開催概要
会 期 | <DAY 1>2010年10月21日(木) 10:00~18:10、懇親会18:10~20:00(受付開始 9:30) <DAY 2>2010年10月22日(金) 9:30~17:20(受付開始 9:00) |
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会 場 | 東京コンファレンスセンター・品川 5F大ホール、4F401・402会議室 |
対 象 | エンドユーザー様 |
参加費 | 無料(但し、事前登録を要します。) |
参加登録申込 | 受付は終了しました。好評のうちに本会は終了いたしました。 |
主 催 | 株式会社ヴァイナス |
ご挨拶
『VINAS Users Conference 2010』開催のご挨拶
大規模CFD/CAE解析と最適設計の更なる効率化
拝啓 時下におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。また平素は弊社のサービスをご利用頂き有難うございます。
本年も航空宇宙、自動車、重工業、各種産業機械、電気電子などの幅広い産業界ならびに学術界の方々の多大なるご協力を頂き、弊社ユーザー会「VINAS Users Conference 2010」を開催させて頂くこととなりました。1996年の創業の年にセミナー形式でスタートいたしましたユーザー会も本年で15回を迎え、これもひとえにお客様からの日頃のご愛顧とご支援の賜物でありここに改めて深く御礼を申し上げます。
本ユーザー会は、各産業分野ならびに学術分野でのCFD/CAEの利用における先駆的な基礎研究や製品開発・設計における業務効率化、最適化などで高い成果を上げられた事例をご発表頂き、ユーザーの皆様による意見交換と情報交換を行う交流の場としてご活用を頂いております。
今回のユーザー会では、環境問題に対応する技術開発、PCクラスター型サーバーやフリーソースコードといったシステム環境の研究・開発への合理的取り込みや、大規模CFDデータの並列可視化、ロケットエンジン開発などで必要とされる複雑な物理現象を対象とした高度なCFD解析、高精度解を導くメッシュ生成技術とそれらの自動化、ターボ機械最適設計や内燃エンジンの噴霧燃焼解析の業務効率化、また最適設計技術として自動車機器等の軽量化・構造最適設計や空力性能向上などに焦点をあて、先駆的な取り組みをされておられる事例を多数ご発表いただきます。
また、今回は軽量化と構造最適化設計で世界的に先行しているドイツBMW社のMr. Matthias MetschkollとMAN Diesel and Turbo社のMr. Peter Bohmによる事例発表と両氏を囲んでのパネルディスカッションを開催いたします。
基調講演として10月21日(DAY 1)では、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所 教授の藤井 孝藏 様より「CFDとHPCの連携による新たなものづくり」と題して、次世代スパコンプロジェクトと「ものづくり」戦略、産業界におけるCFDの10年後に関するご講演を頂きます。
さらに、製品のそれぞれ開発元からは製品開発のロードマップを、弊社からは製品の最新バージョンや最適化システムの事例、軽量化のためのコンサルティングサービスなどをご紹介させていただきます。
ご多忙中かとは存じますが、ぜひともご出席を賜り有意義な情報交換の機会として頂きたく存じます。
敬具
平成22年 9月吉日
株式会社ヴァイナス
代表取締役社長 藤川 泰彦