超大規模・高精度解析/構造最適設計(軽量化と信頼性向上)   多目的最適設計とワークフローマネジメント/高速計算技術とHPCクラウドコンピューティング   ieldView 13 ・Pointwise 17ワークショップ/Pointwise Glyph2 ワークショップ
超大規模・高精度解析 多目的最適設計とワークフローマネジメント FieldView 13 ・Pointwise 17ワークショップ
構造最適設計(軽量化と信頼性向上) 高速計算技術とHPCクラウドコンピューティング Pointwise Glyph2 ワークショップ
DAY2の見どころ
高速計算技術とHPCクラウドコンピューティング プログラム
10:00 – 10:35
計算高速化サービスとクラウドコンピューティング設計支援ツールCCNVの紹介
株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦
 
10:35 – 11:05
並列FEMアプリケーションの超並列マルチコア環境における高速化のポイント
弊社 プロジェクト推進部 高速計算技術Gr. 後藤 和哉
超並列マルチコア環境が最近の計算機アーキテクチャの主流となってきています。本講演では、超並列マルチコア環境の特長と、FEMにもとづく解析コードを並列化する際の一般的な方法を解説し、高速化のポイントを紹介します。

※内製および
オープンソースの
FEMソルバ
11:05 – 11:35
大規模分散メモリ並列版マトリクスソルバSMS-AMG-MPI の京コンピュータおよびFX10版開発への取り組み
弊社 プロジェクト推進部 高速計算技術Gr. 十川 直幸
弊社では、東大情報基盤センター様所有のスパコン(京コンピュータ互換の富士通FX10)を使用し、MPI版Super Matrix Solver の開発に取り組んでおります。本発表では、開発の状況をお伝えするとともに、その過程で得られたFX10のノウハウをご紹介いたします。
11:35 – 12:15
宇宙環境での自由表面流熱流動と数値予測技術
東京大学大学院
工学系研究科 航空宇宙工学専攻 准教授 姫野 武洋 様
地上とは異なる加速度を受ける宇宙輸送機の内部では、液体を望ましい位置に保持し、思い通りに流すことが難しくなります。講演では、様々な重力環境における自由表面流を対象として、その動的挙動を実験と数値解析の両面から詳しく調べる研究を紹介するとともに、高速行列ソルバーの活用事例を述べます。
12:15 – 13:30 昼休憩 および デモ ※5Fホワイエにてショートプレゼンテーションを実施します。
13:30 – 14:05
【協賛社発表】
産業界向け専用FOCUSスパコン利用状況
財団法人計算科学振興財団(FOCUS)
技術支援室 共用専門員 西川 武志 様
平成23年4月から運用を開始した産業界向け専用 FOCUSスパコンの紹介、運用ポリシー、これまでの利用状況、 外部計算資源利用への壁と乗り越え方について実例から報告します。
14:05 – 14:45
オープンソース構造解析ソフトFrontISTR
東京大学大学院
新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 教授 奥田 洋司 様
FrontISTRは、大規模並列有限要素法の基盤技術の上に、充実した非線形構造解析機能を実装したオープンソースソフトウェアです。本ソフトの先進的な特長や並列演算性能、産業応用の現状と課題についてご紹介します。
14:45 – 15:05 コーヒーブレイク および デモ
15:05 – 15:45
SMS-AMG導入によるガラス溶融プロセスシミュレーターの大幅高速化
旭硝子株式会社
技術本部生産技術センター 主席 西川 徹 様
当社で開発された溶融ガラス専用の熱流体解析ソフトの求解部にSMS-AMGを組み込んで、1 time step当たりのエネルギー方程式の収束時間を既存のソルバと比較したところ、200倍以上の高速化を確認しました。
15:45 – 16:20
【協賛社発表】
AWSで実現するスケーラブルな計算環境
アマゾン データ サービス ジャパン株式会社
ソリューションアーキテクト 松尾 康博 様
 
クラウドでのHPC はすでに実用段階に入っています。AWSで実現するHPCのアーキテクチャー、および、NASAを始めとする先進事例をご紹介します。

アイコンの説明と発表時に使用するソフトウェア

※プログラムは都合により変更となる場合がございますので予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

DAY2の見どころ
多目的最適設計とワークフローマネジメント プログラム
9:00 – 9:15
CFD最適設計を高効率化するSCULPTOR V3.2の新機能「OCC」
弊社 技術二部 流体最適設計技術Gr. 菅 貞博
SCULPTORの「OCC(Optimization Control Center)」は、実験計画法、応答曲面法、勾配法の3種類の最適化アルゴリズムを非常にシンプルなGUI操作で実行できる新機能です。本機能のデモンストレーションを中心とした最新情報をご紹介いたします。
9:15 – 9:55
SCULPTORの最新の機能を用いた革新的かつ効率的な形状設計
(原題:“Innovative and efficient shape design using SCULPTOR’s latest new features and capabilities in optimization, morphing, shape matching, Back2CAD.”)
米国Optimal Solutions Software社
最高技術責任者 Dr. Mark D. Landon
強化された最適化機能を中心としたSCULPTORの最新情報と、近年の海外適用事例をご紹介します。また、Phoenix IntegrationのPHX Model CenterとSCULPTORを連携した形状最適化の事例もご紹介します。
9:55 – 10:25
汎用CFDコードとSCULPTORを用いた船型最適化事例のご紹介
ユニバーサル造船株式会社
技術研究所 流体研究室 岡本 直也 様
ユニバーサル造船では省エネ船の開発を進めており、この開発で重要となる馬力を最小化する船型開発を試みております。そこで現在開発している、汎用CFDコードとSCULPTORを用いた船型最適化ツールの事例を紹介致します。
10:25 – 10:30 ブレイク
10:30 – 10:45
PHX ModelCenterによるワークフロー自動化と設計最適化
弊社 技術二部 ミドルウェア技術担当マネージャ 西村 香純
米国Phoenix Integration社開発のPHX ModelCenterはシステムモデルを構築し、解析の統合、ワークフロー自動化、トレードスタディ、設計最適化等を簡単操作で実現できる設計管理システムです。特有のオープン・アーキテクチャにより、複数の計算機、異なるオペレーティング・システム上のアプリケーションを統合したモデルを構築可能です。
10:45 – 11:25
製品ライフサイクルにおけるモデリング作業とシミュレーション解析の統合
(原題:“Integrating Modeling and Simulation Activities across the Product Life-Cycle”)
米国Phoenix Integration社
研究開発部ディレクター Dr. Scott Ragon
製品開発のパフォーマンスを改善するために、ワークフロー自動化と設計最適化環境を統合するツールが利用されています。さらにシステム設計プロセスと密接に連携可能なエンジニアリング解析ツールがあれば、製品のライフサイクルのコストの削減が実現されます。MBSEツールと要求管理ツールを、エンジニアリング解析ツールと統合するPHX ModelCenter®の詳細をご紹介します。
11:25 – 12:40 昼休憩 および デモ ※5Fホワイエにてショートプレゼンテーションを実施します。
12:40 – 12:55
特殊流体現象を解明するCRUNCH CFD V3.0の解析事例
弊社 技術二部長 福地 健
高機能・高精度流体解析ソルバCRUNCH CFD V3.0の主要機能と最新版での新機能を紹介し、ターボ機械や航空宇宙分野などへの適用事例を検証結果を交えてご説明致します。他のCFDソルバでは解析困難な課題への適用例を紹介致します。
12:55 – 13:35
CRUNCH CFDの新機能と最新の大規模高精度CFD応用事例
(原題:“New Developments and Recent Applications of CRUNCH CFD for Large-Scale, High-Fidelity CFD Analyses”)
米国Combustion Research and Flow Technology(CRAFT Tech)社
研究員 Mr. Zisen Liu
CRUNCH CFDの新機能である適合格子、immersed boundary法、フレームレット燃焼モデルと、ロケット分離、大規模燃焼解析、格子トポロジの変化を伴う移動境界問題への応用事例を紹介します。
13:35 – 14:05
打上げ時の有人宇宙船アボートシステムの検討
独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
情報・計算工学(JEDI)センター 主幹開発員 山西 伸宏 様
我が国初の有人宇宙船はロケットの緊急事態に備えて脱出機能を持っています。JAXAではクルーの安全性評価にCRUNCH CFDとCRISP CFDの活用を考えており、本講演では、この初期検討についてご紹介させていただきます。
14:05 – 14:35
CRUNCH CFDによるフラッシング流のCFD計算
一般財団法人電力中央研究所
原子力技術研究所 主任研究員 森田 良 様
発電プラントの水系配管においては、絞り部などで急激な相変化(フラッシング)が生じることがあります。本現象について、CRUNCH CFDコードを用いて現象の再現を試み、実験値との比較による適用性の確認を実施しました。
14:35 – 14:50 コーヒーブレイク および デモ ※5Fホワイエにてショートプレゼンテーションを実施します。
14:50 – 15:05
ターボ機械流体設計システムTURBOdesign Suite 5.2のCFDソルバならびにボリュート設計新機能と今後の展開
弊社 技術二部 ターボ機械設計Gr. 山本 幸広
3次元逆解法による翼設計機能を中心に構成されたターボ機械流体設計統合システムTURBOdesign Suite 5.2において新たに搭載されたボリュート設計モジュールTURBOdesign VoluteならびにCFDソルバTURBOdesign CFDの機能強化など、TURBOdesign最新情報と今後の展開についてご紹介します。
15:05 – 15:45
最適なターボ機械設計を目指すTURBOdesign Suite 5.2の最新機能
(原題:“New features and functionalities in TURBOdesign Suite 5.2 for optimal turbomachinery design”)
英国Advanced Design Technology社
取締役 Prof. Mehrdad Zangeneh
TURBOdesign Suite 5.2の新機能として、今までにない2次元のボリュート流路逆解法設計の手法を用いたTURBOdesign Voluteとターボ機械専用流体ソルバTURBOdesign CFDの機能強化を中心にご紹介いたします。
15:45 – 16:25
逆解法を用いた遠心形インペラ翼最適化設計による性能向上
(原題:“Centrifugal Impeller Blade Optimization for Performance Improvement by Inverse Design Methods. ”)
米国マッケイインターナショナル社
ダイキンマッケイアプライド開発センター 上級開発エンジニア Dr. Guy Phuong
本発表では、Advanced Design Technology社開発の逆解法設計を用いて行った遠心圧縮機のインペラ翼形状の最適化による改善設計事例をご紹介いたします。初期フェーズではインペラ翼形状のみを対象、第二フェーズではインペラとディフューザを対象とした設計を行い、圧縮機の性能向上を図りました。
16:25 – 16:55
TURBOdesign Suiteによるターボファンの開発
ダイキン工業株式会社
環境技術研究所 岩田 透 様
空調機にもよりいっそうの消費電力低減が求められています。その要素であるファンも例外ではありません。本例では室内機に用いるターボファンを3次元逆解法で設計することで、高い効率を発揮する形状を得ることができました。
16:55 – 17:00 ブレイク
17:00 – 17:15
TransMagic 最新バージョンR9の機能紹介
弊社 取締役 マーケティング部長 杉野 徹
TransMagic R9は、CFD/CAEユーザーが製品開発・設計を行う際にボトルネックとなる大規模3次元モデルの不具合修復・データ変換作業を、徹底的に自動化・高速化することが可能です。操作性が更に向上した新GUI、MagicSurfaceによる修復、データ診断ナビゲータなど、ウォータータイトなCFD/CAE用モデルの作成に威力を発揮する機能を紹介します。
17:15 – 17:55
大規模CADデータファイルの変換とデータ検証に威力を発揮するTransMagic
(原題:“Effective Large CAD Data File Translation and Validation”)
米国TransMagic社 CTO Mr. Craig Dennis
TransMagic社は2001年に設立されました。64ビット対応により大規模3D CADデータの変換と可視化を行うTransMagicは、IGESやSTEPにも対応し、高精度ソリッドモデルを生成します。また新機能「MagicCheck」により実部品とCAD形状の比較検証が可能です。変換・リペア・検証のデモもご覧頂きます。
17:55 – 18:10
閉会のご挨拶
株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦

アイコンの説明と発表時に使用するソフトウェア

※プログラムは都合により変更となる場合がございますので予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

フリー体験コーナー&サポートコーナー プログラム
DAY 1
10:30 – 17:00

DAY 2
9:30 – 17:00
サポートコーナーイメージ写真
対象ソフトウェア:
Pointwise、Gridgen、FieldView、ICE Reporter、BladeMaster、TurboReporter、TURBOdesign、CRUNCH CFD、TOSCA、SCULPTOR、TransMagic、OOFELIE Multiphysics, PHX ModelCenter, PHX CenterLink, CCNV
弊社CFD/CAEソフトウェアの最新バージョンを実際に操作しながらご体験いただけます。また、下記体験メニューをご用意致しましたのでお気軽にお越しください。また、弊社技術スタッフが常駐しておりますので、日頃のご利用での疑問などサポートも承ります。
※会場は入退場自由です。

【体験メニュー】
・最新版FieldView13による超高速可視化体験 ・GridgenからPointwiseへの移行体験
・SCULPTORの最適化機能OCCによるパラメトリックスタディの高効率化体験
・TOSCA7.1.1による
  - トポロジ最適化による片持ち梁の設計案導出体験
  - 形状最適化による穴開き円孔の応力低減計算体験
  - ビード最適化による板金部品の剛性向上計算体験
・TransMagicR9による3D-CADデータのリペア&変換体験
・クラウドコンピューティング設計支援ツール CCNV(Cloud Computing NaVigation system)
 操作体験(※FOCUSスパコン利用の規定により、受講資格がございますので予めご了承願います。)