動的にメッシュ生成、Automatic Surface Mesh、Automatic Volume Mesh)
  • より簡単、高速化されたメッシュ品質向上化機能
  • サーフェス形状作成機能が強化(エッジラインの作成・編集にスロープガイドを表示)

FieldView 21 CFD(流体解析)可視化ポストプロセッサ

  • 大規模データ並列処理機能の強化、平行コピー表示などを搭載、CFD解析データの可視化処理の効率化
  • Auto Partitionerで並列可視化処理での負荷を自動分散して最適化
  • これまでの回転、ミラーコピー表示に加えて、原子炉や燃焼器などで有用な平行コピー表示にも対応
  • 2022年末リリース予定のFieldView 22の新機能(フォトグラフィカルな美しい表示 etc)も紹介します。

VFBasis 1.6 機械学習を利用したPOD/DMD解析システム

  • PowerFlowやCUBEにも対応
  • 従来非定常データ解析計算時間を大幅に短縮(前バージョン比)
  • CCNV-Basicを標準バンドルで各種Linuxサーバー&クライアントのデータのやり取りがWindows知識で可能

CRUNCH CFD V3.4 超臨界流体・超音速・化学反応対応 密度ベース流体ソルバ

  • 解析領域を複数モジュールに分割・並列化して処理時間を短縮できるGlobal Setup機能
  • 大規模格子の処理時間を短縮できるParallel PRECRUNCH新機能
  • 計算中の残差経過をプロットして確認できるモニタリング機能
  • 計算領域内の圧力・温度上下限値や安定性制御パラメータを指定する機能を追加、計算収束性が向上

HELYX 3.5.0 企業利用向けオープンソースCFDソフトウェア

  • 複雑なジオメトリに対するメッシュ品質の向上、ターボ機械向け解析機能の強化、ポスト処理の新機能
  • ターボ機械のインペラ+ディフューザ、ガイドベーン+ファンなどの定常解析に使用できるミキシングプレーン
  • 境界層メッシュや狭い領域でのメッシュ生成コントロール機能、ポスト処理でのユーザー独自のモニター関数追加
  • その他、HELYX-Adjointも紹介します。

iDIOS V2 汎用目的に利用可能な高速・多目的最適探査エンジン

  • 他社一般の最適設計ツールからの利用が可能
  • 多目的最適設計計算の速度高速化
  • お使いの最適設計ワークフローにおいて簡単にCHEETAHの利用が開始可能
  • わかりやすいGUIによりCHEETAHの設定が容易

Sculptor 4.0 形状最適設計機能をオールインワンパッケージ

  • CHEETAHを標準搭載し、多数目的の最適設計がSculptorとお使いの解析ソルバのみで実現
  • 4目的関数以上の多目的最適に対応
  • 多くの変数・性能を扱う最適化を高速に求解
  • ターボ機械などに必要な周方向の変形がより柔軟に設定可能
  • 最適設計を中断した場合でもその時点までの変数・目的関数リストcsvファイルを出力可能

CCNV 5.0 マルチサーバーCAE実行システム

  • 設計部門でのクラウド・HPCサーバーを簡単に利用
  • 各種ジョブスケジューラに対応したGUIから簡単に計算ジョブを実行・制御
  • 【オプション】
    - C3高速ファイル転送
    - ソルバ実行システム:GUIからHPCサーバー上の流体解析・構造解析等のソルバを実行できます。
    - アカウントマネージャ:クライアントのサーバー利用状況のレポート機能です。

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開発元

CRAFT Tech社

開発元のCRAFT Tech社(Combustion Research and Flow Technol-ogy, Inc.)は米国ペンシルベニア州で1994年に設立されました。米国防総省やNASAからの依頼により、流体関連の研究開発を行っており、市販汎用CFDコードが対応できない問題の解析に取り組んでいます。

Pointwise社

Pointwise社は、 F16などで米国のジェット戦闘機開発で有名なGD (General Dynamics)社(現在のロッキード・マーティン社)の研究開発チームが流体解析用のメッシュジェネレータの開発継続をするために1994年に Texas 州Fort Worthに設立した企業で、高精度メッシュ生成技術を20年以上にわたって蓄積しています。

FieldView CFD社

FieldView CFD社は、NewJersey 州に所在する科学技術計算用のソフトウェア開発メーカーです。ボーイング747に搭載されていることで有名なP&W社(プラット&ホイットニー社製)のジェットエンジンなどを開発した総合研究機関UTRC (United Technologies Research Center )と技術契約を行い CFD専用の本格的な工学評価用ポストプロセッサFieldViewを開発し日米欧の市場において、ソフトウェア販売を行っています。

Engys社

Engys社は、オープンソースCFDソフトをCFD設計実務に適用することを目的に、2009年英国にて設立。OpenFOAM®をベースとしたCFDパッケージソフトのHELYX®を開発して、自動車、航空宇宙、発電、石油と天然ガス等の広範囲な産業分野に適用可能な製品と技術サービスを提供しています。

Optimal Solutions Software社

Optimal Solutions Software社は、CFD分野の設計コンサルティングサービスを提供する企業として2001年に米国Idaho州に設立されました。流体分野の豊富な経験をもとに生み出されたSCULPTORは、ユニークなArbitrary Shape Deformation (ASD)テクノロジーによりCFDに適したモーフィングエンジンならびに最適設計システムとして、航空機・自動車産業、モータースポーツや生体工学分野など幅広い分野で適用されています。